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2014年3月 1日 (土)

ウクライナ問題について思うこと。

 ベルリンの壁が崩壊し、ソ連邦も崩壊した20数年前、米ソ冷戦構造は終わりを告げたはずだった。でも、その後の歴史をみると、必ずしもそうなっていない。世界各地で行われている戦争や紛争も裏には米ロの影がチラつく。イスラム諸国の民主化運動も、今なお内戦が続くシリアも、少なからず米ロの影響を受けている。

 そして、今度はウクライナだ。ヤヌコビッチ大統領は追い出され、暫定政権が発足したと思ったら、南部の空港をロシア軍と思われる組織が占拠した。地上部隊も展開しているようだ。アメリカのオバマ大統領はそうした動きに憂慮し、サミットの欠席も辞さない態度を表明した。

 米ロが直接戦うことはないにしても、資金面や武力面においてはバックアップしていることだろう。まさに代理戦争が起ころうとしている。彼らにとってみれば、こうした紛争が起こることは、自国の軍需産業が潤うし、危機感を煽ることによって軍事費増大に繋がるのだ。合法的な人殺しで金を儲ける素晴らしい国々だ。

 それにあやかるかのように日本も武器輸出三原則を見直して、紛争地域にも武器提供を認めるらしい。富国強兵を目指す安倍政権のやりたい放題ではないか。もっとも彼らの富国は万民が豊かになることではなく、一部の金持ちが未来永劫裕福に暮らすためのものであることを忘れてはいけない。

 NHKを始め、電通が牛耳る民放メディアも真っ向から政府批判が出来ないし、何よりトップが接待漬けになっている。私はテレビもないし、こんな連中の報道を簡単に鵜呑みにすることはないけれど、7割もの国民がこういうメディアの情報に疑いを持たないのだから暗澹たる気分になってしまう。

 ウクライナなんて遠い国のことで、対岸の火事としか思っていないのかもしれないけれど、着実にナショナリズムが拡大してきている。日本各地にも火種は相当あるから、不測の事態が起きる前に何とかしないといけない。

 どうしたら、こんな状況を打破できるのかな?今の状況だと、東日本大震災を上回るようなカタストロフィーでも起きないと、温厚な日本人は目が覚めないのか。ますますマイナス志向に拍車がかかるのだった。

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