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2014年6月26日 (木)

【素人目線】第39期碁聖戦挑戦手合第一局をみて思うこと

 今日、七大タイトルの一つである碁聖戦が行われ、129手までで挑戦者河野臨九段が中押し勝ちした。午前中から時折スマホで幽玄の間を覗いていたが、素人目線だと、まるで先週の本因坊戦を見ているようだ。井山六冠が果敢に右辺の黒模様に侵入を試みようとするが、予想通りには行かなかったように思えて仕方ない。

 下辺の白22、黒23でキリチガイから風車のような形になる。個人的には対応がよく分からない、出来れば避けたい形だ。そこからの戦いで、白は左辺で5子が死んでしまった。これで右上隅から右下隅にかけて黒の大きな地がほぼ完成してしまったと素人は思うのだ。

 そこで白はポツンと左辺の星にある黒石を攻めに行ったのだが、黒59のノビを見るとなかなか捉まりそうにない。それが白60の右上隅三々への打ち込みに繋がったのだろうか?それでも黒は手抜きをして上辺に打ち込む。隅は生かしても、上辺から中央にかけて良い形にしようと思ったのか?正直言って、こういう所はプロの解説が無いと全く分からない。ただ、間違っていても素人的に推理するのは面白い。

 私が白ならここは絶対に受けてしまうが、ここも手抜きして右上隅を荒らしに行く。こういう思想が出来ない。ただ、その後の進行をみても、この白がどうやったら生きれるんだとうと思っていた。そして黒83と2の二急所に打たれてしまえば、部分的にこの白一団が死んでいるのは私でも分かる。まだ、打てるところは沢山あるけど、さすがにこの石が取られてしまえば負けだろう。

 ところが白86とキッてきた。まさか攻め合いに持ち込んで逆に右上隅の黒を取ってしまおうというのか?白92のサガリを打った時にその思いは確信したが、素人の私には取れる気がしない。ただ、井山六冠の読みは私とは月とスッポン以上、何か秘策があるのかもしれない。でも黒99と二子を制されれば右上隅の黒生きは確定的だ。

 となれば右辺2線に連なる黒を取りに行く。でも、これも無理なような気がする。私のような素人相手ではないのだ。今、日本の棋士でのレーティングは2位の河野九段なのだ。結局、黒111でこの黒は生きが確定した。後は中央の黒が取れるかどうか?白112はその意図があったのだろうが、如何にせん、手筋が長すぎる。結局それも不発。

 ここで投了なのかと思ったが、井山六冠は諦めない。最後の逆転を狙うには左辺の生きていない黒一団を根こそぎ奪ってしまい碁盤の左半分を白地にしてしまうことまで考えたのか?だが、これも結局は投げ場作りだったようで、黒が右辺と繋がったところで投了となった。

 PCソフトに並べながら感想を書いてきたが、まだ私の技量ではこういう碁の思想は真似できない。やはり頂上決戦の囲碁とは違う。なにせ緩めば負けてしまう世界だ。たとえ打ち過ぎと言われようが目一杯にいかなければ勝てないのかもしれない。それは中韓の棋士を見据えてのことなのだろうか?

 これで井山六冠は本因坊戦第4局、碁聖戦第1局と2連敗。まだ焦ることはないが、傍から見ていると、いかにタイトル保持が大変なのかがよく分かる。次は来週6月30日、7月1日の本因坊戦第5局。毎週のようにタイトル戦なんて堪らないな。果たして、どう立て直してくるか?本当に楽しみだ。

 

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