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2014年6月

2014年6月29日 (日)

「改正生活保護法7月1日施行 自立促し受給者削減」(東京新聞:http://bit.ly/1mJrtCp)の記事を読んで思うこと

 国が”強気を助け、弱きを挫く」をやるようでは、もう終わりだな。安倍政権がアベノミクスなどと称してやってきたことをみてみろ、金融緩和による円安誘導で輸出企業が大儲け、しかも法人税率まで下げようとしている。国家公務員の給与は元に戻し、まだデフレが止まっていないにもかかわらず、消費増税を平気で行い、ホワイトカラーエグゼンプションで残業代を無くし尚且つ、さらに競争を激化するTPPなるものを締結しようとしている。

 どうみたって、強い者に味方し、弱者は切り捨てるということをやろうとしているに他ならない。そして、その象徴とも言えるのが生活保護の切り捨てだ。確かに不正受給は悪いが、それは全体の何パーセントなのか?しかも、扶養義務のある親族にもその理由を求めるだと?

 もう狂っているとしか言いようがない。ほとんどの家計は自分達が生活するだけで精一杯で、親族まで面倒をみる余裕なんてないだろう。そもそもバブル崩壊後、新自由主義が跋扈し、デフレを加速させてきたことで、国民の所得は下がり続けてしまったことが問題ではないか?

 税金で喰っている連中にはそういうことに実感がないのか?生活保護=悪のような図式を作ってはいけないんだ。ただでさえ、セーフティネットが乏しいのに、生活保護まで制限したら、大変なことになる。そして、この狡猾な連中は法人税率は下げる代わりに、赤字、中小企業に対しても税を課す、外形標準課税なるものまで画策している。その上、今まで戦争はしない国だったのに、憲法を会見することなく、自分達で勝手に戦争をする国に替えてしまう。書いてくるうちに暗澹たる気分に陥る。それでもこの政権に対する支持率が低いメディアでさえ未だ40%以上もあるというのが、私の心に追い打ちをかける。

 今日、新宿南口で「集団的自衛権容認反対」を叫んだ人が自殺を図った。憤りは分かるが、この手の手法は良くない。下手をすれば自爆テロに繋がる。政府広報と化している読売や産経が、「一歩間違えれば自爆テロ?」みたいに喧伝すれば、集団的自衛権等に関心のない人にとってはマイナスの効果になりかねないからだ。

 話はだいぶズレてしまったが、政府が弱者を救済できないようなら、もう政府と語るな!米国や大企業の手先と言え!何がグローバルだ。こんな悪行ばかり続けていれば、きっと天罰が下るだろう?ただ私のように田舎住みの貧乏で力のない庶民はSNSでこの政府の悪行を地道に広めていくしかない。臥薪嘗胆だよ。

2014年6月27日 (金)

【素人目戦】第一回会津中央病院杯の決勝を観て思うこと。藤沢里菜二段おめでとう。

 今年から新たに始まった囲碁女流棋戦・会津中央病院杯の決勝が、国内女流棋戦では初めて昨日、今日の2日制で行われた。幸いなことに今日は日本棋院幽玄の間で無料会員にも開放してくれたので、先番・藤沢里菜二段と奥田あや三段との対局を棋譜だけだが観ることが出来た。

 素人的には 白は右上隅、左上隅、左下隅で実利を稼いでいたから、右辺での大きな黒模様を白がどう荒らしていくのかが勝敗のポイントのように思っていた。一番の勝負所は、白が右下隅に仕掛けてきた時か?長考の後、次に放った一手で隅を守ったかのように思えたけど、それは素人の浅はかさ。ここがダメなら、白は他で勝負とばかりに次々と黒の薄みを突いてくるようにみえる。

 しかし、本選はこの右下隅の攻防だったのか、いつの間にか攻め合いの様相になっているし、逆に白の中央一団は分断されるんじゃないか?なんて思えたり、アレアレ、実は真ん中の黒一団も完全に生きてないじゃないか。おそらくこの辺りで両者持ち時間を使い果たし秒読みに入っていたと思われる。

 白は左辺に入った石は繋げたものの、右下隅での攻防には勝てず、尚且つ、真ん中の黒一団にも生きられてしまった。この段階では素人が目算しても黒の方が良い感じだ。大ヨセに入るものの、プロの碁ではなかなか詰まる差ではない。それどころか、左辺や上辺で黒がだいぶ得したように感じられた。偶然、その勘は当たり、白の投了となった。なかなか見ごたえのある勝負だった。

 藤沢二段と言えば、祖父は故藤沢秀行名誉棋聖、父は藤沢一就八段という家系であり、僅か11歳でプロ棋士となった天才だ。でも、本当に力をつけてきたのは、昨年ナショナルチーム入りしてから、定期的にトッププロとネット対局を重ねてきたことが大きいのかもしれない。まだ15歳、これからどれくらい伸びていくか非常に楽しみな逸材である。是非とも、世界戦で活躍できるようになってもらいたい。あめでとう!

2014年6月26日 (木)

【素人目線】第39期碁聖戦挑戦手合第一局をみて思うこと

 今日、七大タイトルの一つである碁聖戦が行われ、129手までで挑戦者河野臨九段が中押し勝ちした。午前中から時折スマホで幽玄の間を覗いていたが、素人目線だと、まるで先週の本因坊戦を見ているようだ。井山六冠が果敢に右辺の黒模様に侵入を試みようとするが、予想通りには行かなかったように思えて仕方ない。

 下辺の白22、黒23でキリチガイから風車のような形になる。個人的には対応がよく分からない、出来れば避けたい形だ。そこからの戦いで、白は左辺で5子が死んでしまった。これで右上隅から右下隅にかけて黒の大きな地がほぼ完成してしまったと素人は思うのだ。

 そこで白はポツンと左辺の星にある黒石を攻めに行ったのだが、黒59のノビを見るとなかなか捉まりそうにない。それが白60の右上隅三々への打ち込みに繋がったのだろうか?それでも黒は手抜きをして上辺に打ち込む。隅は生かしても、上辺から中央にかけて良い形にしようと思ったのか?正直言って、こういう所はプロの解説が無いと全く分からない。ただ、間違っていても素人的に推理するのは面白い。

 私が白ならここは絶対に受けてしまうが、ここも手抜きして右上隅を荒らしに行く。こういう思想が出来ない。ただ、その後の進行をみても、この白がどうやったら生きれるんだとうと思っていた。そして黒83と2の二急所に打たれてしまえば、部分的にこの白一団が死んでいるのは私でも分かる。まだ、打てるところは沢山あるけど、さすがにこの石が取られてしまえば負けだろう。

 ところが白86とキッてきた。まさか攻め合いに持ち込んで逆に右上隅の黒を取ってしまおうというのか?白92のサガリを打った時にその思いは確信したが、素人の私には取れる気がしない。ただ、井山六冠の読みは私とは月とスッポン以上、何か秘策があるのかもしれない。でも黒99と二子を制されれば右上隅の黒生きは確定的だ。

 となれば右辺2線に連なる黒を取りに行く。でも、これも無理なような気がする。私のような素人相手ではないのだ。今、日本の棋士でのレーティングは2位の河野九段なのだ。結局、黒111でこの黒は生きが確定した。後は中央の黒が取れるかどうか?白112はその意図があったのだろうが、如何にせん、手筋が長すぎる。結局それも不発。

 ここで投了なのかと思ったが、井山六冠は諦めない。最後の逆転を狙うには左辺の生きていない黒一団を根こそぎ奪ってしまい碁盤の左半分を白地にしてしまうことまで考えたのか?だが、これも結局は投げ場作りだったようで、黒が右辺と繋がったところで投了となった。

 PCソフトに並べながら感想を書いてきたが、まだ私の技量ではこういう碁の思想は真似できない。やはり頂上決戦の囲碁とは違う。なにせ緩めば負けてしまう世界だ。たとえ打ち過ぎと言われようが目一杯にいかなければ勝てないのかもしれない。それは中韓の棋士を見据えてのことなのだろうか?

