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2014年9月15日 (月)

昨日(9/14)のNHK杯テレビ囲碁トーナメントを棋譜再生で見て思うこと

 8月20日、ツイッターで三村九段が「【極秘情報】9/14のNHK杯は絶対見ましょう。スゴイ事が起こります。」と呟いた。一体何が起こったんだろう?2ちゃんねるのNHK杯スレッドでも、様々なことが予想されていたので非常に興味があった。ひょっとして時間切れ負け?個人的には三コウ無勝負とか長生でも起こって、再勝負になったのか?

 だけど、日曜は仕事で見られない。テレビが無いから録画もできない。ただ、対局後1日経てば確実にその棋譜は番組HPで見ることができる。http://cgi2.nhk.or.jp/goshogi/gotou/index.cgi

 先番蘇耀国八段と山城宏九段の対局だった。初手を見て納得。なるほど、こういうことだったのか。いきなり15-7。変則布石だ。全く囲碁を知らない人ならともかく、少しでもかじっている人なら、この瞬間に驚く。初手、天元(中央)というのは素人でも打たれることがあるが、普通は右上隅・星、小目で、高目や目外しだって珍しい。もっとも、この初手については、お盆の時、阪急囲碁祭りで張栩九段が打ったから、こういう手もあるんだということは知っていたが、まさかNHK杯でこの手が打たれるとは思わなかった。

 それにその後も13-15、7-5、5-13と正直言って見たこともない布石なのだ。素人なら驚かないが、現在、名人戦でも最終予選に残っている蘇耀国八段が打つのだから、相当研究されたのだろう。その後の展開もある種、異様な展開だった。山城九段とて、日本棋院副理事長であり棋聖リーグ入りしているトッププロだ。それでも棋譜を素人の私が見る限り、翻弄されてしまったような気がする。結局、蘇耀国八段の3目半勝ちとなった。

 囲碁の歴史は4千年と言われているが、真っ新な状態から打ち始められたのは日本であり、江戸時代になってかららしい。それまでは4隅の星に黒白が対角線上に打たれた状態で始められたという。確かに、囲碁はどこから打っても構わないのだが、初手小目が当たり前だった江戸時代から、昭和になり黒にハンデのあるコミ碁が始まったのをきっかけに星が主流になったり、布石の流行は変遷を遂げてきた。かつて今局のような手が打たれたのかどうかは分からないが、初手天元とか15-5(5の5)もあったようだ。しかし、流行るまでには至らなかった。やはり、プロが打つには棋理に合わかったのだろう。

 しかし、こうしたトッププロが囲碁の可能性を追求してくれることにはロマンを感じる。今局だって、素人の私が棋譜を見ているくらいだから、中韓のプロだって研究するはずだ。プロにとっては布石の段階が一番難しいのではないか。ここで上手く主導権を握ることが出来れば、終盤まで有利に進められるのは確かだからだ。本当に囲碁というのは奥深い。

 毎度のことながら、囲碁を全く知らない人達にこの面白さが伝われば、もっと囲碁人口が増えると思うのだがなかなか難しい。関係者の皆さんの努力に期待したい。

 

 

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