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2014年10月

2014年10月30日 (木)

【素人目線】第39期名人戦第6局を観て思うこと

 第39期名人戦挑戦手合7番勝負第6局、215手までで井山名人が河野臨九段に3目半勝ちした。名人位を防衛すると共に、6冠も維持した。今局も今日のBS中継が始まるまでは、挑戦者の河野九段が優勢と言われていた。下図、白126を見れば、右上隅から右下隅までは黒が大きな地にしているが、左上隅は白から食い入る余地があり、尚且つ、左辺の黒も完全には生きていない。それに比べて白は下辺や中央に大きな地模様を作っている。果たして、名人はここをどうやって荒らしていくのだろうか?興味津々だった。

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 そして、下図、黒129のツケからが圧巻だった。

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 この黒129に対して、白は3-七と切ってきた。素人の私なら黙って4-六に繋ぐところだが、名人は黒2(実際は黒131)と受ける。そして、白は下辺の2子を取る。これが敗着なのか?名人は中央の黒4子を捨てて、黒4(実際は黒133)と簡単にコウを解消してしまう。これで左上隅の黒地にはつけ入る余地がなくなった。しかし、白5(白134)と挿し込まれ、黒4子取り込まれてしまう。黒大丈夫か?

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 ところが黒6(黒135)と受け方を間違えれば、左辺の白も取ってしまおうかという手を打ち、中央に喰いこむどころか、10目程度の地を作ってしまう。この辺りはBSで観ていて唖然としていた。そして黒12(黒141)が決め手となった。解説の24世本因坊秀芳氏も黒勝利宣言をしてしまったくらいだ。1分間の秒読み中にこの手が打てるのは恐ろしい。

 この時点でPCソフトの形勢判断では、黒が20目程度リードしている。素人ならともかく、ヨセでは滅多に間違えないトッププロでは勝負あったようなものだ。ニコニコ生放送の映像を観ていると、河野九段は負けを悟っているかのように見える。投げ場がなかったからか、名人戦6局目にして、初めての作り碁となるも、再逆転に至ることは出来なかった。

 井山名人の凄さは、5局目までの壮絶な戦いの碁も、今局のような勢力を争う碁も打ち勝てる、ということなのかもしれない。おそらく国内では無敵だ。ただ、1日制の碁では中韓のトッププロには勝率が悪い。それは本人も相当自覚しているようで、常々、「日本の名人が世界の名人」でなければならないと語っている。スケジュール的に厳しいが、井山名人が日本での七冠達成と、名実ともに世界の名人と呼ばれるようになることを期待したい。






 

2014年10月29日 (水)

「磯野貴理子、脳梗塞で緊急入院 命には別状なし」(サンスポ:http://bit.ly/1rzicuJ)の記事を読んで思うこと。(自分語りになってしまった)

 最近はテレビは殆ど観ていないけれど、磯野貴理子さんは知っているので、脳梗塞で倒れたと聞いて驚いた。まだ50歳だ。自分と同世代の有名人が、死と隣合わせの病気にかかることは他人事とは思えない。今回はご主人が気付いて、適切な手当てがなされたようで命には別条ないようだが、後遺症が出ないかどうかは分からない。それくらい脳梗塞は怖い病気だ。

 私も4月以降、睡眠薬を服用して睡眠状況が改善されたが、お盆過ぎ以降は明らかに過労であって疲労感も抜けない。普通ならあり得ないことをやっているのだから無理もない。仕事が終わって部屋に戻れば、グッタリして布団に横になる。週2日の休みも、不要不急な用事は出来る限り避けて、横になっていないと体力が復活できない。このブログだって寝ながら書いている。

 一応、月に一回は高尿酸血症の薬を処方してもらうために、かかりつけ医の所へ行き、体調について相談しているから、多少なりとも救われているが、正直言って、抗うつ剤も処方して欲しいと考えている。病気レベルではないけれど、うつ状態であるのは明らかだ。まだ、世間のことに関心を持ち、このブログを書いていられるうちは大丈夫かもしれないけれど、ブログを書くのも億劫になったり、体を動かさなくても良い囲碁にも関心を持たなくなったら、アウトだ。

 7月の終わり頃には、涼しくなったら、もう一度、フルマラソン完走を目指して走り始めようなんて思っていたが、今はそれどころではなくなってしまった。肉大労働だけに、満足な休息も無く毎日平均で12~13時間働くのは辛い。誰にも愚痴すら吐けず、頼れるのは睡眠薬で出来るだけ長く眠ることだけだ。それでも6時間眠れれば良い方だ。負け組の末路かな(笑)。

 今、私が生きることのモチベーションは、両親が天寿を全うして送り出すことだ。何ら親孝行など出来ない不肖の息子が出来るのはそれくらい。ただ、不可抗力で逝ってしまった場合は仕方ない。何ら将来に対する期待がある訳でもなく、愛する人だっていないのだ。精神的には廃人同様だ。ただ、お金をかけて死にたくはないし、逝くなら苦しまない方法でと願うのみ。

 磯野貴理子さんの緊急入院で、こんな厭世的なことを考えること自体、最低な人間だ。だけど、この疲労感と一生懸命闘っていることだけは記しておきたい。

2014年10月28日 (火)

この時期に「復活の日」(故・小松左京著)を読むと、エボラ出血熱が他人事とは思えない

 故・小松左京氏の「復活の日」は今から50年も前に書かれたSF小説だ。生物化学兵器として作られたウィルスが世界を滅ぼし、尚且つ、南極に生き残った人々たちもその生命の危機に陥るという壮大な物語だ。30年前くらいに映画化もされた。小説自体も何度も読み返している。世界の終りというのはこうしてやってくるのかという一つの警鐘を鳴らしているのではないか?

 昨日、エボラ出血熱が流行している西アフリカ滞在歴があった男性が羽田空港で隔離された。幸運にもエボラウィルスは検出されなかったが、流行地からの渡航制限が行われていない以上、日本にいつ入ってくるか分からない。西アフリカ地域から直行便などはないはずで、様々な経路で入ってくる可能性がある。公式には感染者は既に1万人を超え、死者数も5千人に迫ろうとしている。推定では、この2~3倍の数ではないかとも言われいる。

 空気感染や飛沫感染はしないと言われているが、2次感染者を出したアメリカでは医療関係者が罹患しているのだから不安は増大する。何せ未だ有効なワクチンはないのだ。富士フィルム傘下の富山化学工業の薬とて、当事者曰く、本当にこの薬が効いているのかどうかは検証してみないと分からないようだ。

 テレビではしきりに空港での検疫体制や指定医療機関の設備等について報じているが、潜伏期間が最大で21日もある。となれば空港で発熱をチェックしても通り抜けられてしまう可能性は高い。それに指定医療機関の設備がいくら素晴らしいとはいえ、大勢の患者が発生したら機能なんてしないのは誰にでも分かることだ。

