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2014年4月12日 (土)

【『秋葉原事件』加藤智大の弟、自殺1週間前に語っていた「死ぬ理由に勝る、生きる理由がない」】(週刊現代・J-cast)http://bit.ly/OSA5bMの記事を読んで思うこと

 映画にもなった東野圭吾氏の「手紙」という小説がある兄が強盗殺人犯となってしまった後、弟の苦悩をシリアスに描いているものだ。自分は何も悪くないのに、強盗殺人犯の弟というレッテルがついて回り、挫折に次ぐ挫折を強いられる。涙なくして見ることが出来ない。この記事を読んだ時、この作品が真っ先に思い浮かんだ。

 6年前起こった「秋葉原通り魔殺人事件」の容疑者にも、当然、家族がいて、世間に顔向けできない生活を送っていたんだなぁ,相当辛い6年間だったんだろうと、改めて気付かされた。

 今は毎日のように殺人事件の報道がされていて、特に自分が関わらなければ、人の噂も75日よろしく、忘れてしまう。半年も経てば事件の詳細なんて覚えていないのが普通だ。何年か経って、「裁判で〇〇という判決が出ました」という時に、「そういえば、そんな事件があったなぁ」と思い出すくらいだ。

 だから犯罪者の家族だって、苗字を変えたり、地方に移住してしまえば、他の人が気付くことは少ない。派手な生活をしなければ、関係者以外は誰もその素性を調べないだろう。

 ところが「秋葉原事件」は世間をあれだけ震撼させてしまったのだから、多くの人が忘れることはない。これは推測だけれど、容疑者の弟だって、素性がバレないような工夫はしていたに違いない。しかし、今回、週刊現代が取り上げているように、自社専属の記者でなくても誰かしらが追っかけている。取材過程でバレてもおかしくない。あるいは被害者側の関係者が通報しないとも限らない。それくらい酷く憎い犯罪なのだ。

 小説の中では、犯罪者の弟を雇った社長が、彼の素性を知った時、彼に向って話した言葉がとても重い。「差別はね、当然なんだよ。(中略)-自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる。すべての犯罪者に、そう思い知らせるためにもね。」

 罪を犯すということは被害者だけではなく、加害者の家族も非常に厳しい十字架を背負わせるということだ。こうした悲劇を多くの人が知ることによって、いくらかでも犯罪の抑止力になって欲しいと願うばかりだ。

 悔しかっただろうな。彼のご冥福をお祈りします。また、二度とこのような事件が起きないことを願います。

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