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2014年3月13日 (木)

第38期棋聖戦第6局。井山棋聖が防衛したことについて思うこと。

 第38期棋聖戦第6局。午後7時51分で山下挑戦者が投了し、井山棋聖の防衛が決まった。素晴らしい。

 今局は仕事が早く終り、BSプレミアムで生中継を観ることが出来た。もちろん、スマホでも見れるのだが、プロの解説がなければ、その一手の価値がよく分からないから嬉しいのだ。

 番組当初、今局は大した戦いもなくヨセ勝負になるのではないかと、解説の蘇耀国八段は語っていた。しかし、井山vs山下において激しい戦いがないはずもない。BS中継が始まって間もなく、井山棋聖が捨てたと思っていた、右下の三子を動かした。個人的には、まさかこの石が生還するわけがないと思っていたのに、山下挑戦者のハネダシから様子は一変する。

 えっ!、えっ!、と思いつつ、30目ほどあった白地が、この黒石の生還によって、僅か5~6目に減ってしまう。しかも、山下挑戦者はこの時点で一手60秒の秒読みに入っている。もうかなり差は開いているのに、今回が最終局になってはいけないと思ったのか、なかなか投了しない。勝負手を放ちつつも、井山棋聖にことごとくサバかれてしまう。

 そして、最後の勝負手、右上隅の攻防も井山棋聖は間違えることなく、簡単にサバいてしまい、万事休す。山下挑戦者は投了せざる負えなくなった。少しだけでも囲碁を知っている者にとっては、スリリングで面白い戦いだった。途中、一手違えば、勝敗はどうなっていたか分からない。(その面白さが伝わらないもどかしさもある。)

 なにわともあれ、井山棋聖は6冠を死守した。7冠に辿り着くのには、残りの5冠を全て防衛することは勿論のこと、トーナメント方式で行われる十段戦の予選に勝ち上がらなければいけない。偉業を達成することの偉大さがよく分かる。出来れば、この偉業の道筋と囲碁の面白さを全くの素人にも分かるような形になることが望まれる。

 未だ、コンピュータにも負けないボードゲーム=囲碁。悠久の時代から打ち続けられる囲碁、もっと普及して欲しいと願うばかりだ。

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