 もちろん、そんな事態が起こらないことを願うし、必要以上に神経質になってもいけないのは当然だ。だけど、致死率50%は怖すぎる。医療従事者が人々の命を救うために流行地に赴くのはやむを得ないが、それ以外の人達については、人権侵害と言われかねないが渡航制限を設けた方が良いと思う。

 とにかく出来る限りこのウィルスの拡散を防いでいる間に、有効なワクチンを作ることが必要なのではないか?素人の勝手な推測だと、このウィルスが人から人へと移っている間に突然変異を起こして、感染しやすく変化してしまうのが怖いのだ。世界中の叡智を結集して、この危機を乗り越えてもらいたい。

2014年10月27日 (月)

福島県知事選挙、あまりの低投票率に「終わった」印象しか持たない。

 昨日、投開票が行われた福島県知事選挙は前副知事で、与野党相乗り候補の内堀氏が圧勝した。さっそく、民意が得られたとばかり、原発再稼働を公言する××首相。選挙で負ければ、それは民意でないと言い、選挙で勝てば民意と言う。こんな詭弁に満ちた内閣支持率が未だに5割近辺にいること自体、私には考えられないし、それがもし本当の民意と言うなら、完全にマイノリティだ。それでも、この人達は死んでも許さない。

 それにしても、投票率が45%程度だったことには落胆する。東関東大震災、原発事故からの復興を考えれば、少なくとも65%は超えても良いはずだ。もちろん、県外に避難を余儀なくされている人達もいるし、もはや結果的に福島を見放さざるを得ない人達もいだだろう。だけど、何で庶民に唯一ある権利を放棄するのか?

 誰がやっても同じだからか?もう政治に絶望してしまったのか?投票所に行って投票することがそんなに面倒臭いことなのか?自分が思い描く候補者がいなかったのか?とりあえず、自分達さえほどほどに生きていければそれで良いのか?いずれにせよ、選挙権の放棄というのは民主主義なんていらないと言っているのに等しい気がする。

 ここ数年、大きな選挙があるたびに、投票率の低さに衝撃を覚える。この投票率をみるだけで、福島県民を応援する気が失せてくる。政治への無関心がどれほど恐ろしいことなのか分からないのか?かの戦争に至ったのは、庶民の無関心さが大きかったのではないか?

 チェルノブイリ原発事故では、発生から4年目から、政府が無視できないような健康異常が突出してきた。福島では既に若者の甲状腺ガンが疑い例も含めて100名を超えている。伝えられていないかもしれないが、様々な放射線疾患が増えてきているのではないかと思っている。この国の偉い人達が何でもかんでも「原発事故とは無関係」と語り、それを信じているならやむを得ない。私の空しい気持ちは治まることがないだろう。とても残念だ。

【追記】現首相の苗字を表示するのさえ嫌悪感にかられるので、××と表記することにした。

2014年10月25日 (土)

『神風は吹いたのか?4000人が死んだ「特攻」』(毎日新聞:http://bit.ly/1rtJaDZ)の記事を読んで思うこと

 70年前の今日、「神風特別攻撃隊」が初めて米軍艦艇に突入した。恥ずかしながら、このことはつい数日前に知った。別に太平洋戦争について耳を塞いできたわけではない。現在も不況と言われながら何とか生きている私達は、こういう犠牲の元に成り立っているのだとは思っている。しかし「特攻」については断片的にしか勉強しなかった。戦争の理不尽さ、悲惨さ、なんて今さら詳しく知ってどうする?そして、まだ若かった彼らはどんな気持ちで亡くなっていったんだろうと想像すると、やりきれない気持ちになるからでもあった。

 この記事を読むと、最初は予想以上に成果を上げたことが悲劇を増大させることに繋がってしまったようだ。「パールハーバー奇襲作戦」といい、この「特攻」といい、作戦司令部の人達は勘違いしてしまったとしか思えない。何でこんな馬鹿げた作戦が通用するのか?だいたい、だだでさえ国力が低下しているのに、人も飛行機も失っていくのだ。

 そして、だんだんと命中力も落ちていく。これでは無駄死にもいいところだ。若く将来ある若者たちがなす術も無く死んでいく。航空部隊だけで3,848人もの犠牲者を出した。おそらく国民一人一人は疑問に感じていたのかもしれないが、国やメディアが作ったその時の「空気」がそうさせなかった。仮に反抗していたら罰せられた筈だ。頭の良い人達が揃いも揃って過ちを認めない、改めようとしない。結局、サイパン陥落後も続けてしまったため、日本の多くが焦土と化してしまった。これでは何の為に「特攻」で命を落としたのか分からないではないか?とても悲しい。

 数年前なら、この記事なんて目に留まらなかった。しかし、安倍内閣が発足し、勝手に憲法解釈を変更し、特定秘密保護法などを成立させた。度重なるメディアトップとの食事会が示すメディアとの癒着、NHK経営委員への介入、着実に戦争可能な国にしようとしていることは確かだ。原子力行政だって、消費増税のやり方だって、戦時中と似たような対応をとっているように思える。そう、今現在は、関東大震災後の時と似たような状況なのではないかと危惧しているから気が付いたのかもしれない。

 過ちは繰り返さない。戦争の犠牲者に対して誓えることはそれだけだ。若くして亡くなられた特攻隊員の方々の御冥福をお祈りします。そして、この危険な政権が早く終ることを願う。

2014年10月24日 (金)

【素人目戦】第40期天元戦挑戦手合第1局を見て思うこと

 今日行われた第40期天元戦挑戦手合は黒番・高尾十段で始まり、188手までで、白番・井山天元の中押し勝ちに終わった。井山天元は今月15-16日に名人戦第5局、18日に阿含桐山杯決勝、21日に王座戦挑戦手合という過密日程を経て今局を迎えている。全て勝っているのが凄いが、移動のことを考えれば、疲労もかなりあるだろうから、個人的には不利かと思っていた。そんな心配はご無用とばかり、勝ってしまうから驚かされる。

 今局も素人の私には、どこがキーポイントだったのか、何手目が敗着だったのかは分からない。下図、黒135の段階では左下隅から左辺一帯の黒石はシノげているような感じがするし、右下の白石も”これで果たして生きられるのか?”と思うくらいで、高尾十段の方が有利なような気がしていた。

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 ところが、下図、約20手進んだ白156では私が死んでしまうだろうと思っていた右下隅の白石が見事につながり、尚且つ、中央に20目程度の白地が出来てしまいそうな感じになっている。ここでソフトの形勢判断だと、白が盤面で8目程度リードしている。黒としては左辺一帯の大石を単に助けても地合いで足りないと踏んだのか?この次の黒157では12-七とハネて行って中央を荒らしにかかった。

