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2014年6月19日 (木)

【素人目線】第69期本因坊戦第4局を観て思うこと

 第69期本因坊戦第4局は伊田挑戦者が井山本因坊を中押し勝ちで下してカド番をシノいだ。今現在も局後検討が行われているが、観る方としては7番勝負を4局で終わってしまうのはもったいない気がするし、何より、ここまでの3局は伊田八段の良さが分からなかったので、次局に繋がったことは嬉しい。

 1日目は右上隅から右下隅、下辺にかけてを黒が、反対に左下隅から左上隅、上辺にかけてを白が打つという模様対模様の展開だ。ただポツと左下隅に白石が一個置かれているだけで、それも完全に取られている。素人的には、こうした模様が張られてしまうと、どこから入って良いかどうか悩むからだ。どういう風にこの模様に入っていくのか?そこが見所だった。

 右下隅に素人が思うと無謀な感じがする所を打っていって、右上隅のコウ争いに白が勝って、次に右下隅で白が動き出したところで封じ手となった。果たして、この白が生きるのか?これで黒の模様を崩せるのか?

 今日の昼間は仕事の合間をみて幽玄の間を覗いていたが、白が1眼確保したとはいえ、どうやって生きるのか訳が分からない。手の進行も遅くBSでの中継・解説が始まる午後4時になってもまだ80手まで行っていない。この白が生きれば白の勝ち、死んでしまったら黒の勝ちということが素人的にも分かる。

 私のような素人が、こういうタイトル戦を観るのは単に勝敗の行方を追うだけではない。プロの解説で、この手にどういう狙いがあるのか?あるいは意味があるのかを知るためだ。プロの碁を真似することなんて到底できる訳がないが、その考え方を知ることによって、少しでも上達したいと思うからだ。

 今回、BSの解説は羽根九段だった。氏の解説は非常に分かりやすい。何故、対局者はここに打ったのか?その心理状況等々を淡々と説明してくれる。個人的にはどうしても生きるとは思えない白の大石が、ひょっとしたら生きるのかもしれない。でも、なかなか手が進まない。中継が始まって54分経って、ようやく伊田八段が打った。勝負所なのは間違いない。

 羽根九段の解説だと、白の生き筋があるようだ。様々な参考図が示される。おお、これは井山本因坊の防衛成功なのか?ところが部分的には同じだが手の付け方が違う。これで大丈夫なのだろうか?数々の修羅場を乗り越えた井山本因坊は読み切っていたのではないのか?

 秒読みに入っても、まず間違えないと言われる井山本因坊だが、さすがに辛い展開のように思えてきた。単独でこの大石が生きそうにないから、この大石(約25子)を捨てて地合いで勝負するのか?あるいは下辺や中央の黒を取りに行って大石を生かしてしまうのか?

 この辺りではBSの中継は終わりニコニコ動画でハラハラしながら観ていた。それでも伊田八段はまだ1時間程度時間を残していたためか冷静だった。ことごとく井山本因坊の意図を潰していく。結局、下辺も中央も取ることが出来ないと判断した本因坊が投了することになった。6時からの1時間は本当に目の離せない展開だったし手に汗握った。

 今回の本因坊戦は、両対局者とも安易に妥協して地合いで勝負するような手は打たず、殺るか殺られるかの死闘ばかりのようにみえる。これは中韓の棋士を意識しているのか?観ている方としてはとても面白い。第5局も楽しみにしている。

 

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