 これで井山六冠は本因坊戦第4局、碁聖戦第1局と2連敗。まだ焦ることはないが、傍から見ていると、いかにタイトル保持が大変なのかがよく分かる。次は来週6月30日、7月1日の本因坊戦第5局。毎週のようにタイトル戦なんて堪らないな。果たして、どう立て直してくるか?本当に楽しみだ。

 

2014年6月25日 (水)

ブラジルW杯、日本に奇跡は起こらなかった。

 昨夜の願いもむなしく、日本に奇跡は起こらず、代りにギリシャがコートジボアールを破って、1敗1分けという日本と同じ立場から奇跡的な決勝トーナメント進出を果たした。朝、後半25分ぐらいからラジオ実況を聴いただけで、今の時間までダイジェストすら見てない。さすがにフルボッコされている姿は見たくないからだ。

 私は〇〇が戦犯だとか、監督の戦術が間違っていたとか、そういう批判はしたくない。選手達は今持てる力を発揮したのだ。昨夜、危惧したように堅守速攻戦法でこられたら、こういう結果も仕方ない。今日の試合は仮に1-0で負けたって、5-0で負けたって同じなのだ。

 メディアは結果をみていろいろなことを言う。でも決定力不足なんていう言葉はJリーグ発足当初から言われていたことだし、雰囲気を変えるスーパースターなんて、仮にいても控えに置けるようなチーム力ではないはずだ。日本の場合、フィジカル面では欧州や南米チームには劣るのはやむを得ない事情であり、それをカバーするのがスピードとスタミナだった。アジアレベルでは相手が堅守速攻戦法をとってきても、こじ開けることは出来た。

 しかし、欧州、南米、アフリカのチームにそれをやられたら、まだ勝てる力はないと言うことなのかもしれない。それが証拠にFIFAランキングなんて当てにならないと思っていたが、今回のC組ではその通りの結果になった。コロンビアを除いて、コートジボアールとギリシャには勝てるようなことをメディアは喧伝していたけれど、終わってみれば、世間の関心を集めるための算段だったと言われても仕方ない。

 私自身反省しなければいけないと思っていることだが、もし、日本がW杯でベスト8以上、いや優勝を目指すと言うなら、やはり、世界的な選手を生み出すためのJリーグを充実させていかなければならないのではないか?代表チームだけに注目しているだけでは、駄目だと思うのだ。一朝一夕にスーパースターなんて生まれない。その土壌がJリーグにある。

 そもそも今現在、Jリーグで首位のチームを知っている人がどれだけいる?今年、J3が出来たことを知っている人がどれだけいる?NHKは結果や簡単なダイジェストぐらいは放送しているが、他の民放各社は放送している?別にJリーグ中継をしろと言っている訳じゃない、せめて、人々の関心を得るように、toto絡みでもいいから順位ぐらい放送すべきだ。

 事前期待が高かっただけに、ショックを受けている人達も多いだろう。でも今回の結果は、まだ日本には真にサッカー文化が根付いていないということを気づかせてくれたのかもしれない。この際だから、一旦、白紙の状態からやり直した方が良い。個人的には、”監督名+ジャパン”という言い方から改めないといけないのではないかと思っている。ただ実力よりも金儲けが主体になっているようでは、私の生きているうちにW杯ベスト4以上なんて、やはり夢のまた夢か。選手の皆さん、お疲れ様でした。胸を張って帰ってきて下さい。

2014年6月24日 (火)

日本時間の明朝、奇跡が起こることを望む。

 ブラジルW杯、日本は1敗1分けで日本時間の明朝予選リーグ最終戦のコロンビア戦を迎える。起きているが仕事の都合上観ることは出来ない。そもそも格上のコロンビアに勝ったとしても、ギリシャがコートジボアールに僅差で勝たないと、決勝トーナメント進出は出来ない。自力突破は無理なのだ。そこが一番辛い。

 メディアは盛んに日本の持ち味が出ていないと言うけれど、ブラジルの気候では日本の持ち味とも言える豊富な運動量が出せていないような気がする。まして、ギリシャのように一人少なくなっても守りに徹せられれば、相手の方が平均身長が高く空中戦は厳しいから、なかなか得点できなかったのだろう。昨日のイラン戦でみせたアルゼンチン・メッシのようなスーパーゴールなんてそうできるものではない。

 明日の試合、コロンビアは既に決勝トーナメント進出を決めているから、メンバーを落としてくるかもしれない。仮にメンバーを落としたところで強いことは間違いない。負けたっていいのだし、1位通過を狙うとしても勝つ必要はなく引き分けで良いのだから、守りに守ってカウンターという戦法を取ってくるかもしれない。そうなると厳しい。

 もちろん勝負事だから何が起こるのかは分からない。盆と正月が一緒に来るような奇跡が起こらないとも限らない。不思議なもので、2006年ドイツ大会は前評判が良かったものの勝ち上がれなかった。それに対して、前回2010年南アフリカ大会は直前まで「監督変えろ!!」コールが沸き起こるくらい絶望的な状況で望んだのにもかかわらず、ベスト8目前まで行けた。まるで神の采配なのかとも思えるくらいだ。

 勝っても負けても選手達には悔いの無い試合をしてもらいたい。奇跡が起こることを望む。

 

2014年6月23日 (月)

都議会のヤジも酷いが、石原大臣や麻生大臣の発言の方がもっと酷いと思う。

 都議会での塩村議員に対して、セクハラともとれるヤジを飛ばした議員がようやく名乗り出た。当初からS議員と噂されていた鈴木議員だった。しかし、彼は「結婚しないのか?」と言ったことは認めたが「産めないのか?」とは言ってないようだ。まだ、いるのだ。そして、このヤジに笑った議員も同罪ということは明らかだ。

 議員の出処進退はご自分が決めることだけれど今度は選挙民の資質が問われることになる。本人がいくら中傷する意図はないといっても、それを信じるかどうかは選挙民が決めることだ。議員というのはその地域の代表なのだから、この議員を容認することは選挙民が容認するということに他ならない。無論、棄権した人も同様だ。

 今までシラを切っていた議員が一転告白したのは、自民党石破幹事長が謝罪すべきと語ったからか?あるいは、世界の主要メディアが伝えたからか?どうかは分からない。いずれにせよ、この告白によって、石原大臣の「金目」発言も、麻生大臣の集団的自衛権といじめを絡めた理解しがたい発言もトーンダウンしてしまったことは否めない。

 都議会のヤジも酷いけれど、石原大臣の「金目でしょ」発言の方がはるかに酷い。それに対し、不信任案を否決した自公の議員も同罪だ。この発言を認めたことになるのだから。美味しんぼの作者を批判しておいて、この発言は「庶民なんて、金でどうにでもなる」と語っているに等しい。少なくとも自分にはそう感じる。だったら、お前がそこに住んでみろ。いや、家の横に原子炉を置けよ。なんて卑劣なことを浴びせたくなる。今日、福島に行って謝罪しているようだが、首長ではなく県民にちゃんと謝罪したのか?

