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2014年10月17日 (金)

【素人目戦】第33期女流本因坊戦第2局を見て思うこと

 第33期女流本因坊戦第2局は、312手までで白番・藤沢里菜会津中央病院杯(以下、藤沢2段)が向井千瑛女流本因坊に2目勝ちした。これで対戦成績を2勝0敗として、史上最年少女流本因坊獲得に王手をかけた。

 それにしても素人の私からみれば、序盤から中盤にかけての展開ではとても白を持つ気になどなれない。下図は黒63手目だが、白は完全に封鎖されてしまっていて、これをどうやってシノぐのだろう?私には全く分からず、ひょっとしたら、これで投了なんてこともあるのかとさえ、思うのだった。

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 そして、下図が黒105手目。左下から左辺にかけての白は何とかシノいだような感じだが、黒が4-十九にハネてきたら危ないような気がする。それに、この図では右下から右辺にかけての白石も相当危ない。地合いだって、黒は右辺と下辺には確定地があり、尚且つ、左辺も地になりそうな感じだ。ところが白は右上は確定しているが、左上とてどこまで地に出来るか分からない状況なのだ。

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 ところが、まだ16歳、入段4年目の藤沢2段は、私の心配をよそにちゃんとシノいでしまう。プロなのだから当然なのかもしれないが、相手も女流本因坊だから、その凄さに驚いてしまう。そして、個人的には下図白130手が今局のターニングポイントだったような気がする。

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 ここから、白は左辺は荒らせたものの黒に左上隅を地にされた。数手ごとに、このPCソフトの形勢判断機能を使ったが、それでも白の方が形勢が良さそうだ。ただ、向井女流本因坊の怒涛の先手ヨセでその差はどんどん縮まっていく。その上、一瞬、藤沢2段が見損じたのかと思えるくらい下辺の白4子を賭けた7-十四、十五でのコウ争いが始まる。これに黒が勝って白の4子を取れれば明らかに逆転だ。しかし、コウダテは白有利と読んでいたのか?結局は白がコウに勝ち、僅差ながらも2目半勝ちした。

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 プロの対局を見ていると、「ここは、このまま放置して大丈夫なの?」なんてしばしば思う。今局でも左下の白のシノぎ筋なんて全く分からなかった。プロのヨミの力が凄いと言ってしまえば簡単だが、改めて死活の重要性が良く分かった。紙一重で守ることが出来れば、その分、他の大きな所に打てるのだから。ただ、その力の無い素人がプロを真似て下手に手を抜くと簡単に殺されてしまうことが多いのも確か。今の私には「ここは危なそう」というところで手を入れてしまうのは、やむを得ない。それを一手でも二手でも遅らせることが出来れば強くなれるのではないか?この死活力をつけていくには、基本死活や詰碁をマメに解いていくことに尽きる。少しでも上達できるように頑張ろう。




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