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 下の終局図を見ると分かるが、中央の白地には喰い込むことは出来たものの、左辺一帯の黒の大石は死んでしまった。これでは投了やむなしだろう。

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 ここまで書いてきて、今局の流れを考えると、左下隅から、黒を攻めていきながら白の中央を厚くし、先手で右下隅を荒らしたばかりでなく、中央に地模様を形成できたことが勝ちにつながったような気がする。どうしたら、また、どの時点でこういうイメージが浮かぶのか?井山天元の頭の中を覗いてみたい(笑)。





 

2014年10月23日 (木)

中越大震災から10年が過ぎて思うこと

 早いもので、今日で中越地震から10年が過ぎた。あの時は土曜日で、診断士仲間と会合の後、横浜で飲んでいた。かなり大きい揺れが長い時間続いたのを覚えている。まだ、スマホなども無い。実家に電話をかけて、どの程度の地震だったのかと聞くと、中越地方で震度6らしいということだった。早々に切り上げて帰路に着いた。

 翌日から観る映像は悲惨な地獄絵図だったが、なかでも震災4日後、土砂崩れの起こった所で車が埋まっていて、その中から2歳の男の子が救出されたことは今でも鮮明に覚えている。救助にあたった、東京消防庁のハイパーレスキューの皆さんも、大きな余震があれば自分達も生き埋めになりかねないという中で、よく救出できたものである。観ていて拍手すると同時に、涙ぐんでいたのを覚えている。

 今夕、NHK首都圏ネットワークを観ると、その時、救出された子供が中学生になっていて、柔道部に所属していることを伝えていた。彼は当時のことはよく覚えていないようだが、母親や姉が亡くなり、自分自身が過酷な条件の中で救出されたことは知っていたようである。担当記者も10年取材して、今年ようやく本人から当時の話を聞いたそうだ。そして、NHKの質問に対して、「将来は人を助ける仕事がしたい。。」と自記筆の手紙で回答していた。

 ありきたりの話と言ってしまえば終わりだが、私のような凡人よりも遥かに過酷な経験をした彼は、私より遥かに心が強いと思う。今後、彼がどのような人生を歩んでいくのかは想像できないし、これから挫折することもあるだろう。彼にとってはこの体験は重荷なってしまうのではないかと危惧するものの、自分の思い描く道を追求して欲しいと願うばかりだ。

 ここ4年ぐらい、8月2、3日に行われる長岡大花火大会をユーストリームで観ている。その中のプログラムで、「フェニックス」と呼ばれる、平原綾香さんの「ジュピター」をバックに、打ち上げ範囲が約2㎞にも及び、それはそれは凄いとしか表現しようがない花火だ。パソコンに流れる映像を観ていても、感動する。区切りの10年ということで、今年で終わってしまうらしいのが残念だが、きっと新たなプログラムになるのだろう。

 日本は地震大国であって、いつどこで大地震に見舞われるか分からない。私が直接関係する、神縄国府津断層帯の地震や東海・東南海地震にも警戒しないといけないし、富士山の噴火だってあるかもしれない。とにかく自然には勝てないのだ。まして、過去に経験しなかった災害が、今後起こらないとは限らない。そのことを庶民は心底分かっているのに、この国の為政者、及び、官僚連中は立場主義故に、それを肯定しようとはしない。弱者の立場にはなれないのだ。悲しいというより呆れてしまう。

 先の震災で亡くなられた方々の御冥福をお祈りするとともに、復興に向けて努力されている方々を心から応援しています。

 

2014年10月22日 (水)

『小渕氏の「カネ」知る町長に連絡取れず』(日刊スポーツ:http://bit.ly/1uE80D3)の記事を読んで思うこと

 昨日、小渕経産大臣は辞任したが、問題となった政治資金報告書の全てを知る人物が姿を消してしまった。小渕氏に罪はなく自分に罪があるという遺書でも残して自死してしまうことが考えられる。推理小説まがいなら、自死に見せかけて消してしまうなんてことも想像できる。そういうことになって欲しくないし、まずは全てを明らかにして欲しいと願うばかりだ。

 先日も書いたが、お嬢様の小渕氏が細かい政治資金の使途なんて知る由もなかっただろう。故小渕首相の事務所や後援会が雑務は握っていたんだ。彼女は単に担ぎ上げられただけ。それでも地盤・看板・カバンがしっかりしていたから、自民党でも重宝してきたし、安倍首相が庶民への目くらましてして女性活用を謳ったことで、彼女を大臣にしただけに過ぎない。TBS社員だった彼女が経産省関連の知識をどれだけ持っていたか?他の大臣にも言えることだけれど、所詮、官僚のお飾りとしての起用でしかない。

 日本国内、いや、世界に向かって平気で嘘をつけるサイコパス首相なんて、メディアが徹底的に叩けば簡単に終ってしまう。ところが、まあ、前回の失敗を教訓としてメディアのトップ連中を手なずけたから、存命しているようなものだろう。自分の信派を経営委員に送り込んだNHKの報道なんて誰が信じるか?

 今回の女性2閣僚辞任劇だって、本当はもっと都合の悪いことを隠したいとしか思えない。B層が多い日本は、やれウチワがどうのこうの、今度はワインがどうのこうのといった話題で誤魔化されてしまう。自分達のような富裕層だけが意気揚々と暮らせる社会にするために酷い施策をうっていることなど、だだテレビを観ている人には知る由もない。

 世論調査にしても、様々な政策については圧倒的に反対意見が多いのに、内閣支持率は5割近いという、素人には説明できないわけのわからない様相をみせている。このままぬるま湯につかっていてもらって、気づいた時には大変な目に遭うということになるだろう。早く目を覚ませ!市井の人としては、モノが言える時に精一杯批判しておこう。

2014年10月21日 (火)

昨夜の「第2回 囲碁界の未来を語る会」のニコ生で観て思うこと

 昨夜、「第2回 囲碁界の未来を語る会」が開かれた。ニコニコ動画で配信されたので、昨年同様視聴したが、2時間があっという間に感じるくらい濃い内容だった。なにせ昨年のこの会で公言されたU-20の世界大会は今年の5月に実現したし、13路盤の大会も実現したのだ。絵に描いた餅にならなかったのは素晴らしい。

 今回も批判より提言という形で、ブレーンストーミング的なものがパネルディスカッションをメインに行われた。この会の前には若手棋士が集って2時間程度意見を出し合ったというのでそれも良い試みだ。欲を言えば、協会のHPに会員からの意見を載せたり、そこで討論するなりをすれば良い。ブレーンストーミングは、一見、脈絡がないように思えるけれど、とにかくアイデアを出すということがメインであって、収束はその後で良い。

