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2014年8月

2014年8月31日 (日)

「延長50回制した中京が三浦学苑破り優勝」(日刊スポーツ:http://bit.ly/1ueSHSJ)の記事を読んで思うこと

 中京高校、優勝おめでとう。私は準決勝で崇徳が勝っても中京が勝っても、4日間で50回という戦いを行った上に、2時間半の休みをとってからでは、決勝戦は疲労で勝負にならないと思っていた。だから、この優勝は驚いている。

 それにしても、4日間で50回なんて、おそらくギネスブックものだろう。しかも、両チームとも同じ投手が投げ合っている。今回のようなことがない限り、殆ど注目されない軟式野球だから、チーム内にも同じレベルの投手は少ないだろうし、簡単に代えるという選択肢はなかったのだろう。中京の投手は4試合、75回2/3を1047球も投げたのか、本当に恐れ入る。お疲れ様でした。

 ただ、これで高校野球の過密日程や選手の健康問題などが再燃されるはずだ。今夏、高校野球では延長に入ったらタイブレーク制にしたらどうか?ということが提起されたが、生徒達の大部分、高校野球ファンは大反対だった。甲子園大会が終わると同時に、そんな話題すら吹っ飛んだ感じだった。しかし、この延長50回という衝撃は、その反対の声に亀裂を走らせる。真夏の大会で4日間、延長50回はいくらなんでも過酷だ。まして、選手の健康を考えたら、ルールの変更はやむをえないのかもしれない。

 選手は現行ルールで戦った方が、勝つにせよ、負けるにせよ、納得がいく。初めからランナーがいて始まるなんて邪道極まりない。でも、サッカーだって延長で決着がつかなければ、PK戦がある。私も最初はタイブレーク制なんて反対の立場だったが、今回のことで少し考え直した。トーナメント方式を続けるなら、選手達の納得がいく延長回数(例えば12回)以降はタイブレーク制にすることもやむをえないのではないかと。

 今回、準決勝を戦った2チームには、その栄誉を心から称えたい。

 

2014年8月30日 (土)

大本営発表を批判なく繰り返す大手メディアに、いつか鉄柱が下ることを願う。

 もう安倍政権に飯で釣られている大手メディアはどうしようもないな。消費増税後の経済指標は前回消費増税した時よりも酷い状況になっているのに、大臣や財務省が発表する想定内を繰り返す。挙句の果てには、この夏の天候不順が原因だと言う。それに対して、ほとんどと言っていいほど批判しないし、反論しない。B層が多い日本では、多くの国民が全く気にしないで無関心だ。

 その上、政府の御用評論家どもは、こんな状況下でも更なる増税が必要とのたまう。世界との約束だの、株価が下落するだの、国債が暴落するだの、ありとあらゆるマイナス要因を上げ続ける。それでも大手メディアはそのまま流す。

 国民の関心を経済に向けないように中国や韓国を揶揄し、従軍慰安婦問題で朝日新聞が誤報をしたとして騒ぐ。メディアが政府の監視機関という役目を捨てている。金儲けしか頭にない。今は良いだろう、でも、新聞は購読数が減少し続け、テレビだって全体的な視聴率は落ちている。私のような中年はともかく、20代から30代前半の人では、ネットがあれば、テレビも新聞もいらないという人が3割以上いるのではないか?

 弱気を挫き、強気に従う。それでいて自分達が正義とのたまう。もっとも卑下する連中だ。おそらくこんなことをブログだけで叫んでいる私自身、最低なのかもしれないけれど、少なくとも人としてのプライドだけは持っていたい。残念ながら、今すぐにとはいかないけれど、政府とメディアの連中の悪行は将来、歴史が断罪してくれることを願う。

2014年8月29日 (金)

【素人目戦】第39期碁聖戦第5局(最終局)を観て思うこと。

 これも井山マジックなのか?第39期碁聖戦最終局は220手までで井山碁聖が3連覇を達成した。今日も幽玄の間のネット中継をチラ見していた。70手目ぐらまでは白番の井山碁聖の方が苦しいのかと感じていた。下辺から中央にかけての白石は逃げているだけのような気がしたし、左下隅から中央の白石もとても弱いようにみえる。いくら中央が生きても、ここを取られてしまったらお終いとみていた。今も観返しているけれど、白87で一子抜いた辺りでは、その周りの白石はバラバラではないか?

 ところが午後5時を超えた頃から盤面が激しく動き出した。白が下辺に進出し96とはねたところで河野九段は長考した。まさかこの下辺の黒石が下手をすれば取られるのか?息を飲んだ。素人には読めない(泣)。ただ、ここで井山碁聖が大チョンボをしたようだ。ツイッターでは、「井山碁聖が見損じた?」と張プロが呟く。私には分からない。局後、白106手が悪手で、セキに出来るところをこれによって只で取られてしまったようなのだ。これでにわかに河野九段が優勢になったはずだった。黒117のキリをみてしまうと、もう白はボロボロになってしまったかのように感じる。

 でも、それは素人考えに過ぎなかった。130手目ぐらいの時か、どの手が悪かったかは分からないが、張プロが「河野九段が緩んでしまったからまだ分からない」、「碁というのは恐ろしい・・・」というようなことを呟き、確かに流れは井山碁聖ペースに変わっていく。今度は中央の黒石一団が危ない。果たして、これが生きるのか?攻める井山、守る河野。もう取るか取られるかの手に汗握るような展開だ。

 もう残り時間はなく、一手60秒の秒読みに入っているから緊迫感が増す。「ええっ、そこに打つのか?」「これで逆にとられないのか?」、正直言って、後にならないと訳の分からない攻防が続く。結局、中央から上辺に延びる黒石全てはとれなかったものの、11子を取ってしまった。

 これで勝負あったか?と思いきや、河野九段は右辺の白石に襲い掛かる。自分なら殺されてしまうと思うからドキドキする。それでも、井山碁聖はちゃんとシノぐ。だが、まだ河野九段は諦めない。207手目、最後のチャンスとばかりに左下隅の白石を取りに行く。ここが取れれば逆転だ。私はPCソフトには、こういうところで大抵やられてしまうのでハラハラする。しかも、コウになった。しかし、井山碁聖は河野九段のコウダテが少ないことをちゃんと読み切っていて、最終的には河野九段の投了となった。最後まで鳥肌が立つくらいの面白さだった。

 これで井山碁聖は六冠を死守したが、来週の木曜日からは同じ河野九段との名人戦が始まる。河野九段にとっては初めての2日制のようだ。これも今回の碁聖戦を上回るような息詰まる攻防を期待したい。

2014年8月28日 (木)

安倍首相がテレビに映ると罵声を浴びせてしまう。

 自分の部屋にはテレビはない。ただ1㎞足らずの高齢の両親がいる実家には夕食時、毎日のように帰る。その時だけテレビを観るが、今夕、NHKのニュースでは子供の貧困対策について、いけしゃあしゃあと、首相が子供の貧困対策に語っている姿を映していた。両親のいる前で最低な行為だが、テレビに向かって罵声を浴びせ続けた。

 そもそもお前ら政権がデフレが完全に脱却しないにもかかわらず消費増税したり、生活保護世帯に悪いイメージを与えたり(書けばきりがない)、して、日本国民を貧乏にしようとしている政策がこうした事態を招いているのではないか?

