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2014年7月 1日 (火)

【素人目線】第69期本因坊戦第5局を観て思うこと。

 井山本因坊が3勝、伊田挑戦者が1勝で迎えた第5局。結局、井山本因坊が中押し勝ちして防衛を果たした。今局も凄い戦いだった。夕方、両者秒読みに入ると、どちらかの大石が死んでしまうのではないかというような手に汗握る展開だった。中盤の醍醐味を十分堪能させてくれた。

 1日目は今までと違って、かなり早いペースで進んでいた。ところが2日目に入って、お昼ぐらいに幽玄の間を覗いた時、素人目にも右辺の黒は分断されているし、しかも上辺の黒2死が浮いている。いくら左辺で黒模様があったとしても、個人的には黒は持ちたくない状況だった。前局も、先週の碁聖戦でも井山本因坊は大石を取られているだけに、またか?なんて思っていた。

 しかし、夕方辺りから様相が一変する。まさか、右上隅の白と右辺から延びる黒が攻め合いの様相だ。そして、BS中継が観られた5時頃、黒が右上隅でノゾきを打ってから、素人には、この攻め合いどちらが勝つのか分からない。解説の蘇耀国でも二転三転するようで、全く予断を許さない。制限時間も迫ってくる中、ハラハラする展開だ。いずれにしても、この戦いの成否が勝敗に直結するのは確かだ。

 長考の末、伊田挑戦者は三子捨ててでも妥協する道を選んだ。プロの検討陣は上辺の攻め合いは白一手がちとみていたようだが、彼には自信が持てなかったのだろう。検討陣はプレッシャーもなく碁盤を使っていろいろ並べられるが、対局者はすべて頭の中でやらなければいけない。まして相手は日本最強の男。読めきれなくても無理はない。

 ここで緩んだから白が負けになるのかなと思っていたが、あにはからんや、ますます訳の分からない状況にもつれ込む。だけど、井山本因坊は怯まない。ええっ、中央も捨てるの?その代わりに右辺でワタって、形勢は一層混迷になる。そして両者残り1分だ。60秒以内に打たなければ時間切れ負けになるのに、50秒から先、1、2…8…”9”で着手する。

 記録係に10と言われれば終わりなのだ。この辺りはニコニコ動画で放映されているから、両者が碁笥に手を付けるのが7ぐらいで、観ていてもヒヤヒヤする。ただ、この終盤の争いも井山本因坊が寄せつけなかった。最終局になるかもしれないから、伊田挑戦者は最後まで打つかと思いきや、差が広がったのを痛感したのか投了に至った。終局が8時半ぐらいだったから、もう両者ぐったりしている。まさに死闘だった。

 プロの駆け引き、読みの深さを改めて実感した。これで井山本因坊は6冠を維持することが出来た。ただ、碁聖戦では一局目を落としているから、7冠を目指すことがいかに難しいかがよく分かる。それにしても、今回の本因坊戦は対局者が若いこともあって、新時代を予感させるようなワクワク感のある内容だった。両対局者に感謝したい。

【追記】今日は日本にとって歴史的な日なのだが、その件については今までにも書いてきたので、明日にする。

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