 日本囲碁界は今や本当に曲がり角だ。1200万人いた愛好者が400万人にまで減っているという。高齢化も進む。それに引き替え、中韓台を始めとして世界各国では増えているようだ。悲しいかなかつては栄華を誇った日本囲碁界も、国策で行われている中韓に差は付けられるし、このままだと欧米等に抜かれるかもしれない。その兆候がアマチュアレベルでは現れ始めている。このままでは家元制度を確立し、日本囲碁界を名実ともに世界一に導いた徳川家康が泣く。

 話が逸れてしまったが、昨夜のパネルディスカッションで堀学長がしきりに100周年に向けた「ビジョン」が必要だと言うことをしきりに問うていた。経営戦略を勉強した人なら分かることなのだが、まずは「ビジョン」を確立して、それをステークホルダーが共有した上で、そのために何をするか?どういう組織で行うか?スケジュールはどうするか?ということを練っていかなければ、成功には至らない。ビジョンがなければ、どんなに良い取り組みを行っても統一感に欠ける。ただ、昨夜の様子では、その重要性があまり理解されていないような気がしたのは残念だった。

 もちろん、棋士の皆さんが経営戦略手法なんて知っているわけがないし、理事長も企業の経営戦略手法が囲碁界に通用するのかどうかを判断できるわけがない。しかし、この衰退していく囲碁界を復活させるには、今までになかった発想や思想を導入しなければ、どうしようもないことは皆が分かっていると思う。

 出来れば、こうした会は1年単位ではなく、少なくとも半年単位で行われて欲しいし、もっと世間にこうした取り組みが行われていることを公表して欲しい。日本囲碁界の復権を望む。

 

 

2014年10月19日 (日)

【「見誤った」 無能な職員や官僚的な組織体質、WHO猛省 内部文書】(産経新聞:http://bit.ly/1CC2jKd)の記事を読んで思うこと

 エボラ出血熱の感染拡大が止まらない。死者は5千人近くに及び、感染者は1万人に上ろうかとしている。もっとも、正確な情報が上がっている訳ではないから、もっと深刻な事態になっているのかもしれない。

 アメリカでも2次感染者が2人出て、その関係者が200人近く隔離されている。スペインやフランスでも2次感染、3次感染の疑いがある人達も出始めた。何しろワクチンが無い状況で、致死率が50~70%と言われれば、脅威だ。それに2次感染している人達の多くは医療従事者であって、我々素人より遥かに医療知識の優れた人達なのだ。不安を抱くのは当然ではないか?

 致死率が高いウイルスの場合は、他人に感染する前に、罹患者が亡くなってしまうので、世界的流行にはなりえないと、数年前、新型インフルエンザが流行した時に聞いた。しかもエボラ出血熱は空気感染でも飛沫感染でもなく、体液に直接触れなければ感染する恐れはないと聞いている。それにメディアに登場する識者は、日本に入ってくる可能性は否定しないが、流行することはないと言う。

 何となくだが、原発事故後の御用学者のコメントに似ている。エボラ出血熱がこんなに流行しているのはウィルスが他人に感染しやすいように突然変異しているのではないのか?人々がパニックになることを恐れて「安全神話」を作っているように思えてならない。今は全世界叡智がこの人類に対する脅威を封じ込めることが必要なのに、WHOの失態を晒して責任追及している場合ではないだろう。そんなことは、この脅威が終わった後で良いではないか?

 私は故小松左京氏の小説「復活の日」を何度も読んでいるし映画も観ているから、今回のエボラ出血熱流行はただごとではないような恐怖を覚えている。とにかく全世界がこの脅威に対して、全力を上げて封じ込めることを切に願う。

2014年10月18日 (土)

小渕経産大臣の政治資金報告書虚偽問題について思うこと

 第2次安倍内閣が発足してから2ヵ月も経っていないのに、目玉とされた5人の女性閣僚のスキャンダルが続く。高市、山谷大臣の偏執的思想、松島大臣の「うちわ」配布、そして、今週に入って小渕経産大臣の政治資金規正法違反疑惑がクローズアップされた。今夜の段階では”辞意を固める”という報道が流れているから、本人が固辞してもこの流れに乗ってしまうだろう。

 勝手な想像だが、大臣になれなかった議員の周辺の人達か、あるいは原子力村の人間か、はたまた、今国会の焦点をぼかそうとする人間がリークしたのだろう。私は別に小渕大臣の肩を持つわけでは無いが、本人は収支報告書の記載云々なんて知らなかったのだと思う。故小渕首相の娘で、おそらくガッチリとした後援会組織があり、事務所スタッフだって古参の人も多いだろう。事務的なことなんて政治家がやる訳がない。世襲議員の隙を突かれたのかもしれない。

 政治資金報告書なんて、税金の申告より如何に杜撰なものかが良く分かる。現議員の報告書を全て精査したら、どれだけおかしな申告漏れが出てくるのか分からない。ところが、鈴木宗男元議員や小沢一郎氏は、1円単位まで申告していながら、贈収賄や政治資金規正法でやり玉に挙げられた。今年に入ってからも猪瀬元東京都知事の資金問題も物議を醸したが、結局はお咎無しとなった。

 今回、小渕議員の秘書、あるいは会計責任者が法的な罪を問われるかどうかは分からない。メディアも一見、大騒ぎしているように見えるが、そこは首相の夕飯仲間がトップだから、出来るだけオブラートに包んでいる。これもあくまで勝手な想像だが、トカゲの尻尾切で終わってしまうような気がしてならない。

 こんなことで大騒ぎとなれば、秋の臨時国会だって、最重要課題と言った地方創生、それに集団的自衛権、特定秘密保護法、消費増税、TPP等々の国民生活に直結する議案は、興味ある人がHPを見ただけで終わってしまう。それに加えて、福島第一原発の問題も殆ど国民に浸透せずに終わってしまう。今日だって、海側の井戸で今まで以上の高濃度セシウムが検出された。今、どれだけの人が知っているだろう?このことがどれだけ深刻なことなのかが分かっているだろうか?

 昨日、私の身内から、「テレビを観ないとボケる確率が高いらしい」なんてことを言われてムカついたが、「B層のお前がこの国を滅ぼすんだよ」とは言い返せず、ただ、ただ、呆れ返るばかりだった。頭の回転の速い奴なのに。。一方的に流される情報は注意しなければいけないのに…。ただ、心の中で蔑むばかり。自分に都合の悪いこと、面白くないことは無視すればいいのか?