 そして、失言名人の麻生大臣。集団的自衛権容認について、「いじめ問題」と絡めた。全部聞いたわけではないから差し引いてみるが、いくらなんでもこの2つを同一視するのはおかしい?まあ、この方は講演を頼まれるとリップサービスがしたくなるのだろう。まして、自分が持ち上げられている場での発言だから、お調子者になってしまうのかもしれない。いくら失言を批判されても懲りないのはそのせいだ。まして、今は大手メディアは安倍首相の接待攻勢によって骨抜きにされていることを熟知しているから、もう言いたい放題になっているのだろう。

 それでも悲しいかな、まだ安倍内閣の支持率が50%程度ある。もちろん、こんな世論調査(≒世論操作)は話半分でしか受け入れないが、それにしても高すぎる。そんなにアベノミクスの恩恵を受けている人がいるのか?そんなに戦争をしたいのか?自分達さえ良ければそれで良いのか?そう考えると、失望感が強い。

 驕れる平家も久しからず。今はメディアが味方だから無理かもしれないけれど、経済政策や戦争容認で庶民を苦しめようとしているのは明らかだ。将来、この政権の愚行を叩きのめす機会が来ることを望みたい。

2014年6月22日 (日)

争う意味が分からない。野球vsサッカー、囲碁vs将棋

 暇な時、2ちゃんねるを覗いていると、しばしば見るのが、野球ファンとサッカーファン対立、囲碁ファンと将棋ファンとの対立だ。前者はフィールとスポーツということでは同じだが、ゲーム性自体は全く違う。後者はボードゲームということでは同じだが、これもゲーム性としては全く違う。それなのに、ここに書き込んでいる方々は、相手方を罵倒して、自分達の優位性を競っているような気がする。

 そもそもどちらも長所・短所がある訳で、比べるとすれば、プレー人口やファンの数である。だけど、それで勝った負けたをやっていて意味があるのか?私には空しく思える。特に酷いのは、囲碁ファンと将棋ファンの争い。こちらは民族差別の様相を呈している。特に日本人囲碁棋士が中韓棋士に惨敗していることを背景にした誹謗中傷が残念でならない。

 確かに囲碁は中国から入ってきたと言われているけれど、少なくとも江戸時代から昭和時代にかけては、中韓の棋士を寄せつけなかった。日本の棋士が指導に行っていたくらいなのだ。それに中韓で強い人は日本にきてプロになっている。しかし、中韓がまるで徳川家のように国を挙げて囲碁を奨励したものだから、どんどん強くなっていったのだ。

 もっとも相手を罵倒することでストレス発散の為に書いているのなら仕方ない。個人的には相手の良いところは見倣い、悪いところはなくしていこうという思想だ。私は野球もサッカーも両方好きだし、囲碁は自分でも打つから大好きだが、将棋だって、タイトル戦等があれば観る。どちらかに決めなければいけないというものでもないだろう?不毛な争いのように思えて仕方ない。

 

2014年6月20日 (金)

「米、イラクに軍事顧問団 政府軍に助言 最大300人派遣へ」(東京新聞:http://bit.ly/1plyatc)の記事を読んで思うこと

 イラク情勢はニュースを見る限り泥沼だ。シリアの内戦に引き続き、こちらも内戦の気配を見せてきた。なんでもスンニ派の過激武装組織ISIS(イラク・シリア・イスラム国)が北部の都市まで掌握してしまったらしい。現イラク政権では抑えられないと判断したのか、アメリカがまた介入するようだ。ただ、この記事によると間接的にやろうとしているようだが、空爆なんてことが始まれば、また罪のない人間が死んでいく。

 分からないのは、ISISの活動資金て誰がどうやって捻出しているのか?自分達で何か金儲けしているのか?あるいは、スポンサーがいるのか?それに、この組織は残虐非道な行為を行っているようだ。気の弱い自分では、その映像を見る勇気さえない。

 アメリカがサダム・フセインを排除して自分達の都合の良い国にしてしまおうとした感があるイラク戦争だが、かつてのベトナム戦争のごとく泥沼の様相を呈して結局、撤退することになった。その後はまるで漫画「北斗の拳」のような「強い者が正義」という世界になってしまった。アメリカの責任は重い。

 喜ぶのは武器商人たちだ。こういう紛争が起これば起こるほど儲かる。空爆だって、おそらく巡航ミサイルを使う。1発当たり1億ぐらいか。こんな美味しい商売はない。安倍政権が武器輸出したくなるのも無理もない。経済成長して大企業を儲けさせ、ひいては投資家を儲けさせるためには人殺しにも加担しようということだ。

 それだけでは、アメリカから文句がくるからか?集団的自衛権を閣議で容認してしまおうとしている。限定的なんて言っているが誰が限定的って決めるのか?そんなのは最初だけで、いったん決まったら無限に拡大解釈されていくのは目に見えている。結局、こうした紛争に日本人の命も捧げようということなのだろう。美しい国が聞いて呆れる。

 人類って、本当に愚かだ。過去、何千年も人殺しを繰り返しているではないか。それでも止めようとしない。これは人間の欲望がそうさせるのか?書いていて、空しくなってきた。とにかく、出来る限り人の血が流れないことを祈ろう。

 

2014年6月19日 (木)

【素人目線】第69期本因坊戦第4局を観て思うこと

 第69期本因坊戦第4局は伊田挑戦者が井山本因坊を中押し勝ちで下してカド番をシノいだ。今現在も局後検討が行われているが、観る方としては7番勝負を4局で終わってしまうのはもったいない気がするし、何より、ここまでの3局は伊田八段の良さが分からなかったので、次局に繋がったことは嬉しい。

 1日目は右上隅から右下隅、下辺にかけてを黒が、反対に左下隅から左上隅、上辺にかけてを白が打つという模様対模様の展開だ。ただポツと左下隅に白石が一個置かれているだけで、それも完全に取られている。素人的には、こうした模様が張られてしまうと、どこから入って良いかどうか悩むからだ。どういう風にこの模様に入っていくのか?そこが見所だった。

 右下隅に素人が思うと無謀な感じがする所を打っていって、右上隅のコウ争いに白が勝って、次に右下隅で白が動き出したところで封じ手となった。果たして、この白が生きるのか?これで黒の模様を崩せるのか?

 今日の昼間は仕事の合間をみて幽玄の間を覗いていたが、白が1眼確保したとはいえ、どうやって生きるのか訳が分からない。手の進行も遅くBSでの中継・解説が始まる午後4時になってもまだ80手まで行っていない。この白が生きれば白の勝ち、死んでしまったら黒の勝ちということが素人的にも分かる。

 私のような素人が、こういうタイトル戦を観るのは単に勝敗の行方を追うだけではない。プロの解説で、この手にどういう狙いがあるのか?あるいは意味があるのかを知るためだ。プロの碁を真似することなんて到底できる訳がないが、その考え方を知ることによって、少しでも上達したいと思うからだ。

 今回、BSの解説は羽根九段だった。氏の解説は非常に分かりやすい。何故、対局者はここに打ったのか?その心理状況等々を淡々と説明してくれる。個人的にはどうしても生きるとは思えない白の大石が、ひょっとしたら生きるのかもしれない。でも、なかなか手が進まない。中継が始まって54分経って、ようやく伊田八段が打った。勝負所なのは間違いない。

 羽根九段の解説だと、白の生き筋があるようだ。様々な参考図が示される。おお、これは井山本因坊の防衛成功なのか?ところが部分的には同じだが手の付け方が違う。これで大丈夫なのだろうか?数々の修羅場を乗り越えた井山本因坊は読み切っていたのではないのか?