 この国はもっともらしく”高度人材の育成”などと言っても、大学の授業料は高いから、ほとんどの大学生はアルバイトに明け暮れる。しかも、ブラックアルバイト企業が横行しているから、勉強に割く時間が少ない。高級官僚公務員や恵まれた職業の子息ぐらいしか真剣に勉強できる環境にない。これで高度人材の育成なんてできるのか?

 経団連の欲しい人材なんて言うのは一部の優秀な人材と数多くの使い捨て人材だ。それらの連中からまたしても献金を受け取る自民党が将来の日本のことなんて考えても、実行できるはずがない。こんな金の亡者の連中の思想下では人口は減少し、地方は疲弊していく。素人の私が分かるのに、エリート官僚の方々が分からないはずがない。結局は自分達が良ければそれでいいという連中なのだ。少なくとも、この思想に歯止めをかけるのは、一般人から選ばれた政治家なのに結託している。まして、メディアを使って自分達の正当性を垂れ流している。

 悲しいかな、世界中で一番メディアを信頼してしまっている日本人の多くはそれに流されてしまう。自分自身で調べようともしない。今は良いだろう、でも、将来はどんどん疲弊していくに違いない。その時は私も生きていないだろうから、どうでもいいと言えば良いのだが、首相の顔を見て、その声を聴くたびに、この国を滅亡に導く悪魔のような気がして仕方ない。こんな悪魔のような政権が早く滅びることを願う。

2014年8月27日 (水)

「茨城のちりからウラン検出 原発事故の溶融燃料」(共同通信:http://bit.ly/1vQ5Xy0)、恐れていたことがどんどん明らかになっていく

 福島第一原発から約170㎞離れたつくば市で採取した大気中のチリから核燃料や原子炉圧力容器の材料の鉄などを東京理科大と気象庁気象研究所のチームが検出したという。このチリが採取されたのは3月14日夜から翌朝にかけてだ。そうなると、3号機が爆発したのは14日午前11時だから、素人には、この爆発によってもたらされたものだと思わざるをえない。

 テレビでは殆ど流さないが、ネット上の動画を観れば、1号機の爆発と3号機の爆発はその様子が全く違う。海外メディアではしきりに核爆発だったと指摘していたが、今回の研究発表はそれを裏付けることにならないのだろうか?もっとも、素人の私には核爆発というものがどういう現象なのかを厳密に知っている訳ではないけれど、少なくとも今まで言われていたような原子炉圧力容器から漏れ出た水素が圧力容器内に充満したはてに爆発したということではなく、原子炉圧力容器自体を破損させるくらいの大爆発だということには違いない。

 でも思い出せば、3号機が爆発した後は、約350㎞離れた私の町の茶畑でさえ、出荷不能になるほどの放射能が降り注いだ。もっと遠い地域でも、露地物のキノコなどは放射能が検出された。立証できなかっただけで、誰もがおかしいことには気づいていたのだ。何らかの恐れがあれば指摘するのが有識者の役目だが、安全、安心を繰り返した人達の罪は重い。

 しかしながら、東電及び国はこの研究発表を認めるかどうかは分からない。自分達の非は絶対に認めない組織だ。個人はともかく、組織になれば、自己保身のためなら誰も逆らえない。原子力に染められたメディアも同じことだ。真実は今、ここで働いている方々や私が亡くなった後に知らされるという寸法だろう。

 こんな状況でも、着々と原子力村の原発再稼働圧力は続く。私は彼らが何かあった場合、私財を投げ打ってでもすべての責任を取るというまで、再稼働は絶対に認めない。まずは、今回の研究発表について、原子力規制委員会と安倍政権の見解を聞きたい。話はそれからだ。

 

2014年8月26日 (火)

『自殺「展望見えぬ避難で絶望」 福島地裁、東電の責任認定』(東京新聞:http://bit.ly/1ww6edM)の記事を読んで思うこと

 『自殺「展望見えぬ避難で絶望」 福島地裁、東電の責任認定』。この判決については、福島地裁の英断を称えたい。裁判長は弱者の立場に立ってその心情を反映させたと思える。

 東電を筆頭とする原子力村の理不尽さは正直言って悪魔のような気がする。人の弱みに付け込んで自身の正当性だけを主張する。この裁判でも自殺した女性の脆弱性を指摘したらしいが、個人的には「それなら、お前らが同じ仕打ちを受けてみろ!」「さっさと元通りにしろよ!」と声高に叫びたい。何せ拡散した放射能を無主物と主張する連中だ。土下座するまで徹底的に叩きまくっても構わないと思えるくらい、怒りに満ち溢れている。

 この女性が自死されたところとは違うが、3年前、飯舘村の役場に立ち寄って、その放射線量を見たときには約3マイクロシーベルト毎時で、さすがにここには住めないだろうと思った。立派な家が立ち並ぶが、ほとんど人はいない。これがゴーストタウンか?と実感した。部外者の人間でさえそう思うのだから、この高線量地域で暮らしていた方々の落胆たるや想像できない。

 津波被害のあった地域とは違い、このあたりは屋根の瓦が落ちているくらいで、近くに寄らなければ「何の被害があったの?」と思えるくらいの街並みだ。それが目に見えない放射能によって汚染されているから住めない。しかも、いつ帰れるか分からない。途方に暮れてしまうのも仕方ないではないか?誰がうつ病になるまで追い込んだんだ。

 おそらく東電は控訴してくるだろう。こんな判決が確定してしまえば、次から次へと訴訟の連鎖が続きかねない。自分達が儲けるためなら何でもアリな連中だ。絶対信用してはいけない。そして、恐れるべくはそうなった時の高裁の反応だ。私の勝手な憶測だが、上級審になればなるほど、国の意向に沿うような判決が多い。東電=国であるようなものだ。これまで地裁の判事が英断を下してきたのに、どれくらい高裁や最高裁で引っくり返してきたか?長い物には巻かれろということだ。これから先は、裁判所の独立性を見せるか、あるいは国に従うか?裁判官の良心によるところが大きいだろう。

 亡くなられた女性のご冥福をお祈りします。

 

2014年8月25日 (月)

世界一休まない、眠らない、おそらく世界一サービス残業の多い日本人、これで幸せなのか?