 悲しいかな、そういう人達が多いのだろう。こういうことを言えば、左翼云々レッテルを貼られる始末の世の中だ。戦前の空気とどこが違うのか?疲労困憊で鬱傾向の私には、今の世の中が閉塞感溢れるような気がしてならない。誰か助けて欲しい。

 

2014年10月17日 (金)

【素人目戦】第33期女流本因坊戦第2局を見て思うこと

 第33期女流本因坊戦第2局は、312手までで白番・藤沢里菜会津中央病院杯(以下、藤沢2段)が向井千瑛女流本因坊に2目勝ちした。これで対戦成績を2勝0敗として、史上最年少女流本因坊獲得に王手をかけた。

 それにしても素人の私からみれば、序盤から中盤にかけての展開ではとても白を持つ気になどなれない。下図は黒63手目だが、白は完全に封鎖されてしまっていて、これをどうやってシノぐのだろう?私には全く分からず、ひょっとしたら、これで投了なんてこともあるのかとさえ、思うのだった。

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 そして、下図が黒105手目。左下から左辺にかけての白は何とかシノいだような感じだが、黒が4-十九にハネてきたら危ないような気がする。それに、この図では右下から右辺にかけての白石も相当危ない。地合いだって、黒は右辺と下辺には確定地があり、尚且つ、左辺も地になりそうな感じだ。ところが白は右上は確定しているが、左上とてどこまで地に出来るか分からない状況なのだ。

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 ところが、まだ16歳、入段4年目の藤沢2段は、私の心配をよそにちゃんとシノいでしまう。プロなのだから当然なのかもしれないが、相手も女流本因坊だから、その凄さに驚いてしまう。そして、個人的には下図白130手が今局のターニングポイントだったような気がする。

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 ここから、白は左辺は荒らせたものの黒に左上隅を地にされた。数手ごとに、このPCソフトの形勢判断機能を使ったが、それでも白の方が形勢が良さそうだ。ただ、向井女流本因坊の怒涛の先手ヨセでその差はどんどん縮まっていく。その上、一瞬、藤沢2段が見損じたのかと思えるくらい下辺の白4子を賭けた7-十四、十五でのコウ争いが始まる。これに黒が勝って白の4子を取れれば明らかに逆転だ。しかし、コウダテは白有利と読んでいたのか?結局は白がコウに勝ち、僅差ながらも2目半勝ちした。

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 プロの対局を見ていると、「ここは、このまま放置して大丈夫なの?」なんてしばしば思う。今局でも左下の白のシノぎ筋なんて全く分からなかった。プロのヨミの力が凄いと言ってしまえば簡単だが、改めて死活の重要性が良く分かった。紙一重で守ることが出来れば、その分、他の大きな所に打てるのだから。ただ、その力の無い素人がプロを真似て下手に手を抜くと簡単に殺されてしまうことが多いのも確か。今の私には「ここは危なそう」というところで手を入れてしまうのは、やむを得ない。それを一手でも二手でも遅らせることが出来れば強くなれるのではないか?この死活力をつけていくには、基本死活や詰碁をマメに解いていくことに尽きる。少しでも上達できるように頑張ろう。




2014年10月16日 (木)

【素人目戦】第39期名人戦第5局、2日目を見て思うこと。

 手に汗握る展開はNHK-BSの中継が終わったところから始まる(笑)。今日は4時からBSの生中継を観られたが、いつも一番良いところで終わってしまう。ニコニコ生放送では最後まで中継してくれるが、予算の都合か?大盤解説もなく、所々で解説が入ってくる程度なので、こんな難解な囲碁を素人はただ黙って、見ているしかない。それが非常に残念だ。

 やはり黒111手目(14-六)のノゾキが打ち過ぎだったのか?ここから、激しい戦いになっていく。黒は右上隅は取れたかもしれないけれど、上辺に打ち込んだ流れの5子も、左辺の大石も危なくなっている。ところが白には捨てた石以外に危ないところはなく、逆に捨てた石がコウ材等の味になっている。素人目には、地合いは黒が良いように思えるが、BS解説の武宮九段、青葉四段も白持ちだという。この辺がプロとアマの違いなんだろう。

 そして、下図、白124手目からが素人泣かせの展開だ。

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 いったい何が始まるんだろう?っと思っているうちに、下図のような展開になってしまった。井山名人は1手1分の秒読みの中でこんな図まで想定していたのか?

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 この辺りはニコ生で武宮陽光5段の解説があったので、その凄さに驚いた。2手ヨセコウながら、白にはコウ材が多く戦えるばかりか、黒は右下隅や上辺から中央にかけての黒石、左辺の黒石の生死も脅かすという。しきりに首をかしげるが、こうなると、主導権は井山名人になる。最終的には下図、白176を見て、河野九段が投了した。

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 この手は受け方によって、右上隅の黒と中央の黒のどちらかが取られてしまうようだ。これでは河野九段も投了やむ無しなのだろう。井山名人恐るべし、そんな感じがした。

 もちろん、これは鑑賞するための碁であって、間違っても素人が真似できるものではない。ただ参考にしたいと思うのは、右下隅、左上隅、左辺など、完全に取られてしまった感のある石でも、味を残しておけばいろいろ活用できる可能性があるのだということだ。それに景気良く石を捨てても勝てるということだ。

 間違っても、その域に達することなど出来ないが、囲碁というのは大局観が大切なことが大切なことを教えてくれた対局だった。この面白さが、野球やサッカーのように、ルールすら知らない人達に伝えることが出来れば、もっと囲碁に関心を持つ人が増えるのに…、なんて思ってしまう。

 これで対戦成績は3勝2敗と、井山名人が一歩リードした。妥協を許さない両者の対決はどこまで続くのか?次局も面白い対局に期待したい。


 

2014年10月15日 (水)

【素人目戦】第39期名人戦第5局、1日目を見て思うこと。

 囲碁名人戦は井山裕太名人、河野臨挑戦者が共に2勝2敗のがっぷりよつで第5局を迎えた。この2人の対局は殺すか殺されるかの激しい対局で、素人に真似できるはずもないが、見ている分には非常に面白い。

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 今局は河野挑戦者の先番だった。仕事の合間を見ては幽玄の間を覗いていたが、黒が7手目でナダレを選択したので、”これはタイトル戦で久しぶりに大ナダレ定石”が見れるのかもしれないと思った。しかし、白10の大ナダレにもっていく展開において、河野九段は右上隅に一間ジマリを打った。難解な闘いに持ち込むのは避けたのか?それとも盤面全体を見て大ナダレは良くないと判断したのか?私にはよく分からない。

 そして、井山名人が右下隅で一間ガカリ、河野九段が一間バサミに白が下ツケと、プロの対局では良く見られる展開になった。黒15は最近の流行では黒は13-十七と二間にトブのだが、何と16-十六と素人目にはナダレのような感じになってきた。さすがに、両者考慮する時間が長くなる。ツイッターで三村九段は「新定石作成中」のようなことを呟いていたが、それくらい難解なのだろう。