 秒読みに入っても、まず間違えないと言われる井山本因坊だが、さすがに辛い展開のように思えてきた。単独でこの大石が生きそうにないから、この大石(約25子)を捨てて地合いで勝負するのか?あるいは下辺や中央の黒を取りに行って大石を生かしてしまうのか?

 この辺りではBSの中継は終わりニコニコ動画でハラハラしながら観ていた。それでも伊田八段はまだ1時間程度時間を残していたためか冷静だった。ことごとく井山本因坊の意図を潰していく。結局、下辺も中央も取ることが出来ないと判断した本因坊が投了することになった。6時からの1時間は本当に目の離せない展開だったし手に汗握った。

 今回の本因坊戦は、両対局者とも安易に妥協して地合いで勝負するような手は打たず、殺るか殺られるかの死闘ばかりのようにみえる。これは中韓の棋士を意識しているのか?観ている方としてはとても面白い。第5局も楽しみにしている。

 

2014年6月18日 (水)

この国の成長戦略とやらは、まるで人でなしだ。

 安倍政権が悪魔(個人的にそう思うだけ)の竹中パソナ会長兼慶大教授主体となって、打ち出そうとする経済成長戦略、「骨太の方針」?まあ、漏れ伝えられるところではもう人でなしとしか言いようがない。恐れ入りました。

 間違っていたらそれはメディアの伝え方が悪いだけだが、うすら覚えだが「原発輸出」「武器輸出」「カジノ解禁」までは聞いた。さすが日本の国柄を全て取っ払って、自分達の都合の良い社会にしようとする連中が考えることだ。小心な自分には思いつかない。それを何ら批判することもなく伝えるメディアもそら恐ろしい。

 福島原発事故がまるで収束せず、地下水対策の切り札と語った凍土癖も上手くいっていないのに、安全性はともかく核廃棄物の処理すら確立していないのに、平気で他国に原発を売り込む神経には容認できない。

 また「武器」を「防衛装備品」などと言い換えて、人殺しのための道具を平気で売るような神経も理解できない死、「カジノ」などという、いわゆる「博打」で経済成長しようとするなんて、もはや任侠映画の世界ではないか?少なくとも、この3つの政策で利益を得たって、他人を蹴落として自分だけは裕福に生きていこうという思想に思えてならない。

 今朝の文化放送「おはよう寺ちゃん」の中で経済評論家の三橋氏も語っていたが、安倍政権はとにかく株価上昇だけにしか頭にないことが頷ける。相変わらず新自由主義者が唱えるトリクルダウンを信望して喧伝し、とにかく勝ち組だけが有利になる仕組みを作るのに躍起だ。しかも、大手メディアを信仰するする人が多いこの国では、安倍首相が大手メディアの偉いサンとたび重ねて飯やゴルフなどで懇意にしていることさえ知らず、支持率が高いからやりたい放題だ。

 W杯の初戦で日本は敗れたが、観戦したサポーターが敗戦後もスタジアムの清掃活動をしたことが世界中で称賛されている。そういう素晴らしい国柄を持った国民が、この政権のやろうとしている愚行を容認して良いのか?もし容認するなら、その時は私も腹を括るから、もうこの国は落ちるところまで落ちてしまえ。あの終戦直後、焼け野原になった世界にもう一度落ちろ。そう妄想せざる負えない。

2014年6月17日 (火)

【妄想】ひょっとすると、今は第三次世界大戦真っ只中なのかもしれない。

 あと100年ぐらい経って今を振り返った時、歴史の教科書には「2014年は第三次世界大戦に入った時代」なんて書かれているかもしれない。イスラエル周辺の緊張感は解けないし、ウクライナは完全に内戦状態に入ってしまったし、シリアはもう内戦が泥沼化、アフガニスタンも米軍撤退後、またぞろタリバンが復活してきた。エジプトはクーデターで民主的に選ばれた大統領が排除され軍政が敷かれてしまった。そして、今度はイラクがイスラム源主義の連中によって、内戦の危機に陥りつつある。

 アラブの春などと言い、中東諸国に民主化の波が押し寄せたかと思ったら、あちこちで戦闘行為が起こっている。第二次世界大戦でヨーロッパ諸国が戦火にまみれたように、もはや中東諸国では似たような感じになっていないだろうか?全面戦争には至っていないが、裏では大国が武器を売ったり、様々な情報戦を繰り広げているだろう。こう妄想すると、これまでとは違った概念で第三次世界大戦になっているのではないか?

 こういう紛争が起こって喜ぶのは武器商人たちだ。人殺しをするのに必要なのだから当たり前だ。何の罪のない人が命を失って儲ける連中は許せないが、自分達さえ良ければそれでいいという思想の下には、真っ向から批判する人は少ないし、選挙民も対岸の火事とばかり関心が薄い。集団的自衛権が閣議決定で容認されれば、アメリカを助けるために、自衛隊の諸君もこうした紛争地帯に送られてしまう。

 「限定的に…」なんて煙幕を張っているが、戦況が悪化すれば、段々拡大していくのは明らかだ。個人的には「徴兵制度」復活なんてことにはならないと考えているが、今の労働法制で企業を超優遇した結果、疲弊する若者が増えて、自衛隊(≒国防軍)に入隊せざる負えなくなるか、あるいは福島第一原発で廃炉作業に就くなんてことになりかねない。妄想している自分がおかしいのだろうが、今の若者たちはこうしたことへの危惧が無いのだろうか?

 話がズレてしまったが、どこの国も帝国主義的思想になっているような気がする。形は違うが、大きな流れとしては着実に世界的な覇権争いが起こっているとしか言いようがない。何度も同じ過ちを繰り返す人間なんて一度滅びてしまった方が良いのかもしれないという妄想が浮んできてしまう。いつになったら「他人(ひと)の身になる」ことが出来るようになるのか?世界中を一旦、リセットしないと駄目なのかもしれない。

2014年6月16日 (月)

許せない!石原環境相の発言!!