 不思議な国、ニッポン。世界一休まないし、睡眠時間も短いし、これは憶測だけれど、世界一サービス残業、即ちただ働きそする日本人。それでも、こんな日本が世界有数の長寿国である。GDPが世界3位の国だ。一人当たりにすれば、おそらく中国を抜いて2位だろう。これで幸せなのか、豊かなのか?と疑問に思う。

 かつてはエコノミックアニマルなんて呼ばれたこともあるけれど、今は違う。この国の馬鹿げた新自由主義政策のせいで、とにかく生産性向上という名目のもとに過剰に働かされているだけだ。一部大企業の方を除き、大半の人達が増税に苦しみ、その日暮らしがやっとの状態ではないのか?もっとも、私自身がワーキングプアだからそう思うのかもしれない。

 ここ数年の政策をみれば分かる通り、大企業及びその投資家に対しては非常に優遇されている。消費増税によってむしり取られた庶民の金はほとんどが大企業の内部留保と株式配当になっている。それでも財務省は財政危機を煽り、さらなる増税を目論む。悲しいかな、こうしたことに異議を唱えなければならない大手メディアは、この方々と一蓮托生で、頭の良い、狡猾なジャーナリストを使って庶民を洗脳していく。それに多くの国民は気づかない。財政がひっ迫していて、何で公務員の給与は上げるんだ?。

 何の童話か忘れてしまったが、一羽の鶏の話で、口はもっと食べたいから脚に動け命令するが、脚は自分達は歩くばかりで何の恩恵にもあずかれないと、動くことを拒否してしまい、最終的には、その鶏自体が死んでいしまうという話があった。今、まさにこの国が置かれている状況にそっくりだ。一般庶民が政治に無関心であり続けるのなら、そのうちこの国も滅んでしまうだろう。私の妄想は尽きない(笑)。

 

2014年8月24日 (日)

「福島の甲状腺がん57人に 県内の全子ども対象調査」(東京新聞:http://bit.ly/1qCME74)の記事を読んで思うこと

 この国のエリートと呼ばれる医師や学者、官僚には良心のかけらもないのか?福島の子供達で甲状腺ガンが57人になり、疑い例も46人になった。これでも彼らは「福島第一原発事故の影響とは考えにくい」と言っている。そもそも、子供が甲状腺ガンに罹る確率は約100万人に1人ということではなかったのか?30万人調べて、疑い例も含めて103人というのはどうみてもおかしいではないか?

 エリートの皆さんだから、それはそれはいろいろな理由を付けて釈明する。でも、このニュースを知れば、多くの国民は原発事故による被曝の影響と考えるのが妥当だ。そもそも、これほどまで否定するのが腑に落ちない。チェルノブイリでは4年後に認められたことを根拠にしているらしいが、そのチェルノブイリでさえ、真っ当な医師は早々に指摘していた。IAEAなとという原発推進組織がその発表をなかなか認めなかったからではないか?

 こんな事故が起こっても、この国は原子力村が相変わらず金の力で支配し、様々な情報を流して庶民を原発がなくては大変なことになると脅かしている。猛暑での電力不足はこの3年間起こっていない。火力発電所の老朽化と喧伝しても、壊れた火力発電所があることを聞いたことがない。原油の値上がりで電力料金が上がると言っても、東電は数千億円の黒字を出している。その上、先日、経産省は原子力発電に対して、価格保証なるものを言いだした。これは原子力発電コストが今まで言われていた安価であることを覆すものだ。もう、何もかもデタラメ三昧ではないか?

 それなのに大手メディアは政府や東電の発表をダダ漏れするだけで、こうしたことを指摘しない。自分達も原子力村の一員だから当然だ。他人の犠牲の上に立ってでも自らの地位は守る連中なのだろう。何が「絆」だ。恥ずかしくないのか?私に言わせれば人でなしだから、恥ずかしくないのだろう。

 悲しいかな、もはや大手メディアに飼いならされてしまった多くの人達は、こんなニュースにも反応しない。これが最小不幸社会なのか?こんな国は滅んでしまえ!と思う自分は国賊なのか。もう愚痴しか出てこない。なにはともあれ、まず子供達は救おう。その一点だけは国や福島県に訴えよう。この連中の賤しさはきっと将来の日本人が裁いてくれることを願う。

2014年8月23日 (土)

アイスバケツチャレンジについて思うこと。

 今週に入ってからか、ネット上でセレブの方々が氷水をかぶっているという画像が見られ、尚且つ、4日ぐらい前にたまたまNHKの首都圏ネットワークを観た時にも取り上げられていた。最初は何でこんなことをしなければならないのか?とサッパリ分からなかったけれど、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を支援するチャリティ活動で、患者さんの気持ちに寄りそうために氷水をかぶっていることが分かった。

 こういう難病を支援するという趣旨は分かるし、セレブの方達が指名し合って募金額を上げていくこと自体を批判するつもりはない。チャリティ活動の仕方は人それぞれだからだ。メディアで取り上げられれば、より多くの人達に伝わるだろうし、さらに募金額も増えていくだろう。

 しかし、個人的には違和感を覚える。今、流行しているのはセレブの方々だけであって一般庶民まで強制されないだろうが、このやり方って、チェーンメールみたいな気分になってしまっているからだ。それに、チラッと映像を観た限りでは、やっている本人は真剣なのだろうが、何だかセレブの御遊びの感じてのような気がしてしまう。

 悲しいかな、世の中にはALS以外でも難病に苦しむ方々や天災に遭って住む家さえ無くなってしまう方々、中東では戦火に逃げ惑う人達も大勢いる。だから、「私は募金はしますが氷水はかぶりません」「他の困っている方々にも支援したい」というコメントを出された武井壮さんに共感を覚える。

 いい機会だから、他の困っている方々にも目を向けるような報道をどんどんして欲しい。

 

2014年8月21日 (木)

広島の豪雨災害について思うこと。

 昨日、未明に起こった広島での豪雨災害は死者39名、行方不明者26名という大参事になっている。夜を徹して捜索活動に当たっている警察や消防、自衛隊の方々には敬意を表したい。

 今回の災害は、午前1時から3時ごろまでに200ミリもの雨が降ったことで、土砂崩れが数十か所起きたというものだ。行政は避難勧告の遅れを認めているが、仮に避難勧告が出されたとしても、豪雨の最中、避難できなかったと思う。少なくとも私なら外に出た方が危険と判断して家の中に留まっていた。

 中国地方は台風11号以来、ずっと断続的に雨が降り続いていた。そういう状況下で、1時間当たり130ミリもの雨が降ってしまい土砂災害を引き起こしてしまった。避難できるとすれば雨が降り出す前だっただろうが、台風ならいざ知らず、まだ雨も降らない段階で行政も避難勧告は出せない。不運が重なってしまったというしかない。一刻も早い捜索活動が望まれる。 