 定石ー正直言って、素人にはこれほど悩ましいものはない。そもそも定石と呼ばれるものは沢山あるから覚えきれる訳がない。途中の変化も多い。選択した定石がその局面に最適かどうかも判断しなければならないし、それに、自分が定石通り打とうとしても相手が受けなければ何にもならない。本来なら相手が定石を外してくれば、それを咎めて自分が有利になるはずなのに逆にピンチになってしまったりする。それでも定石は双方にとって互角の形なのだから、知っていることに越したことはない。

 個人的には林海峰九段の「簡明定石事典-これで十分!全82型」でその手順を、その他では「新・ポケット定石100」、故加藤九段の「パワーアップ定石」をPCソフトに入力して、繰り返し、その形だけを覚えようとしているが、その手の意味を理解することは難しすぎる。

 話を元に戻すが、今局の右下隅の展開はプロの方々でさえ、その優劣が判断できないくらい難解らしい。囲碁を知らない人がみれば、”なんで、こんなところで、こんなに時間が掛かっているんだ?”なんて思うことだろう。でも、少しでも真剣に打ったことがある人なら、この序盤での主導権争いが今後の戦いに非常に影響してくることは分かる筈だ。ただ、思っただけで実行できないのが素人の悲しさか。

 果たして、井山名人の封じ手はどこだろう?黒39で一応、右下隅は治まった感じがあるから、左上隅の黒も白も不安定なところに打ってくるのではないかと勝手に想像する。明日も手に汗握るような面白い碁になることを期待する。

2014年10月14日 (火)

お飾りで終わる予感の地方創生法案

 なんでも今日の国会で地方創生法案というものが審議され始めたらしい。個人的には来年の統一地方選挙で自民党が勝つための目くらまし法案だろう。所詮、基本方針のようだし、単なる実績作りとしか思えない。

 本気なら、まずは新自由主義を止めているだろう。過度な競争社会が日本を疲弊させているのではないか?消費増税が国民の多くを貧乏にさせ、強い者だけが生き残る社会にしてしまったではないか?結局、このことで国民に漠然たる将来不安を抱かせるから、結婚して子供を作って育てようとか、大きな買い物をしようという気にさせないのだ。

 これに追い打ちをかけるように、自分達の党が反対していたTPPだって意気揚々と交渉しているではないか?アメリカの中間選挙絡みで交渉妥結には至っていないが、TPPは関税だけの問題ではないということをどれだけの国民が知っているのか?

 何とかミクスというもので、どれだけの人が恩恵を受けているのか?また給料が上がる公務員だけは別だが、ほとんどの人は所得以上に物価だけが上がっていることを認識しているのではないか?

 次から次へと日本国民を貧乏にする政策を採っていて、地方創生云々なんてバカバカしい。ただ、悲しいかな大本営とつるんでいるメディアを信じてしまう国民が多いから、やりたい放題だ。今夜、NHKのニュースで内閣支持率が52%だ。内閣とお友達のNHK経営委員が跋扈しているので、個人的には信用しないが、天下のNHKと思っている人が多いから仕方ない。皆がおかしいと気づいた時点では終わりなのだ。天命が下されるまで、この推移を見ていこう。

2014年10月12日 (日)

『マララさんへの攻撃を示唆 「敵にナイフ」と武装勢力』(東京新聞:http://bit.ly/1qKrzav)の記事を読んで思うこと

 昨日ノーベル平和賞の発表があり、パキスタンの17歳のマララさんが受賞したが、早速、イスラム原理主義組織から攻撃示唆が出た。本当に恐ろしい。すでに彼らは彼女を襲撃しているにもかかわらず、今回の件で、余計神経を逆なでされたようだ。果たして、この受賞が良かったのかどうか、個人的には判断できない。

 ただ言えることは、この少女を世界的に有名にしてしまったことで、彼女が掲げる運動に賛同する人は増えるだろうが、彼女へのリスクが今まで以上に増大したことだ。今以上に彼女のガードが必要だ。彼女がイスラム世界でのマザーテレサ的な役割をして欲しいことを望むが、それは逆に重荷になってしまうのかもしれない。

 そもそもイスラム原理主義と呼ばれる組織は、どうやって資金源を得ているのかが分からない。今、イラクやシリアで勢力を伸ばしているISISはイラクの原油を売って資金を得ているというが、それ以外はどうしているのだろう?お金がなければ、武器は買えないはずだし、いくらなんでもタダで武器供与する人がいるのだろうか?

 今、アメリカを中心とした連合国が、しきりにシリアで空爆を行っているようだが、結局はシリア国民を攻撃しているだけで、ISISは困っている様子がない。完全に制圧するなら、地上軍を投入するしかないのだが、イラク戦争で失敗しているアメリカには出来ないだろう。まさに泥沼化している。

 そして、彼らはアメリカ本土への攻撃も示唆している。何も2001年の同時多発テロのようなことをしなくても、今、西アフリカで流行しているエボラ出血熱に感染した人達をどんどん送り込み、一人でもアメリカ人が感染すれば、それは大事になる。それ自体がテロ行為だ。自爆テロだって平気で実行するのだから、こんなことは容易い。

 話は逸れてしまったが、宗教という名の下に集った人達は、ある意味、精神力は米軍よりも強固だ。同じ組織ではないが、僅か15、6の子供でさえ平気で殺傷しようとする連中の行動を阻止することができるのかは、非常に不安である。前にも書いたが、今までとは形の違う第三次世界大戦に入っているのかもしれない。暗澹たる思いだ。

 

2014年10月11日 (土)

産経新聞元ソウル支局長が朴大統領への名誉棄損で在宅起訴されたことについて思うこと

 10月8日、産経新聞の元ソウル支局長がコラムで朴大統領をウェブ上のコラムで名誉棄損したとして在宅起訴された。産経新聞なんて、安倍首相シンパだから大嫌いだが、それでも、元ソウル支局長の件は酷いと思う。何せ、元ネタの韓国メディアに対しては何の調査もしていないのだ。

 憶測だが、産経新聞は日頃、韓国に対して批判めいた記事ばかり載せているから、ここぞとばかり反撃したのかもしれない。これはやりすぎだ。

 この件に関して、政府や日本記者クラブは「報道の自由を侵害するもの」と「遺憾の意」を表明した。これは当然だろう。しかし、この方々に「報道の自由」云々語るのは、どうかとも思う。なぜなら、日本は世界報道自由度ランキングで韓国より2つ低い59位であるし、何より、「報道の自由」を一番危うくする特定秘密保護法が12月に施行されるからだ。この運用基準だって、識者によれば極めていい加減であって、権力側の都合の良いようになっているようだ。それに対して、声高に反対しているのは東京新聞ぐらいで、他のメディアはほとんどスルーではないか?