 ”驕れる平家も久しからず”。【中間貯蔵施設「最後は金目」地元交渉めぐり石原環境相】(東京新聞:http://bit.ly/1nfrVG3)何が「最後は金目でしょ?」だ。こんなに非難住民を馬鹿にした話があるか?震災後、「死の町」と発言して更迭された経産相より酷い発言ではないか?本人がいくら釈明しようと「金目」という言葉を使った段階で駄目だ。この男の頭にあるのは「金さえ出せば良いんでしょう?」という上から目線で見下している。さすが石原慎太郎の血筋を引くだけのことはある(笑)。

 この発言に対し避難を余儀なくされている住民の方々は怒らないの?大手メディアは徹底的にこの大臣を叩かないのか?もっとも集団的自衛権閣議決定のニュースをはぐらかすためにわざと言ったのかもしれない。もし、メディアがこの問題を大きく取り扱えば、集団的自衛権の話題なんて飛んでしまうからね。息のかかったメディアの世論調査でも賛成が過半数を超えない集団的自衛権容認問題を通そうと一人ぐらい生け贄にしたって構わないのかもしれない。どうせ国会の会期が終り、秋には内閣改造で石原大臣もお払い箱なのだろう。もうこの政府に関しては懐疑心しかないから、際限なく悪い想像しか湧かない。

 そもそも安倍政権なんて嘘ばかりついているのに、大手メディアのトップを飯やゴルフで釣っているから批判的な論調にならない。そこへもってきて、やれ東京五輪開催、冬季五輪、W杯だのとナショナリズムを煽るような行事が立て続けにあるから、勝ち組が未来永劫優遇されるような政策を次々と打ち出しているにもかかわらず安倍政権の批判は薄らいでしまう。

 もう大手メディアは信用できない。少なくとも野党が共闘して、石原環境相を辞任に追い込め。それが出来ないなら、もう野党なんて何ら存在感はない。単に国会で法案反対に起立するだけの要員だ。こんな人を当選させている選挙民は恥ずかしくないのか?ああ、書いていて本当に腹が立つ(怒)。

2014年6月15日 (日)

W杯初戦で日本代表が負けても渋谷で騒ぐ若者達をみて思うこと。

 ブラジルW杯、日本対コートジボアール戦は仕事のため生で観ることは出来なかった。前半だけラジオで聞いていたが、先制しても有利に進めているような雰囲気が伝わってこなかった。そして、11時半ごろツイッターを覗いたら逆転されていた。そのまま試合終了。あとで解説等をみると、守備でスタミナが消耗されてしまったようだ。

 昨年のコンフェデレーション杯で惨敗に終わった時、選手達は”個の力をレベルアップしないといけない”と語っていたが、技術的にも体力的にも精神的にも、自分達の思い描くようにはいかなかったのだろう。残念だ。これで予選リーグ突破は極めて厳しい状況になったが、勝負事だから何が起こるか分からない。諦めた時点でお終いだ。奇跡を願おう。

 それにしても、おそらく多くの日本人が悲嘆にくれている中、また渋谷のスクランブル交差点では1時間半ぐらいお祭り騒ぎが起こったという。勝っていたなら騒ぎたい気持ちが分からないでもないが、逆転負けを喫したのに彼らは何故騒ぐ気分になれるのだろう?映像を見ると、みんな楽しそうにハイタッチなんてしている。昨日スペインがオランダに負けたが、まるでお通夜のようだったではないか?このスクランブル交差点の映像は個人的にはもの凄い違和感だ。

 いろいろ考えたけど、彼らはサッカーなんかどうでも良くて、ただ、国民的な盛り上がりを見せる試合を肴に騒ぎたいだけなのかもしれない。このスクランブル交差点の騒ぎはメディアも大きく取り上げるし日頃の鬱屈した気分を払しょくしたいのだろう。そう思わなければ理解できない。

 それにサッカーW杯はスポーツの中で最もナショナリズムを煽るものだ。オリンピックは種目が多岐に渡るから分散されるけれど、サッカーW杯の場合は特別だ。メディアも「国民が一つになって応援しよう!」なんて喧伝する。私自身、サッカーは大好きだし日本代表を応援している。ただ、いろいろな意味を含めて、こういう熱狂はサッカーだけにしておいて欲しいと願うばかりだ。

2014年6月14日 (土)

「これがワープ実現の宇宙船――NASAが画像公開」(CNN:http://bit.ly/1p0hlno)の記事を読んで宇宙戦艦ヤマトのことを思い出した。

 NASAってこんなことも研究しているのか?「これがワープ実現の宇宙船――NASAが画像公開」(CNN:http://bit.ly/1p0hlno)夢のある話だ。もちろん、私の目が黒いうちには実現しないだろうが、何ごとも取り組まなければ実現しない。

 ワープ航法、この言葉を知ったのは今からもう40年近く前のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」だ。中学生の私には壮大な物語だったし、凄く新鮮だった。放射能に汚染された地球を救うために、僅か1年以内に放射能除去装置を14万8千光年も離れた大マゼラン星雲のイスカンダル星に受け取りに行くというのだ。

 さすがに「光年=光の速さで1年」ということは知っていたから、最初に(再放送)を観た時には、どうやって行くのか?光の速さがこの世で一番だと思っていた自分には非常に疑問だった。その疑問は第4話で氷解する。これには少なからず感動したのを覚えている。何せ全く出鱈目ではなく、アインシュタインの閉じた理論なるものを持ち出し、視覚的に真田工場長が分かりやすく説明してくれる。

 しかし、それはSFアニメの世界であって、現実的にはあり得ないだろうと思っていた。波動エンジン?タキオン粒子?いくらなんでも無理だろう。だから、今回のNASAの公開には驚かされたのだ。だけど、壮大な夢は諦めてはいけない。江戸時代の人が現在の世の中を想像できなかったように、これから何百年も経てば革命的な技術革新が起こっているかもしれない。

 宇宙戦艦ヤマトの挿入歌に「真っ赤なスカーフ」がある。「旅立つ男の胸にはロマンのかけらが欲しいのさ」。NASAの研究者たちがこんな思いで研究に励んでいてくれたら嬉しい。

2014年6月12日 (木)

「生活圏で比較的多く 毎時3.8マイクロシーベルト下回る地点 除染実証事業」(福島民報:http://bit.ly/1hQN37V)の記事を読んで思うこと

 年間20ミリシーベルトっていう値は今でも生きているんだ。3年前なら年間1ミリシーベルトだったのに、事故後はその20倍になった。私を含め、多くの人達が憤りを覚え、盛んに文科省等に対して抗議したのに、変わっていない。自分達の都合が悪くなれば、勝手にルールを変えるという悪魔のような役人達には腹が立って仕方ない。

 しかも、この記事http://bit.ly/1hQN37Vによれば、住宅地の方が多いのだからどうしようもない。帰還なんてとても無理だ。相変わらず、除染、除染と言っているけれど、結局は、放射性物質自身の減衰の分だけしか、放射線量は減っていないのではないか?私は3年前から、チェルノブイリ原発事故に鑑み、除染なんて不可能であると書いてきた。それが証明されている結果になっている。

 故郷に帰りたいという方々の思いを否定することは出来ない。でも、この線量下で子供達を住ませることには断固反対する。もっとも冷静な大人なら分かる筈だ。真摯な国なら、この土地に住むことは断念してもらい、代わりに安全に住む土地を補償する。ところが、この国や福島の地方自治体の多くは早急な”帰還”に固執する。

 ここからは妄想だが、仮に町や村が無くなったら、そこで働く公務員や議員が路頭に迷う可能性が高いからなのだろう。今、放射性廃棄物の中間貯蔵施設として、大熊町や浪江町が候補に上っている。おそらく環境省の役人による軟化作戦が継続されて、徐々に住民があきらめの境地になっているような気がして仕方ない。

 こんな事が起きるとは思わず、騙されて原発を招致してしまった住民には少なからず責任はあると思うが、子供の代まで放射能汚染を容認することはあってはならない。この問題は大人の意向は二の次にして、子供達の意向を最優先して欲しい。

2014年6月11日 (水)