 それに対して、日頃、邦人の保護云々威勢の良いことを語っている安倍首相の呑気さには呆れ返るばかりだ。昨日の朝、大規模災害が起こっている情報を得ながらゴルフ場に向かい、1~2時間はプレーしている。そして、菅官房長官や森元首相が進言したからかどうかは分からないが、一度は官邸に戻った後、再び、山梨の別荘に戻った。今日になって、天皇陛下がご自身の御静養の予定をキャンセルしたことに恐れおののいたのか、午後になって官邸に戻っている。

 確かに首相がゴルフ場に居ようが、別荘に居ようが、この災害を防ぐことは出来ないし、捜索活動に影響することはない。しかし、これだけの天災が起こっているのにもかかわらず、この国の為政者が”夏休みですが、ちゃんと部下には指示しています”という態度を見せたことがとても不快だ。

 人の心はその言葉だけでは、それが本心なのかは分からない。半年前、豪雪災害時も経済界のお偉方と高級天ぷらを食していたことに通じる。結局、この人には、天災に遭って悲嘆にくれている人々にも、命を懸けて懸命に捜索活動を行っている人々に対しても、心を同じくすることは出来ないのだ。こんな男を支持する人達が5割近くいることが信じられないし、悲しい。

 大手メディアを定期的に接待しているから、弱小メディア以外、この行動に対して何ら批判していない。それどころか予定を中止して戻ったことを強調しているかのようだ。いい加減にして欲しい(怒)。

【追記】 明日は我が身。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。

 

2014年8月19日 (火)

「軍事会社の実績づくり、スパイ扱いか シリア日本人拘束」(朝日新聞:http://bit.ly/1sRCgOM)の記事を読んで思うこと

 昨日、「シリア北部で邦人拘束」のニュースが流れたが、メディアではあまり大々的に報道していない。そもそも日本に民間軍事会社なんていうものがあるということも初めて知った。ビジネスだったのか?正直言って、今だけの情報では訳が分からない。

 ジャーナリストなら命を張ってでも戦場に赴く人たちもいるだろう。でも、銃を携行しISISと敵対する組織と同行しているのなら、拘束されても仕方ない。無法地帯と化しているシリア北部へ行くのだから、それなりの覚悟は出来ている筈だが、個人的には呆れ返ってしまう。

 未だに身代金要求等はないようだが、それは表向きであって、裏ではどんな要求がされていてもおかしくない。外務省の人達も本心ではさぞ迷惑がっていることだろう。

 何年か前、この中東紛争地域で殺害された日本人がいたが、確か彼はバックパッカーで何の思想的背景もなく、ビジネスでもなかった。でも、今回はその背景が明らかに違う。朝日新聞が書くように、「実績作り」なのかどうかは分からないが、何らかの形でビジネスにしようとする情報が多すぎる。

 おそらく世間では「自己責任」で済まされてしまう。登山で遭難する方以上に、無謀な行為を行ったのだから仕方ないということになる。私自身、こればかりはその意見に流れてしまう。本人の口から何も発せられていないから、無下に批判することも出来ないが、残念としか言いようがない。

2014年8月16日 (土)

【ニコ生タイムシフト視聴】 阪急納涼囲碁まつりを観て思うこと。

 8月14、15日の両日、東京で「阪急納涼囲碁まつり」が開催された。有難いことに田舎住みでワープアの私はニコニコ動画で観ることが出来た。もっとも、15日はほぼ全時間生で観たけれど、14日分はタイムシフト視聴で少しずつ観ている。

 面白かったのは、9路盤で行われた一色碁と目隠し碁だ。これを観れば、囲碁を全く知らない人でもプロ棋士の凄さが分かると思う。私自身、初めて観て驚いた。まず、一色碁は対局者がどちらも白石を打つ。盤面は白石だらけ。大盤解説があるから分かるようなものの、対局者は自分の打った石を記憶していなければ訳が分からない。それでもちゃんと勝負になるのだから恐れ入る。

 次に目隠し碁。これは対局者が目隠しをされた状態で頭の中だけで対局するというもので、〇〇-〇〇と言い合っていく。これも大盤解説がなければ絶対に分からない。この目隠し碁については、白江治彦八段の本の中に院生時代の話として出てくるから、恐らく9路盤なら出来てしまうのだろうと思っていたけれど、実際に対局しているところを観ると非常に面白かった。その上、(ツイッターによれば)スタッフがアイマスクを用意するのを忘れたらしく、女性がプロ棋士を後ろから目隠ししている姿は妙に色っぽく見えた。ニコ生のコメントにも笑わせてもらった。非常に楽しい。

 そして、昨日はほとんど生で観られた。レディースデイということでメインは女流棋士。普段、女流棋士が生で打っている姿なんてほとんど観れないから、とても新鮮だ。その仕草はとても美しい。尚且つ、皆さんが浴衣姿ということもあって風情がある。予算の都合もあると思うが、せっかくの夏祭りなのだから、男性棋士も含めて、スタッフ全員が浴衣で登場すれば良かったのにと思う。

 午前中の対局は10秒碁で考慮時間は1分が5回だ。私がPCソフト相手に打つのとは違う。観ているとあっという間に進んでいく。解説が間に合わない。参考図なんて作っている余裕がない。プロ棋士とて感覚で打つしかないのだろうが、この時間でこれだけのことが読めるのか?と思うくらい激しい戦いもあった。ただ、観ている方としては忙しいので、午後の決勝のように20秒碁ぐらいが観やすかったのかもしれない。解説者の趙治勲25世名誉本因坊、小林覚9段の解説は楽しく、しかも面白いながらも、的確に対局者の心理や打った手の意味を教えてくれたのでとても勉強になった。

 この企画、東京では初めてだったらしいが、多少なりとも囲碁をやっているものとしては十二分に楽しめた。プロ野球球団が行うファン感謝デーのようだ。それにニコ生で放送したことによって、囲碁を知らない若い人達も観ていたのではないだろうか?個人的には、こういう催しで囲碁を始める若者が増えることを期待している。とにかく囲碁人口が増えなければ、今や世界の2トップである中国や韓国に太刀打ちできないし、下手をすれば、欧米にも後塵を拝することになりかねない。(すでにアマではかなり危ないらしい)

 去年から日本棋院は変革をしてきている。ナショナルチームを発足させたり、フォーラムを開いたりして頑張ってきていると思う。ただ、大手メディアが大々的に取り上げるような話題は提供できていないし、惜しむらくはSNSの活用がイマイチだ。ツイッターだけに関して言えば、相撲協会公式ツイッターに情報提供量が圧倒的に負けている。難しい、分からないと思っている人が多いゲームなのだから、知らない人に対して積極的にアピールしていく必要があるのではないか?

