« 「警察 取り調べ可視化3% 法制審部会試が案」(東京新聞)の記事を読んで思うこと | トップページ | 東京新聞までも「防衛装備品」と書くのは少し悲しい。 »

2014年5月 3日 (土)

「報道の自由度ランキング」(国境なき記者団)が59位に落ちたことについて思うこと。

 国境なき記者団が発表していている「報道の自由度ランキング」で日本は昨年より6ランク落ちて、59位となった。どういう基準なのか分からなかったが、「報道の自由に対する侵害について、法的支配やインターネット検閲、ジャーナリストへの暴力などの項目で調査されており、侵害度が大きいほど指数は高くなる。」という注釈を読むと、指数が低い方が自由度が高いということになる。

 私は特に3年前の原発事故以来メディアへの不信感は高い。各省庁、地方自治体に存在する記者クラブが権力の下支えするような構造はハッキリしている。その上、安倍政権になってNHKの経営委員に自分の親派を入れ、彼らの選んだ会長はレイシストまがいの発言や政府の広報機関を示唆するような発言をしている方だ。公共放送でこれなのだ。民放に至っては頻繁に首相と会食などを行い、フジテレビには首相の甥がこの春入社している。これを権力との癒着と言わず何と言おうか?

 世界的には、こういう見方をされているのに、この国では7割近くの人間がNHKを始めとする大手メディアを信頼しているらしい。アベノミクスとやらで、物価が上がり、消費税が上り、所得が上がったのは一握りの大手企業だ。ガソリンスタンドの価格をみるとガッカリするのは自分だけか?

 そしてISD条項などという、企業の論理が国の法律を上回るようなものがあるTPPも推進し、経済成長だ、経済成長だと書きたてる。それが一段落したら、今度は集団的自衛権の憲法解釈変更ときた。首相を始めとする閣僚が勝手に憲法解釈変更なんて出来るなら、憲法なんて必要ないと言っているようなものではないか?丁寧に説明なんて言っていた方を批判しないのか?

 今日の憲法記念日に際し、各メディアは改憲の世論調査をしているが、総じて改憲反対の方が多いようだ。その論評は各社の思惑が繁栄されているから、まともに受け取る訳にはいかない。まさに「そして、メディアは日本を戦争に導いた」(東洋経済社)に書かれているような戦前の日本になりつつあるようで、悲観的にならざるを得ない。

 

« 「警察 取り調べ可視化3% 法制審部会試が案」(東京新聞)の記事を読んで思うこと | トップページ | 東京新聞までも「防衛装備品」と書くのは少し悲しい。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/59575456

この記事へのトラックバック一覧です: 「報道の自由度ランキング」(国境なき記者団)が59位に落ちたことについて思うこと。:

« 「警察 取り調べ可視化3% 法制審部会試が案」(東京新聞)の記事を読んで思うこと | トップページ | 東京新聞までも「防衛装備品」と書くのは少し悲しい。 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