【「甲状腺がん手術の理由」開示を 評価部会で意見相次ぐ】(福島民友:http://bit.ly/1nwPrzO)の記事を読んで思うこと。

 福島県内に住む子供の甲状腺ガン。頑なに政府は原発事故との関係は無いと言うけれど、今まで100万人に1人と言われていたものが、既に50人も摘出手術を受け、なおかつ、疑い例だって100人近くに達している。この事実を冷静に捉えれば、原発事故由来の何ものでもないと思う。政府の広報機関と化しているメディアを信用しない人なら、あるいは、このことに関心のある人はみんなそう感じているだろう。

 

 何と言ったって、彼らの根拠はチェルノブイリでも4年経って初めてガンが確認されたという、IAEA(≒原子力推進機関)の報告に基づいているのだから当たり前だ。子供の命をないがしろにしても、どうしても原子力発電を続けていきたい、この儲かる仕組みを壊したくない。自分達の優雅な生活を守りたい、という偉い方々が、医師の中にも多くいるのは残念極まりない。

 

 ただ、興味深いのは、この記事を原子力推進広報機関、読売新聞系列の福島民友が書いているということだ。新聞なんて根本には自分達の利益しか考えていないし、この記事だって、あったことだけを伝えているだけであって何ら論評を加えていないのだから、称賛するつもりはない。しかし、本来なら報道しない自由を発揮しても良い記事を載せたということは、少なくとも人としての良心があったということか?

 

 福島第一原発事故を、国民から忘れさせたい政府は様々な策を講じている。「美味しんぼ」騒動なんてその極みだ。とにかく、メディアを使って被曝とか健康被害なんていうことは絶対認められない空気を作る。福島に住んでいる人達は、おかしいことをおかしいとは言えず、福島県外の人間は、本当のことを知らされない。いや、伝えられてもデマだというレッテルを貼られる。何て恐ろしいことが起こっているのだ。

 

 そして原子力規制委員には、本来中立的な立場の人しか入れないという約束だったのに、つい3年ぐらい前まで原子力村の中枢にいた学者が入ることになった。電力業界から金をもらい自分さえ良ければそれで良いと言う典型的な性格なのだろう。まともな人間なら受けない。そういうモラルもへったくれもない人達だけが、この国を牛耳っていく。

 

 おそらく何の責任体制も避難計画も出来ないまま、安倍政権のおもむくままに順次再稼働されていくのだろう。国民の多くは諦めというより、数年経てば忘れると踏んでいるに違いない。これだけ馬鹿にされながら、未だ支持率が50%を超えているなんて、狂っているとしか言いようがない。「絆」なんていう言葉の美化によって多くの人が騙されている。

 

 いかなる動物も種の保存ということを本能としている。ところが日本人はこの本能すら忘れてしまった方が多いと言うことか?最近はニュースを聞くと、もう絶望的な気分になってくる。ただでさえウツ傾向にある自分だ。何か将来的に明るいニュースが聞きたい。

2014年6月10日 (火)

「就学援助 71自治体縮小 中野区、200人対象外れる」(東京新聞 http://bit.ly/UpM7Nw)の記事を読んで思うこと。

 今日、大竹まことゴールデンラジオでこの就学援助のことを取り上げていたが、もはやこの国は「強い者、勝った者が正義」という、まるで漫画”北斗の拳”で南斗聖拳のシンが語ったような世紀末に入っているような気がしてならない。

 確かに生活保護は不正受給者がいることで問題視されたが、それは生活保護世帯のほんの僅かであって、ほとんどの人は要件に合致している。政府はメディアを使って散々、生活保護は悪のような空気を作ったけれど、働きたくても働けない人は多いし、何より、新自由主義で弱肉強食社会にしておいて、負け組になった者には死ねということか?国民を貧乏にさせようとする政策ばかりして疲弊させているのに少子化対策も何もあったもんじゃない。

 

 もっとも、この政府のやっていることは酷すぎる。生活保護のような社会弱者への費用は削減し、尚且つ消費税は上げておいて、多くの法人が払っていない法人税を下げるという。その上、戦争を容認する集団的自衛権を、閣議で勝手に解釈変更するのだ。もう狂っているとしか言いようがないし個人的には怒りに満ち溢れている。

 NHKは完全に安倍チャンネルと化し、民放や大手新聞社は政権の接待攻勢で骨抜きにされているから、こんな弱者いじめすら大きな声で批判しようともしない。信じてはいないが世論調査でもまだ安倍内閣の支持率が50%以上あるなんて本当に悔しい。野党に期待しようにも、結局は自分達がとって代わってルールを変え我が世の春を謳歌しようとする連中のように思えて仕方ない。

 政治に無関心だの、自分には関係ないなどと思っているうちが花だ。その時は私も命はないだろうから、もう堕ちるところまで落ちてしまえ。

 

2014年6月 9日 (月)

「修学旅行生5人、長崎の被爆者に暴言 横浜の中学校謝罪」(朝日新聞:http://bit.ly/1kVU6LQ)の記事を読んで思うこと

 この記事を読んで、怒りよりも情けなく感じた。一方的に学校側を批判するつもりはない。おそらく学校は修学旅行で長崎に行き被爆者の体験談を聞くというのであれば、事前に何らかの指導はしていただろう?それでもこういう生徒がいたということだ。正直言って、新聞記事にするほどのことでもないような気もする。

 だが、今後のことを考えて、一罰百戒という意味で取り上げたのなら、それはそれで意味のあることだ。他の学校だって、これを機に更なる指導が行われる可能性があるからだ。

 まだ、中学生なので、「人の身になる」ということが理解できなかったのかもしれない。何の罪のない人が一瞬に死に至り、尚且つ、死なないまでも被爆者として苦痛の日々を送らざるをえなくなってしまった人々の苦労なんて想像できないのだろう。そうでなければ、こんなことが言える筈がない。

 でも、自分のことを振り返ってみれば、確かに暴言は吐かなかったかもしれないが、心の中では「早く、こんな暗い話は終わらないかな?」とか「聞いているふりをしている」だけで他のことを考えていたかもしれない。そう考えると、今回、感想文(本来なら謝罪文)を送る生徒達がどこまで反省したのかは分からない。この文章だって学校側が添削するだろう?

 もっとも、この生徒達が今回のことで変にひねくれず、自分達の非礼を素直に認めるのなら、それはそれで教育的な効果があったということだ。雨降って地固まる、ということを望みたい。

2014年6月 8日 (日)

AKB商法、多くの人がおかしく思っていると願いたい。

 昨日、AKB総選挙とやらが行われたらしい。ツイッターのTLでも逐次目にした。私は、握手権やら投票券というおまけをつけてCDを販売するAKB商法には賛同できない。握手権や投票権自体を売るのなら構わないけれど、一人の人間が何枚もCDを買ってどうする?結局、廃棄処分になるだけではないか?この壮大な無駄使いを平気で許す世の中は狂っている。

 私が子供の頃、仮面ライダースナックのカード欲しさに箱買いして中身は捨てることが大々的に報じられ、衰退していった。食べ物を粗末にしたことを皆が悪いと思ったからだ。それでは、この馬鹿らしいCD販売システムはどうなのか?おかしいと思わないのか?