 今回の企画をどのように総括するのかは分からないが、個人的にはとても楽しめたし、大成功だったのではないかと思う。スポンサーの問題もあるだろうが、ぜひ、来年も開催して欲しい。

 

 

2014年8月15日 (金)

今までとは印象の違う終戦の日

 今日、8月15日は69回目の「終戦の日」だ。約310万人もの人が亡くなり、東京も焼け野原と化した。もっとも「終戦」という言葉は、当時の政府関係者が「敗戦」ではイメージが良くないからといって使い始めたらしい。日本だけではないのだろうが、政府というものは自分達に都合の悪いことは詭弁を使ってでも誤魔化してきたということが分かる。それは、福島第一原発事故の報道をみれば説明がつく。

 そして今年の状況は今までとは異なる。昨年末に特定秘密保護法を成立させ、国民への情報公開を制限しようとしている。そして、集団的自衛権容認を閣議決定した。どこぞの新聞は社説で抑止力強化なんて言っているが、売られてもいない戦争を買い、アメリカと一緒になって侵略戦争すら可能になりかねない危険性をはらんでいる。その上、今現在、中東諸国やウクライナの紛争は激化している。法整備が整えば、自衛隊が派遣される可能性が無きにしも非ずだ。着実に「戦争可能な国」に近づいているのだ。

 また、この日は政治家の靖国神社参拝が関心事になる。もはや、多くの日本人は首相や閣僚が神社を参拝しようがしなかろうが、どうでも構わないと思っている人が多いような気がする。ただ、中国や韓国政府が大々的に批判し、それに呼応するかのように日本のメディアも報道するから、”とんでもないことが起きているのでは?”という印象を抱いてしまう。

 個人的には靖国神社が軍国主義の象徴というイメージが払しょくできない限り、首相参拝はすべきではないと考えている。確かに信教や思想の自由は憲法で保障されているが、神社を参拝することで他国から非難されるような機会を与えてしまうのは国益に反すると思うからだ。理由はどうであれ、少なくとも日本は他国に対して侵略戦争を始めてしまったことは事実であり、そのこと自体は反省しなければならないし、自国にも多大な惨禍を招いてしまったことを繰り返してはいけないのだ。

 大不況と言われながら、GDPは世界第三位であり、約70年間、直接戦争には関与してこなかった。これはあの戦争で亡くなられた方々の犠牲の上に成り立っていることを肝に銘じなければならない。亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。

 

 

 

2014年8月14日 (木)

佐世保高1殺害、徹底調査を要望 家裁に元判事ら」(東京新聞:http://bit.ly/1yzDDQn)の記事を読んで思うこと

 衝撃的な事件で想像するだに恐ろしいが、断片的に流れてくる情報をみると、この少女には早い段階から精神的な治療が必要だったのかもしれないと思えてくる。人間はある種残酷な一面を持っていて、やってはいけないことも想像する。誰にでもあるだろう。しかし、それを実際行うのは理性が抑えるものだ。

 しかしながら、このような猟奇的な犯罪を犯してしまう人達は、やはり常人とは違う何かがある。そういう意味では、徹底した背景解明は意味あるものに違いない。この女生徒に関して様々なことを調べ、おそらくマニュアルめいたものを作るだろうが、それで終わりではいけない。家庭や学校現場までに行き届かなければ何の意味もない。

 この事件も、女生徒が実父に暴力を振るった時点で危ういサインはあったし、専門家もちゃんと指摘していたようだ。でも理由は分からないが施設に入れることは見送られてしまった。役人の判断を批判するつもりはないが、結果的には、このような悲劇が起きてしまったのだから、役人の判断ミスを犯さないような、ある意味、お墨付きをつけるような措置が必要なのかもしれない。起こってしまってからでは遅いのだ。

 でも残念ながら、この種の事件はこれからも起こってしまうだろう。こういう人達が一定の割合で存在するということを容認した上で対処しないといけない。もちろん、日本には緊急措置入院で強制的に精神科に送ることはできるけれど、報道によれば、今回は親が要望しても入院できなかったのだからなかなか難しい。果たしてどうしたらいいのだろう?

 考えれば、考えるほど分からなくなってきた。ただ20歳までは親が子供に注意を払い、おかしいと感じたら専門家に相談するしかないだろう。それ以上のことが出来るか?

 改めて被害に遭われた女性とのご冥福をお祈りします。

2014年8月13日 (水)

「4~6月期GDP年率6・8%減 消費増税で、前回より下げ幅大」(東京新聞:http://bit.ly/1ou5f9D)の記事を読んで思うこと

 消費増税後の4-6月期のGDPが年率6.8%のマイナスになった。前回の消費増税の時は3.5%のマイナスだったのだからほぼ倍の値だ。それでも政府は「想定内」だという。しかも、経済対策は打たないという。今朝、文化放送「お早う、寺ちゃん活動中」の中で経済評論家の三橋貴明氏が語っていたような流れになっている。財務省は何が何でも消費税を10%にしたいのだ(怒)。

 前回の消費増税時とは違い、今回はまだデフレが回復しない中、経済原則に反して行った。アベノミクスとやらで異常な金融緩和を行い円安に導き株価は確かに上昇したかもしれないけれど、輸出は回復しないし逆に原油等が値上がりしている。物価が上がったといっても、その大きな原因は原油高に伴うものが大きいのであって、それ以外の物で、我々庶民が「値段が上がったなぁ」なんていう商品はほとんどない。

 もっとも、そこは企業努力があって、内容量を変えたり、材質を変えたりしているのだろう。当然それは中小企業経営に直結する。消費税を上乗せできない企業も4割程度あるというし、原材料は消費税分だけは間違いなく上がっているのだから、この先、倒産する企業が増えるのは目に見えている。悲劇としか言いようがない。

 太平洋戦争中のミッドウェイ海戦で日本海軍は大惨敗したが、メディアは大本営発表通り、「転進」などと言う言葉で国民を騙した。私の両親などは、実際に空襲に遭うまで、戦争には勝っていると思っていたという。この消費増税の報道も、多くが政府発表に対して批判の目を向けていない。株価も暴落していないからかもしれないが、前回より倍も落ちていて、何もしないなんて愚の骨頂だ。

 個人的には来春行われる地方自治体の選挙を鑑みて、一度は消費増税に待ったをかける可能性があると踏んでいる。そうすれば、それに騙されて、また庶民は辛い目に合う。何せ投票に行かないのだからどうしようもない。またしても私の終末思想が全開してしまう(笑)。

 

2014年8月12日 (火)

