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2014年10月15日 (水)

【素人目戦】第39期名人戦第5局、1日目を見て思うこと。

 囲碁名人戦は井山裕太名人、河野臨挑戦者が共に2勝2敗のがっぷりよつで第5局を迎えた。この2人の対局は殺すか殺されるかの激しい対局で、素人に真似できるはずもないが、見ている分には非常に面白い。

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 今局は河野挑戦者の先番だった。仕事の合間を見ては幽玄の間を覗いていたが、黒が7手目でナダレを選択したので、”これはタイトル戦で久しぶりに大ナダレ定石”が見れるのかもしれないと思った。しかし、白10の大ナダレにもっていく展開において、河野九段は右上隅に一間ジマリを打った。難解な闘いに持ち込むのは避けたのか?それとも盤面全体を見て大ナダレは良くないと判断したのか?私にはよく分からない。

 そして、井山名人が右下隅で一間ガカリ、河野九段が一間バサミに白が下ツケと、プロの対局では良く見られる展開になった。黒15は最近の流行では黒は13-十七と二間にトブのだが、何と16-十六と素人目にはナダレのような感じになってきた。さすがに、両者考慮する時間が長くなる。ツイッターで三村九段は「新定石作成中」のようなことを呟いていたが、それくらい難解なのだろう。

 定石ー正直言って、素人にはこれほど悩ましいものはない。そもそも定石と呼ばれるものは沢山あるから覚えきれる訳がない。途中の変化も多い。選択した定石がその局面に最適かどうかも判断しなければならないし、それに、自分が定石通り打とうとしても相手が受けなければ何にもならない。本来なら相手が定石を外してくれば、それを咎めて自分が有利になるはずなのに逆にピンチになってしまったりする。それでも定石は双方にとって互角の形なのだから、知っていることに越したことはない。

 個人的には林海峰九段の「簡明定石事典-これで十分!全82型」でその手順を、その他では「新・ポケット定石100」、故加藤九段の「パワーアップ定石」をPCソフトに入力して、繰り返し、その形だけを覚えようとしているが、その手の意味を理解することは難しすぎる。

 話を元に戻すが、今局の右下隅の展開はプロの方々でさえ、その優劣が判断できないくらい難解らしい。囲碁を知らない人がみれば、”なんで、こんなところで、こんなに時間が掛かっているんだ?”なんて思うことだろう。でも、少しでも真剣に打ったことがある人なら、この序盤での主導権争いが今後の戦いに非常に影響してくることは分かる筈だ。ただ、思っただけで実行できないのが素人の悲しさか。

 果たして、井山名人の封じ手はどこだろう?黒39で一応、右下隅は治まった感じがあるから、左上隅の黒も白も不安定なところに打ってくるのではないかと勝手に想像する。明日も手に汗握るような面白い碁になることを期待する。

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