 NHKはじめ大手メディアはこうした負の部分について何も言わない。芸能関係者だって、自分達が儲からなくなるから稼ぎ頭のシステムについて批判しない。それどころか、明日になれば民放各局のワイドショーは特集を組んで報道するかもしれない。もっとも、CDを買って、お目当ての子が上位に来るのを楽しみにしている人がいることは批判しないが、個人的には悲しい気分になる。

 こんなことがいつまで続くのだろうか?まともな大人ならおかしいと思えるのに、メディアがこれを良しとする空気を作って、異論を唱える人を馬鹿にしていないか?排除していないか?何で、これをNHKニュースで伝えるんだ?少なくともCD売り上げと、楽曲の良し悪しとは区別しないといけない。

 相変わらずのメディア批判になってしまうけれど、結局、一方的空気を作るのはメディアであることに違いない。この件だって、批判するメディアがあっても良いはずだ。なのに自分達の不利益を恐れて批判できない。強きを助け弱きを挫くのだ。そのうち儲からなくなると見込めば、これ見よがしに叩き始めるだろう。メディアの悪どいやり口だ。

 ファンの皆さんだけで楽しんでいる分には良いが、これを「国民的行事」のような扱いだけにはしてもらいたくない。

 

2014年6月 7日 (土)

「民主議員が告発した官僚の実態」(ライブドアニュース:http://bit.ly/1xhMNTI)を読んで思うこと

 昨日、「公務員にも残業代ゼロ制度を導入すべき」という民主党議員の提案に厚労省官僚は「とんでもない」と一斉に手を振って拒否 民主党の山井和則議員がTwitterで報告」した。自分達さえ良ければそれでいい。どこまでもふざけている頭の良い皆さんだ。こういう方々は自分達がそういう目に遭ったらどんなに辛い思いをするのかということは分かっていても、庶民には平気で押し付けることが出来るのだ。国民の税金で喰っているのに、国民のことなんて何にも思っていない。

 山井議員が指摘するように、そんなに良い制度ならまず自分達で証明してみろ。国会で目標設定してもらって、それに見合うだけの成果が得られなければ死ぬまで働けるのか?そもそも一時流行った成果主義なんていうものは、結局、企業業績を高めることが証明されたのか?ほとんどの場合は、社員間の競争を煽っただけで終わっているではないか?私も診断士受験の時、これがさぞ素晴らしい人事制度だと教えられたが、少なくとも人財を大事にしなければ経営が成り立たない中小企業には向かない。それどころか、技術力という強みを消してしまいかねない。

 この法案が中小企業の社員に関係ないなんて言う方がいるかもしれないが、法律では、適用企業が大企業に限られているのか?また、年収制限はなく、幹部候補なんて曖昧な表現になっているのだ。その気になれば、適用範囲を広げられるではないか?先に衆院を通過した過労死防止法と矛盾するのは明確だ。そもそも自分達が受け入れられないようなことを法案化するなと言いたい。

 とにかく、こんな馬鹿げた法案を次々と出してくるのは、日本の勝ち組企業で構成されている産業力競争会議?の影響なのだろう。何と言っても、竹中平蔵氏が仕切っているのだ。ここ十数年、日本の社会システムをことごとく破壊し、弱者を平気で切り捨てる悪魔のような人間だ。そんなにアメリカ型社会が良いのか?

 先日、歌手のASKAが覚せい剤取締法違反で逮捕されたが、愛人は竹中氏が今、会長をやっている人材派遣会社のパソナ所属で、尚且つ、怪しげな接待施設の存在も明らかになっている。しかも、この接待施設には5人の現閣僚も通っていて、田村厚労大臣も入っていたようだ。結局、この連中の都合の良いように、ルールを変えていこうというのがミエミエではないか?それをメディアスクラムを組んで徹底的に追求しようなんていうメディアも一部を除いて存在しない。大メディアも同じ穴のムジナだからか。もう狂っている(怒)。

2014年6月 5日 (木)

【素人目線】第69期本因坊戦第三局を観て思うこと。

 井山本因坊の2連勝で迎えた第三局。若い伊田挑戦者は白番でどう仕掛けるのか?局前そんなことを思っていたのだが、仕事中たまたま見た時に驚く一手が出た。白8(18の3)の大スベリ。囲碁なんて、盤上の交点ならどこに打ってもいいのだが、多少なりとも囲碁をかじった人なら驚くはずだ。

 素人でも覚える定石では、白8は18の4と小ゲイマにスベル。18の3はプロでさえ、この手は見たことがないという。今日になって、ちゃんと調べた人の回答があって、少なくとも公式戦では打たれたことがないらしい。たった1路なのだが、その意味合いが大きく違うのが囲碁。まして、それがタイトル戦ともなれば反響は大きい。この手がプロ棋士によってさらに研究され、果たして今後打たれるようになるかは分からないが、一種、異様な雰囲気で始まったのは確かだ。

 1日目の封じ手までは左辺から下辺をほぼ手中にした白と、左上隅から上辺にかけてを手中にし、尚且つ、左下隅もほぼ地にした黒では、互角の争いのように感じていた。そして、2日目の封じ手開封から、またしても素人には難解な状況になる。下辺の黒は死なないのか?右辺の白も完全に生きておらず、例の白8を起点にコウ絡みではないか?

 それでも解説を聞くと、白良しの形勢だとか?でも100手目前後の攻防が焦点だったようで105手目で下辺の黒生きが確定し、尚且つ、右上隅のコウに黒が負けても良い形になったような気がする。そこから、ズルズルと白は井山マジックに嵌っていく。タイトル戦ともなれば、随所でプロ棋士が検討しているが、上辺から膨らむ大きな地を確定した時点で勝負があったようだ。

 井山本因坊が凄いのは、秒読みに入っても間違えないということだ。的確に打ってくる。素人には解説がないと、何で?という手があるが、聞けば聞くほど、なるほどと思えるような手ばかり。その手に圧倒されるように伊田挑戦者の苦悶の表情が続く。勝負は残酷だ。そして、201手を見たところで投了。井山本因坊の3連勝となった。

 今回は伊田8段も勝機があっただけに悔しいだろう。でも、この経験は将来きっと生きてくる。かつてのタイトル戦をみても、3連敗の後、4連勝で逆転なんていうこともある。諦めないで欲しい。今回の白8のように斬新な手が打たれることを願っている。タイトル戦を感想戦まで映してくれるニコニコ生放送にも感謝したい。

 

2014年6月 4日 (水)

「吉田調書、自民議員も閲覧ダメ 政府が拒否」(朝日新聞 http://bit.ly/1h8xYxV)の記事を読んで思うこと

 3年前、世界史上最悪の原子力発電所の事故があったのに、こんな国の隠蔽体質を許しておいていいのか?原子炉3基がメルトダウン、もう1基も水素爆発した。アメリカの報道によれば、かのチェルノブイリ原発事故より多くの放射能を放出し、今なお、1日24億ベクレルもの放射能を待機中にばら撒いている。一刻も早く、放射能拡散を止め、事態の収拾を図る必要があると同時に、事故の原因究明を行わなければならないのに、当時最前線にいた故吉田所長の調書を与党自民党議員にさえ閲覧させないなんて、狂っているとしか言いようがない。

 ここからは妄想だけど、おそらくこの調書を読まれると、現政府が原子力規制委員会人事に原子力村の人間を送り込んでも、再稼働に都合の悪い事実が書かれているに違いない。でも朝日新聞のスクープがなければ、この調書の存在や内容も分からなかったのだ。そう考えると、特定秘密保護法が最悪の法律であることが良く理解できる。

 今、安倍政権のやっていることは酷すぎる。大手メディアは取りこまれ、そのメディアを従順に信じるものが世論を形成している。大手企業、その投資家を優遇し、庶民を苦しめるだけ苦しめる。それでも国民は不感症なのか、あるいは私とは違い裕福な人達で構成されているのか、いや、不満を持っていても、レッテルを貼られるのが怖くて口に出せないのか、私には訳が分からない。