「東電が排水設備申請 汚染地下水 放出ありき」(東京新聞:http://bit.ly/1oGQnE4)の記事を読んで思うこと

 もうほとんどの人が忘れてしまったのか?あるいは、知っていても、騒ぐほどではないと思っているのか?もっとも、日本人の多くの方がニュースはテレビからの情報で、しかも東電発表をそのまま流しているだけだから、福島第一原発の事故処理が深刻になっていることに気を揉むこともないのかもしれない。でも未だに1日24億ベクレルの放射能が漏れている。

 「今日の福島第一原発」のような報道でもなければ、ネットをチェックしている人以外は、今何が起こっているのかさえ分からない。凍土壁なんてものが、この2週間で氷を200t以上投下しても、本体が稼働するめども立たない。地下水が汚染水と混じって増加してするからといって、汚染する前の地下水は海に流すことになったが、今度は汚染された地下水までも「放射能を浄化」して海に流してしまおうということにしたようだ。

 前にも書いたかもしれないけれど、永遠にタンク増設なんて出来ないのだから個人的には汚染水自体もこうして海に流してしまう可能性が高いと思っている。何が「アンダーコントロール」だ。そもそも、相変わらず、事故処理は東電が主体であって、国が前面に立って行っているようには思えない。少なくとも国が前面に立つのならば、作業員は準公務員化して、彼らの生活保障や健康状態を入念にチェックすべきだ。一昨日も作業員の方が亡くなられたが、現場に行く前だということで原因すら公表されない。もう、何もかもが出鱈目だ。

 こと福島第一原発事故処理に関しては太平洋戦争当時と似ている。言葉をすり替え、メディアが大本営発表をそのまま流す。少しでもいいことがあれば大げさに報道し、悪いことは過小評価だ。その効果を検証しようともしない。良くて「〇〇の恐れが指摘されている」と婉曲的な批判だけだ。そして、東電は黒字なのだ。潰れたら金融機関が大変だからという思惑が浮ぶ。

 これを狂った所業と思っている私がおかしいのか?左翼なのか?そのうち、そういうレッテル貼りの連中が跋扈して、何も言えなくなるような世相になりかねない。私は負け組で人としては終わっているけれど、おかしいことはおかしいと書き続けよう。

2014年8月11日 (月)

【素人目戦】第39期碁聖戦第3局を観て思うこと。

 未だに信じられない。何で今局、井山六冠が勝ったのか?これが、俗に言う”井山マジック”なるものなのか?無理なことだが、プロの解説をちゃんと聞いてみたいし、対局者の感想を聞いてみたい。

 仕事中、スマホで幽玄の間をチラチラ覗いていた。ここまでは白が3隅を取りながらも、黒は右下を確保して、尚且つ、中央が厚くて優勢だと思っていた。それで右辺の白が動いたのか?。少し危ない感じがしたが、昼食休みの前、黒63と打たれながらも”私は後手ながら白は生きたんだ”と思った。

 ところが、ここで白64と切る。”ええっ、これじゃあ、二眼出来ないじゃないか?”。その理由は分からないが、たった二眼で後手生きするくらいならコウに持ち込んで荒らしてしまおうということなのか?私にはとても真似できない。それが証拠に、結局、この白は取られてしまう。13子+2子も取られ、尚且つ、中央は黒の地模様が大きい。黒101の段階で、白が勝てるなんて思った人がいただろうか?

 白は下辺に102と打ち込むのだが、素人としては、黒109と二間の間を封鎖されてしまえば、これが生きられるとは思えない。そして黒113で下辺も手が無くなったように感じた。ここから数手は、黒の薄そうなところに手を付けていこうとしているのか?サッパリ分からない。自分で数えるのは面倒なのでPCソフトに入力して、形勢判断しているが、この時点で黒は盤面15目程度のリードしかない。

 白138とマガった時、”左辺の黒を狙っているのか?”それでも黒はシノぐ。いや、黒177で先手で生きてしまう。しかも、その黒を狙っていた中央寄りの黒8子は手抜きをしたら死んでしまう。それなのに、下辺に再び手を付けた。”ええっ!、ここも捨てるのか?もう投げ場作りか?”そんな感じだった。不気味な感じはするけれど、いくらなんでもこの黒は殺せまい。私のような素人に、ここからの活路は見いだせないからだ。

 それでもこの攻め合いに白は勝ってしまうのだ。これを読んでいたのか?黒場間違ったのか?それが良く分からないが、ここで黒投了。この図から、PCソフトを使って何回か打ち進めてみると、確かに黒は死んでいる。多くのプロ棋士が黒優勢と読んでいたのに、この逆転勝ちは鳥肌ものだ。凄い碁だった。井山六冠の碁って優勢の時は別にして、劣勢になっても粘り強く相手の薄さを突いていったり、死んだ石が甦ったりして勝ちに繋げてしまうという、まるでジェットコースターのような気分にさせられる。それが面白い。これで井山六冠の2勝1敗。次の対局も楽しみだ。

【追記】 単に石を置いていき、どちらの地が大きいかどうかを競うゲームなのに、この面白さ、凄さが囲碁を全く知らない人達に分かってもらうことができたら、囲碁ブームが再来するのは間違いない。

 

 

2014年8月 9日 (土)

官僚の作文を読むだけの首相に辟易する。

 今日は69回目の長崎原爆の日だ。もちろん追悼式典が行われるし、当然、首相の挨拶もある。3日前の広島原爆追悼式典での挨拶は去年のものと類似しているとして、ネット上で批判の声が上がり、一部メディアでは取り上げ物議を醸した。それにもかかわらず、今日の挨拶でも、やはり、去年とほぼ同じだったようだ。被害者を馬鹿にしているとしか思えない。

 私は安倍首相なんて、たまに見るニュース映像もチャンネルを切り替えるくらい顔を見るのも大嫌いだ。この挨拶だって、1から10まで官僚かスピーチライターが作ったものだろう。もっとも、首相に作文能力があるかどうかは別として、首相の行動が分刻みで組まれているから仕方ない。それに、メディアには事前にその文章を伝える必要があるから、別の優秀な人が挨拶文作ること自体は批判しない。

 しかし、広島、長崎の原爆投下は、その被害の甚大さからいって、全世界が共有すべき歴史的な意味を持つものだろう。その式典の重要さを考えれば、去年の文章を使い回すなんてことは出来ないはずだ。少なくとも、一国の首相なら、「自分は原爆投下にこういう思いがある」とか「この文言は是非入れて欲しい」と注文を付けても良いはずだ。官僚の方々は私に比べれば月とスッポンぐらいの能力や知識の持ち主だから、条件に見合った文章を高尚に作れるはずだ。

 そう考えると、この式典に際して首相側からは何の指示もなく、ただ「作れ!」と言われただけのやっつけ仕事と思われても仕方ない。原稿を手渡された首相が去年との違いなど見出せるはずもなく、ただ漫然と読んでいるに他ならない。広島の件に際しては、官房副長官会見でも質問が出たようだが、「全く問題ない」そうである。

 このことは、STAP細胞の論文で呼ぴ眼の問題を取り上げ自殺者を出すほどたたきに叩きまくった安倍シンパのメディアは一切伝えていないのから呆れ返る。大本営発表は恐ろしい。そもそもあの太平洋戦争だって、国民を戦火に導く役割をしていたのはメディアであって、その反省があるのなら、この首相挨拶には物申さないといけないのではないか?