 今回、韓国は一応、市民団体が告発して、それをソウル地検が認めた形をとっている。胡散臭さは消えないが、手続き的には文句を言われない。ところが、特定秘密保護法だと、何が秘密すら分からず、どんな秘密を洩らしたから罰せられるのかも分からない。果たして、どんな裁判になるのか?ただ、メディアを政府の意のままに操る手段としか言いようがない。

 韓国を批判すること自体は間違っていないが、日本の特定秘密保護法についても同じように批判しないのは矛盾していないだろうか?産経新聞には是非、批判の先頭に立ってもらいたい。

【追記】このところ疲れ切っていて、尚且つ、ウツ気味で、世相的なことはあまり考えたくないし、だんだん書くのが億劫になってきている(泣)。とりあえず、自分が興味を持ったことだけをボチボチ書いていこう。

2014年10月 9日 (木)

【素人目戦】第33期女流本因坊戦5番勝負第1局を見て思うこと

  昨日、岩手県花巻市で第33期女流本因坊戦5番勝負第1局が打たれた。向井千瑛女流本因坊に、藤沢里菜会津中央病院杯(以下、藤沢2段)が挑戦する。藤沢2段がこのタイトルを獲れば史上最年少のおまけがつく。今のところ「幽玄の間」は無料会員なのだが、この棋譜進行もリアルタイムで見させてくれたのは嬉しい。ただ、気付くのに遅れてしまい、最初に見た局面が黒139だった。

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 これを見ると、アレ?中央の黒大石が完全に包囲されてしまっていて、この真ん中の白が取れなければ死んでしまい、碁は終わりだろう。見続けたかったが仕事中ゆえに見れない。果たしてどうなるのか?おそらく藤沢2段が投了しているだろうと思っていた。

 ところが帰ってきて、棋譜を見たら、藤沢2段が217手までで中押し勝ちしていた。何が起こったんだ。順を追って見ていった。だが、前図の数手後の局面では完全に黒の大石は死んでいたはずなのだ。ただ、この黒147のノゾキ、これで流れが変わったような気がする。私が白なら受け方が非常に悩ましい。下手をすれば右辺の白が死んでしまう。

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 そして、この後の攻防で、右辺のコウ争いの最中、右辺から右下にかけての白の大石も獲ってしまう。手順をクリックしていて、「へぇ、はぁ、凄いな」の連発。もう、この時点で勝負あった感じだ。白が右上隅に侵略するものの、黒217とツイだのを見て、向井女流本因坊が投了した。

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 素人にはここで白が10-四と切った時、右上隅の黒の大石は助かるのかどうかが分からなかったが、一子をポン抜きしている白4子を攻めていく等、いろいろと味があるようで、死ぬことはないらしい。こういうところがパッと分からないのが級位者の悲しさか(笑)。

 今、行われている井山名人と河野臨九段の名人戦も獲るか獲られるかの激しい碁だが、この女流本因坊戦も両者妥協を許さない、激しい闘いの碁になりそうだ。次の第2局も楽しみだ。

2014年10月 7日 (火)

【素人目戦】第39期囲碁名人戦第4局を見て思うこと。

 第39期囲碁名人戦第4局は黒番の井山名人が217手までで中押し勝ちした。今回は月曜、火曜という私にとっては一週間で一番忙しい時だったから、見るのに難儀した。それでも、今日、2日目の5時過ぎからは、BS、ニコ生で見ることが出来た。

 今朝の封じ手開封から、右上隅から上辺にかけての白石が攻められる形となり、今回は黒の井山名人が有利な展開なのかなぁ?と思っていた。黒は右上隅、上辺、下辺一帯で地を作り、この白石を攻めることによって、まだ手のつけられていない左辺方向へだんだん黒石が進出して荒らしていったからだ。そして、私がBS中継を観始めた時、こんな一手が打たれる。

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 素人の私なら、6-十五辺りに打って、下辺の地を拡大して地合いで勝負するのだが、安易な妥協を許さない名人は違う。左辺から左下隅までを荒らしてしまおうということなのか?

 この時点で名人は1手一分の秒読みに入っている。妥協したら負け?敢えて自分を追い込んでいるのかのようにすら感じる。

 ここからの攻防は、双方がなにを狙っているのか?どれが最強手なのか?解説を聞いていても訳が分からない。この後も、これで妥協しても黒が勝っているだろうという展開になっても、緩まないし、激しい闘いは終わらない。

 両者の対局は碁聖戦から見ているけれど、一度も作り碁がない。今回は作り碁になるかと思ったが、終盤にきても緩まない。

394 ひょっとしたら上辺の黒が死んでしまうのではないかと思うくらい、上辺から中央にかけての白一団も攻める。またしても、コウ争い。激しすぎる。この一団の白は生きたものの、だいぶ損をしてしまったようで、河野九段は黒217を見て、投了した。

 素人ながら、井山名人の碁は打ち過ぎと思われるくらい激しい。嵌った時の破壊力は凄まじい。今回はねじり伏せたという印象だ。個人的には、どうしても中国、韓国の棋士を意識しているような気がしてならない。彼は日本の名人=世界の名人と呼ばれたいと語っている。日本の囲碁復権をかけて、この野望を応援したい。

 この両者の戦いに作り碁はありえないのか?最後までなぐり合わないと気が済まないのか?この手に汗握る闘いは、これからが佳境になる。15日からの第5局も楽しみだ。

2014年10月 6日 (月)

台風18号と避難勧告について思うこと

 大型で強い勢力の台風18号が朝の首都圏を直撃した。4時前から仕事をしていたが、幸い、雨が酷かっただけで風は大したことはなく、通行止めも回避できた。幾度となく見る川の荒れようはもの凄く、相当な雨量だったことが分かる。それでも10時半ごろには雨は止み、台風一過の晴天に恵まれた。個人的には、この程度で良かったなぁと思ったが、夕方帰ってきてニュースを観ると、想像以上の被害が出ていて驚いた。自然には勝てないことを改めて、認識するのだった。

 ただ、少し気になることがあった。うちの町の近隣である小田原市が10時ごろ全市民に対して避難勧告を行ったことだ。それをラジオのニュースで聴いた時、”何度も豪雨災害に見舞われているうちの町でさえ、全町民避難なんて出していないのに、それより都会の小田原市で避難勧告?何で?”という思いだった。

 今はスマホのアプリで雨雲レーダーが見れるから、雨の様子がリアルタイムで分かる。まして、今回の大雨は台風が原因で、レーダーの様子を見ていれば、あと1時間もすれば、雨が治まりそうな感じだ。小田原だって広いし、山王川も相当ひどかったようだから避難に値したのかもしれないが、小田原市民はこの勧告に従って、どれくらいの人が避難したのだろうか?申し訳ないが、私が市民だったら避難していない。