 野党がもはや力を失っている現在では次の選挙に期待も出来ない。彼らは狡猾だ、次々と庶民の心を紛らわせて、自分達に都合の良いような方向にもっていこうとしている。もう悲観的な事しか頭に浮かばない。まあ、勝手に戦争でも何でもやってくれ。その時は自分もこの世には存在しないだろうから。

2014年6月 3日 (火)

読売新聞がこの半年で約52万部も減らしたことについて思うこと

 読売新聞がこの半年で約52万部減ったという。http://www.kokusyo.jp/?p=5781 まあ、これだけ政府べったりの記事を書き、世論を煽っているのだから、分かる人には分かるということだ。残念ながら、私の実家は相変わらず購読を止めない。もう歳だし、今更紙面を変えるのは嫌だという。私が購読料を出している訳ではないから文句は言えないが、常々、この新聞は”単なる政府の広報機関で、アメリカの手先だから話半分以下で読め”と言っている。

 そもそも一番気に入らないのが、かつて、この新聞社が率先して原子力を推進してきたのに、福島第一原発の事故が起こり、未だ十数万人の方が非難を余儀なくされているにもかかわらず、何ら反省することなく原発再稼働を唱えていることだ。これだけは許せない。

 その上、消費増税、TPPを煽り、庶民を苦しめる政策を賛美しながら、今は集団的自衛権容認を居丈高に唱えている。権力にベッタリではないか。何ら権力を監視していない。我々は政府の広報機関でアメリカの宣伝機関だと名乗れと言いたい。私が読めるのは、地方版と囲碁欄ぐらいだ。広告すら右傾化されたものが多いような気がする。

 まあ、おそらく新聞なんて、紙という媒体では、先行きは長くないだろう。今の20代で新聞購読している人がどれだけいるだろうか?ニュースは知りたいが、トップが首相と仲良く食事会なんてしているあなた方の政府応援記事や社説なんて読みたくないのだ。いずれ泣きを観る時が来るに違いない。いや、そうならないと、この国は、再び過ちを犯しそうな予感がしてならない。妄想だというなら嗤ってくれ。

 

2014年6月 2日 (月)

松山英樹、メモリアルトーナメント優勝おめでとう!!

 朝、何気なくツイッターを開いたら、松山英樹・米ツアー初優勝の文字が目に留まった。その後、ラジオからもこの朗報が流れた。確かまだツアー参戦1年目だった。凄い、快挙だ。でも、メディアはこの快挙を通り一遍のニュースで伝えるだけで、サッカーW杯で1勝を上げたような大騒ぎは起こらなかった。既にゴルフが斜陽スポーツになってしまったのか、それともお金にならないからニュース価値がないのか、いずれにせよ、取り扱いが低すぎる。

 松山プロは昨年、日本ツアーで圧勝して今季米ツアーに参加したけれど、昨年末、痛めた手首が治らなかったのか、マスターズ予選落ちもあり、なかなか好成績に繋がらなかった。先週も3日目までは良い所に居ながら最終日に崩れてしまった。そんな状況だったから、3日目を終わった時点で3位だということは知っていたが、まさか最終日に3つスコア―を伸ばし、プレーオフで勝つなんて夢にも思わなかった。

 記事を読んで驚くのが、最終ホールでドライバーを折ってしまったことだ。まあ、この時点では1打ビハインドだったから、あまり気にしていなかったのかもしれないが、バーディーパットを決め、プレーオフに持ち込んだ時には、さぞ悔やんだことだろう。それでも、1対1の対決を制することが出来たのだから、彼の精神力は相当なものだ。本当に素晴らしい。

 これで彼は世界13位に浮上しただけでなく、2年後までのシード権、来年のマスターズ出場の権利も得た。安心してプレーが出来るが、それに甘んじていると成績の向上は望めない。もっとも、そんなことは彼が一番よく知っているはずで、最大目標であるメジャー制覇を達成するまでは、天狗になるようなことはなかろう。

 これまでニュースでは石川遼プロの動向は大々的に伝えられてきたけれど、松山プロは影のような扱いだった。この国のメディアは実力より”人気”が優先順位の一番なのだ。別に石川プロが悪いわけではなく、彼は一生懸命頑張っていると思うが、如何にせん、メディアが持ち上げすぎた。それが余計プレッシャーになってしまっているような気がしてならない。

 私は以前、このブログにも書いてきたけれど、私が生きているうちに日本人メジャー制覇が見たいのだ。まだ22歳と若い松山プロと石川プロが互いに切磋琢磨し、アメリカのコースを熟知してプレースタイルを確立した時に、その快挙が見られるのではないか。今回の松山プロの優勝でそんな気がした。松山プロ、優勝おめでとう。今後の活躍を期待したい。

2014年6月 1日 (日)

【妄想】囲碁が流行るようになるには、全く知らない人でも内容が分かることが必要なのかもしれない?

 もうすぐサッカーのW杯が始まる。メディアの煽りも凄いが、実際に始まれば多くの国民が注目するのは目に見えている。しかし、つい20数年前まで、サッカーW杯のことを知っていた人がどれくらいいただろうか?オフサイドのルールはなかなか難しいがそれ以外は特に難しくない。尚且つ、W杯は国と国とのぶつかり合い。ナショナリズムを煽ると同時に、祖国の選手の気概を感じれば自ずと興奮する。

 テレビ中継もされていなかったので、私自身、聞いたことがある程度だった。でも、この面白さを世間に伝え、盛り上げようとしていた仕掛け人は必ず存在したのだ。今やプレーする人よりも単に観る人の方がはるかに多い。Jリーグはさておき、日本代表に関しては世間に浸透しているのである。

 そこで今や低迷を余儀なくされている囲碁だが、実際にやっているひとにとってはこれほど面白いものはないのだが、全く知らない人が観てもチンプンカンプンだ。陣取りゲームなんて言われても分からない。しかも、野球やサッカーよりはるかに時間はかかる。別に自分がやらなくてもいいけれど、観ていて分かるような仕組みができないと、なかなか普及には繋がらないような気がする。

 確かに頭が良くなるという名目で学校教育などに取り入れていくことは必要だし、もっと推進するべきだろう。しかし、決定的に欠けているのが”観ていてその面白さが分かる”と言うことのような気がする。

 サッカー解説の松木氏はほとんど戦術的な話はしないという。酒場で盛り上がるノリで叫び、嘆き、称賛している。私自身、最初はウザいと感じていたが、一人でテレビを観ている時には彼が解説者でないと興奮しないし盛り上がれない。

 別にタイトル戦で松木氏のような解説者を作れという訳ではないし、知っている人にとっては今、解説されている方の話だって興味津々に聞ける。だけど、全く知らない人には、今どちらが優勢なのかも分からないし、何より専門用語も分からない。せっかく、ニコニコ生放送で全部中継してくれていても、「訳が分からない」という残念なコメントがあるのは歯痒い。

 もちろん当事者の方々は素人の私が考えることぐらい承知しているのだろうが、あまり改革めいたことがなされているようには思えない。お金はかかるかもしれないけれど、ITを駆使して視覚的に対局の面白さが分かるような仕組みは出来ないものだろうか?全く囲碁を知らない人が観ても、手に汗握れるようなことになれば流行るようになるのではないか?そんな気がする素人の妄想でした。

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