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2014年9月 1日 (月)

【ニコ生タイムシフト視聴・素人目線】囲碁クラウドファンディング13路盤トーナメント戦を観て思うこと

 昨日、日本棋院で「囲碁クラウドファンディング13路盤トーナメント戦」が行われた。棋戦にかかる費用をネットを通じて集め、出場棋士8名は資金を出した方々からの推薦で選ばれた。タイムシフト視聴とはいえ、さすがに全部を観ることは出来なかったが、決勝戦と3位決定戦は観た。優勝者は24世本因坊秀芳(石田芳夫九段)。正直言って、予想していなかった。個人的には、台湾でご自身が中心になって13路の棋戦を開き、かなり研究していたともわれる張栩九段が有利だと思っていたのだ。

 素人の私は、13路盤は勝負がスピーディなのは良いがPCソフトとの対戦でほとんど勝てない。黒番ではコミ6目半が出せないし、白だと相手のモヨウに入っていくことが出来ない。盤が狭くなると、素人の私でさえ、一手変な所に打ってしまえば勝てない。死活の力が相当ないと勝負にならないのだ。ということで、プロ同士が13路盤で本気で戦った時にどうなるかというのは非常に興味があった。

 決勝戦で戦ったのは24世本因坊秀芳(白番)と高尾十段(黒番)。解説はレドモンド九段。聞き手は吉原由香里六段。豪華な組み合わせだ。プロの対局は解説がないと、その手の意味が分からないことが多い。NHK杯方式で1手30秒、考慮時間1分、10回なのに進行が早いような気がする。序盤早々、右下隅の白の死活が問題だ。まず、私なら死んでしまう(笑)。でも、当然だが、ちゃんと生きちゃう。

 ただ、この時点でかなり大きな黒モヨウが出来た。私ではとても入っていけそうにない。レドモンド九段がこの辺から入って行く?何て言っても、それでどうやって生きるのなんて?疑心暗鬼に聞く。でも、プロは違う。驚いたのは、白が右上隅三々に入ってからの展開だ。しかも、その後、上辺から、どうみても生きそうにないようなところに打っていく。解説がなければ、?マークがつくところだが、それを捨て石にしてまで黒字を減らしていくようだ。しかも、右下隅の黒石さえ脅かしている。これには感心するばかり。

 そして、高尾十段は、この展開が不利と思ったようで、中央のコウ争いに出る。レドモンド九段の見立てでは、このコウに勝てれば黒に勝機があるかもしれない。ただ半目勝負か。13路だからコウダテも少ない。おそらくトッププロならそれも読めているのか。結局は、このコウも白が制し、その後の上辺の争いも白が制し高尾十段が投了した。

 今局を観てみて、やはり13路でも19路でも死活の重要性は凄く分かったし、プロの発想力というか、素人が地だと思っているところは簡単に地にならないことは良く分かり、囲碁の奥深さを実感した。

 ワープアな自分は出資することは出来なかったが、こういう大会が来年以降も続いて欲しい。そして、日本の囲碁普及の礎になることを願う。

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