 8月15日終戦記念日(敗戦記念日orポツダム宣言受諾表明の日)の追悼式典、果たしてとんな挨拶になるかも注目したい。

 

2014年8月 8日 (金)

【新版・基本死活事典】なるものを買ってしまった(笑)

 昨日、注文しておいた「新版・基本死活事典」が届いた。発売日の8月1日には在庫があったのだが、直ぐに売れてしまったようだ。もっとも囲碁の本、しかも税込3,024円もする本の需要なんてあまり見込めないから、書店の発注量だってそんなに多くはなかったはずだから仕方ない。

Dsc_00251_4 去年の4月から約30年ぶりに囲碁に取り組み始めて、中古がメインだが、いろいろな本を読み漁ったし、詰碁や手筋、定石といったものは、ユキノシタというフリーソフトに問題を1,000問程度入力して、何度も繰り返し解いてきた。その他にも別のPCソフトに900問も入っている。それでも上達の度合いは低いと感じている。肝心な所でのミスで、大石死してしまうのが一番辛い。

 私のような級位者にとっては、石の死活がイの一番に重要だ。どんなに優れた大局観を持っていても先手を取れなければあまり意味がない。そのためには出来るだけ相手にお付き合いしないように、手を抜けるところは手を抜かなければいけない。死活に自信が持てれば、ギリギリまで余計な手入れをしなくても済み他の所に打てるからだ。

 その重要性を認識してから、「新・早わかり 死活小事典」という本を買って、地道に繰り返し解き、掲載されている150問はほとんど解けるようになった。だから、先所は新版・基本死活事典なんて買おうとは思っていなかったけれど、”30年ぶりの新改訂で張栩九段が著者”ということに心が動いてしまった。(単純なバカ) 買った以上はモノにするしかない。

 当然、まだざっと目を通しただけだが、これを覚えようと思うと気が遠くなりそうだ(笑)。隅の死活199型、辺の死活100型、実戦45型、一眼を巡る攻防48型、筋102型もある。当然、一つの型に変化もあるから、一朝一夕に覚えられるものではない。ただ、隅や辺の死活は、小事典と重複しているものもあるので、それを外せば多少は減る。それに、試験ではないのだから、いつまでに覚えなくてはいけないという切迫感もない。これを身に付ければ、段位がみえてくるということをモチベーションにして、少しずつ、マイペースでやっていこう。

2014年8月 7日 (木)

「理研・笹川副センター長自死」寄って集って叩いておいて恥ずかしくないのか?

 一昨日、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の笹井芳樹副センター長(52)が自殺した。あれだけメディアから総叩きされ、尚且つ、研究者継続の道すら危うくなれば、絶望してしまうのも無理はない。週刊誌は相変わらず、小保方氏との不倫関係かなんて記事も出しているし、鬼の首取ったように袋叩き状態だ。

 そもそもSTAP細胞の件は、ここまで叩くほど酷いことなのか?もちろん、ねつ造はいけない。だけど、これまでの報道は、まるで殺人事件の犯人のように取り扱っているように思える。最初に、ノーベル賞級の発見と喧伝していたのはメディアではないか?理研なんて、間違ってもスポンサーにはならないから、ここぞとばかり叩く。

 極右に乗っ取られたNHKも小保方氏を執拗に追い回した。NHK自身はその件について、ニュース番組等で謝罪したのか?私に言わせれば、笹井氏はメディアが殺したようなものだ。こういう傾向は昔から一切変わっていない。少なくとも記者会見を開き、謝罪まで行った方をここまで追い詰めて何が面白いのか?

 メディアの横暴についてを挙げればきりがないけれど、個人的に印象に残っているのは、鳥インフルエンザを出した養鶏場の経営者が自殺したことと、官僚が不祥事を起こした時、年老いた母親までも畑にまで行ってコメントを求めたことだ。メディアは「知る権利」と称して、こういう弱者は平然と執拗にニュース価値がなくなるまで付きまとう。

 それに対して、国がバックアップしている東電に対しては非常に甘い。今、旧経営陣がどうしているのかさえ分からないし、福島第一原発の状況も単に東電発表を流すだけで、その欺瞞や懸念は報じない。前々から書いているけれど、金になりそうなところは叩かず、金にならないところは叩く。

 ただ、悲しいことに、ほとんどの人は知らないし、素人もしないし怒らない。自分に関係ないし、怒ってもそれをどこにぶつけていいか分からないからなのかもしれない。かくて、安倍内閣の支持率は50%前後をキープし、やりたい放題を是認する形になっている。メディアがこの内閣の嘘を徹底的に叩かないかぎり、この傾向は続いてしまうだろう。核廃棄物の処理なんて現政権には出来ないではないか?集団的自衛権容認なんて、未来に売られてもいない戦争を交わされることになる可能性がある。それは、自分達には関係のない若い人達や未来の人達に迷惑を掛けることになっていく。

 飲んで書いていると怒りを抑えきれず、理研の件からは飛躍しすぎてしまった。少なくとも優秀な頭脳が失われたことは確かで、ある意味、国家的損失かもしれない。亡くなられた、笹井副センター長のご冥福をお祈りします。

2014年8月 6日 (水)

去年までとは感覚が違う広島原爆の日。

 今日は69回目の広島原爆の日。運転中だったので心の中で黙祷した。あんな悲惨なことが起こり、終戦(敗戦)後、平和の誓いを立てたはずなのに、現政権は集団的自衛権容認、武器輸出三原則も反故にしてしまった。それなのに平然とこの場所で平和について演説をする首相には辟易とする。この人こそ、嘘が平然とつけるサイコパスと言わざるを得ない。

 もっとも、この政権を支える大手メディアも同じだし、サンプルの属性すら明らかにしない世論調査とやらで、この政権を支持している方々も同じだ。彼が約束を守るのはアメリカと財界だけではないか?広島市長も政府に平和を願うなんて語ったけれど、なぜ集団的自衛権を勝手に閣議決定したことを非難しないのか?それだけで、この演説の重みが消えてしまう。

 売られた喧嘩を買うのは仕方ないし、攻められるのを呆然と受け入れる訳にもいかないが、集団的自衛権なんていうのは、喧嘩を売られてもいない、攻められてもいない国に対して、攻撃を行うということだ。しかも、この国にとって密接な国というのはアメリカであって、そのアメリカは第二次世界大戦後、一番戦争をしている国ではないか?

 何回もこのブログに書いてきたけれど、私は護憲派ではない。仮に不具合があるのなら、国民に丁寧に説明して変えれば良い。しかし、今の国民にとって、この憲法を変える必要性があるのか?あるとするなら、環境等に関して付け加えることなのではないか?それなのに、この数十年の解釈を変更してまで、今以上に、戦争可能な国に国民の同意なく勝手に変えようとしている。それで良いのか?

 アメリカとつるんでいれば、この国は攻撃されないのかもしれないが、逆に他国は攻撃して良いのか?この国も武器や弾薬を売って経済発展するのか?人殺しで金儲けなんて愚の極みだ。その報復は必ずやってくる。少なくとも、現政権を支持している人達はその覚悟があるのだろう。

 でも、太平洋戦争で亡くなった約300万人もの人達の犠牲によって、現在の平和国家が成り立っていると思えば、現政権の進めていることがいかに欺瞞に満ちて危険なことなのかが分かる。もっとも、こんなことを書く私は非国民扱いなのかもしれない(笑)。

 原爆で亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。

2014年8月 5日 (火)

「エボラ熱 死者887人  WHO、4カ国封じ込め強化」(東京新聞:http://bit.ly/1s7PRkK)の記事を読んで思うこと

 不気味だ。小松左京氏の「復活の日」を何度も読んで、尚且つ、映画も何度も観ている私としては、西アフリカにおけるエボラ出血熱の流行に恐怖を覚える。私の認識では、エボラ出血熱は致死率が50~90%と非常に高いので、他人に感染する前に感染者自身が亡くなってしまうから、仮に起こったとしても一部地域だけの流行で終わるということだった。

 ところがその流行は拡大している。それどころか西アフリカを旅行した人も不調を訴えたり、現地で医療活動に当たっていた方が感染した後、アメリカ本土に戻って治療中という話もあるので、ひょとしたら、パンデミックになる可能性があるのではないかと、気弱な自分は思ってしまう。

 なにせ、ワクチンはなく、治療法さえ確立していないのだ。空気感染はしないようだが、ひょっとしたら、ウイルスが突然変異して、もっと危険な状態に晒されるかもしれない。日本の外務省も注意喚起は行っているものの、西アフリカへの渡航禁止までには至っていない。日本は人口が密集しているから、どう広まるかなんてわからない。

 考えれば考えるほど、怖くなった。外務省、厚労省は今の内から準備していて欲しいと願うばかり。

2014年8月 4日 (月)

「生かされなかった教訓」と言われても仕方ない。

 8月1日の夜、このブログを書いている時、雷雨が酷かった。それが落ち着いてきた頃、何台も緊急車両が通った。何があったんだろう?ツイッターでも呟いた。だがその時は、特に気にもせず寝てしまった。翌朝、5時頃、その真相を知る。10数年行っていないが、私の思い入れのある場所であんな事故が起こっていようとは思いもしなかった。

 今日になっても盛んに報道されているので詳細は書くつもりはないけれど、現場を知っているものとしては、暗闇の中、増水している川をよく横断しようとしたものだと驚いている。勝手な推測だが、お父さんは15年前、玄倉川で起こった事故のことが頭の中をよぎり、増水する川を観て、今の内なら渡れると判断してしまったのかもしれない。あの辺は源流部だから、一気に増水していく。その轟音も恐怖感をあおる。

 今回は2、3時間程度の集中豪雨だったようだから、翌日の映像では完全に水は引いているけれど、仮に朝まで降り続いていたら、テントを張っていた所は元々は川なので、流されていた可能性が高い。結果的にはテントは残っていたので、留まっていれば助かったかもしれないが、いつ雨が止むか分からない中での不安は相当なものだっただろう。確かに、あの場所にテントを張ったのは間違いだし、避難する判断も悪かったのかもしれないが、有料キャンプ場内ということを考えれば、父親だけを責められない。

 15年前、玄倉川で13名も亡くなる事故があり、町としてはこのような悲劇が2度と繰り返されないように慰霊碑も建てた。それなのに、またしても事故は起こってしまった。今は県西土木事務所というらしいが、結果的には、あの状況を黙認してきてしまったわけだから、何を言われようが反論できないだろう。過疎化、高齢化していく町で唯一誇れるのが自然なのに、その自然に打ちのめされるのは、とても悲しい。これだけの重大事故が起きたのだから、しっかりとした対応を望みたい。

 亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。

 

2014年8月 1日 (金)

「すき家の過酷労働、改善要求 『深夜に1人』ダメ」(東京新聞:http://bit.ly/1naxfZr)の記事を読んで思うこと 

 この記事を読めば、安さの秘訣が良く分かる。厚労省も記者会見を開いていたようだが、2012年から労基署に指摘されながら、今まで改善できていないのだから、こういう経営者は労働基準法違反で検挙すべきではないのか?一罰百戒とは言いたくないが、新自由主義が横行し、労働法制が経営側圧倒的有利の方向になってから、労働者の人権を無視したような過重労働は戒めなければならないと思う。

 過労死してしまったら、身内が損害賠償請求で裁判に訴えて、仮に勝訴しても、何にもならない。大手企業はメディアに多大なスポンサー料を払っているからか、理研騒動の時のような狂った叩き方なんてしない。それが証拠に、ベネッセの個人情報流出事件も、マクドナルドやファミリーマートで期限切れの食肉が使われていた問題なんて、1週間も経った今では、ほとんど報道されなくなった。もっとも(これは邪推だが)大手メディア自体が、制作会社や契約社員に対して似たようなことを行っているから、あまり蒸し返したくないのかもしれない。

 人を死ぬほど使って業績向上なんて馬鹿げている。経済発展の4文字に踊らされて、新自由主義者の言いなりになってきた結果が、企業には内部留保が300兆円ぐらい貯まり、庶民は疲弊していくという姿だ。この上、まだ法人税を下げて、消費税は上げるなんて言っている。消費増税分は全て社会福祉に回しますなんて言っておいて、全然違うことにも平気で使っている。また、日本の英雄気取りで海外を飛び回っては経済支援と称してボンボン金をばら撒いてくる偉いサンがいる。狂っているとしか言いようがない。

 話が飛躍しすぎてしまったが、このまま新自由主義で弱肉強食社会を続ければ、格差がさらに増大して国力が衰退していく可能性が高い。早く、こんな馬鹿げた思想は排除すべきだ。

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