 小田原市のみならず、今回の台風で避難勧告の人数が200万人超に上っているというのだが、実際、行動した人はどれくらいいたのだろうか?そもそも一番雨の酷い時間帯に避難勧告を出されても、移動する際に危険な目に遭う恐れはないだろうか?何か違うような気がする。

 確かに、昨年の大島町での豪雨災害や、今年の広島豪雨では自治体の避難勧告がなされなかったことが問題になった。私自身はそのことについてはやむを得なかったと、ブログでも書いていたと思うが、こういう事態になった場合、メディアや国民から非難されることを考えれば、いち早く避難勧告を出しておこうという気持ちになっても仕方がない。

 しかし、こうして避難勧告を乱発することによって、それが”結果的に”避難に値しないような場合であると、市民はその勧告を軽く見てしまう傾向にならないだろうか?オオカミ少年になりかねない怖さがある。もちろん、その判断は難しいけれど、事前にこういう状態になったら避難勧告を出しますよ、というアナウンスがされ、住民の認識が得られていることが重要だと思う。”空振りだったけど、やむを得ないな”という空気が必要なのではないだろうか?

 今回の台風で被害に遭われた皆様にはお見舞い申し上げます。

2014年10月 5日 (日)

「長崎、容疑者少女の父が自殺か 佐世保高1殺害」(共同通信:http://bit.ly/1xd3PkN)の記事を読んで思うこと

 「長崎、容疑者少女の父が自殺か 佐世保高1殺害」(共同通信)。自死された父親は佐世保でも有名な弁護士さんだったらしいし、子供の犯した罪の重さは一般人よりもはるかに理解していた筈で、いろいろ悩んだあげく死んで償う道を選んでしまったのだろう。メディアの張り込みもあっただろうし、相当、追い詰められていたことは良く分かる。同世代の自分としては、言葉にならない。

 今回の事件は、高1の少女が起こした犯罪としては、あまりにも猟奇的だっただけでなく、その前兆のような事件がありながら、適切な対応が出来なかったという点で親の責任も免れない。そのことは、この父親の方が私より十分認識していた筈だ。彼にとっては、このことは一生の重荷になる。自分が努力して築いてきた地位も名声も一瞬で失った。この先、同じ仕事が出来るか?数年すれば戻ってくるであろう娘とどう接すれば良いのか?被害者の御両親には、どう償うのか?私が想像する以上のことが彼を苦しめたに違いない。結局、こうしなければ楽になれなかった。

 そう言えば、連続少女殺害事件を起こし死刑執行された宮崎勤の父親も彼が逮捕されてからほどなく自殺した。確かに育て方が良くなかったのかもしれないが、そこまで親は責任を持たなければならないのか?ただ、何の罪もない被害者の親の立場に立てば、犯人もその親すらも許せない気持ちになるのは当然だ。何の落ち度も利害関係もないのに愛する人を失ってしまったのだから。

 しかも残念ながら、今回のような事件は防ぎようがない。いくら世間の人が”命の大切さ”を子供の頃から教えても、精神的に問題を抱える人には通用しない。そうかといって、ちょっと言動がおかしいからと措置入院させることも出来ない。誰かが、”この人おかしい”と思ったら専門機関に相談できるような体制作りを整えるくらいのことしか考えられない。おそらく、それでも防げない。なんとも悩ましい。どうすれば良いんだ?

 亡くなられた、お父さんのご冥福をお祈りします。

2014年10月 4日 (土)

香港の大規模デモに対して、日本政府が曖昧な態度をとっていることについて思うこと。

 香港で大規模デモが起こっている。行政長官選挙に関して、中国共産党寄りの人しか立候補できないことを不服とするものだ。やることが露骨だ。香港の民主主義をないがしろにしようとする思惑がミエミエなのだ。これはデモ主催者の方が正しい。

 ところが、日本国政府はアメリカが主催者側を支持したのに比べて、曖昧な態度をとっている。個人的には、今秋行われるAPECで日中首脳会談を実現させるために、中国政府を刺激しないように配慮しているとしか思えない。尖閣問題でただでさえ冷え切っている日中関係なのに、首相の靖国参拝等、中国に攻撃の手段を与えて、もう氷のような状態だ。

 しかし、仮に、中国と戦争状態になれば、製造業、観光業等々、この国の経済は滅茶苦茶になるのは明白だ。同じことが中国側にも言えるだろう。表面的には喧嘩していていても、縁を切ることは出来ないのだ。表立って、批判できるわけがない。

 もう、一つ政府が曖昧な態度をとらざるを得ない理由を考えると、仮に日本政府が香港のデモを容認したら、今も脈々と続いている反原発デモや沖縄の基地移設反対デモ等を間接的に認めてしまうからだ。権力側にとっては、我々庶民に対して、デモは危険なもの、いかがわしいもの、やってはならないことという意識を植え付けなければいけない。民主国家では認められているデモを、暴動と同じように植え付けている。

 ただ、香港で行われているデモも、日本で今、行われているデモも暴力的なものはない。主張は激しいが整然と行われている。これでは権力側が手出しできない。ところが昨日あたりから、香港ではカウンターデモ隊が登場し流血騒ぎになっているし、逮捕者も出ている。こうして、権力側はデモはいけないもの、危険なものということを改めて植え付ける。

 こういう洗脳が怖い。人々がお上に対して何も言えなくなる。行きつく先は・・・。悲しいかな、大手メディアは洗脳に拍車をかける。だんだん、戦前の社会に近づいているような気がしてならない。自分達さえ良ければそれでいいという発想を私は間違っても支持できない。早く現政権を潰さないと大変なことになる。安倍支持者から見れば狂っている私は、この欺瞞が続く限り叫び続ける。

2014年10月 3日 (金)

『「大規模噴火でも川内原発は安全」 安倍総理』(テレ朝ニュース:http://bit.ly/1x5V9g3)を見て思うこと

 『「大規模噴火でも川内原発は安全」 安倍総理』。予想はしていたから憤りも覚えない。おそらく官僚の書いた文章を読んだだけだろう。このメディアが持ち上げる王様は、福島第一原発事故が起こる前にも、共産党議員の質問に対して、事故は起こらないと明言していた。テレビではほとんど取り上げていないから、原発事故に関心がある人だけが、その驚愕の回答を知っているに過ぎない。

 今日も予算委員会で、また「福島第一原発はアンダーコントロールされている」なんて言ったらしい。我々のような凡人にはとても理解できない。嘘も方便ではなくて、自分では嘘だと思っていないのだから、どうしようもない。役人の書いた文章を忠実に読んでいれば、メディアや保守系の皆さんが暖かく守ってくれるから、言いたい放題だ。

 戦後最悪の犠牲者を出してしまった御嶽山の噴火でさえ、火山噴火予知連絡会の藤井会長は「完全な予知は不可能」と語っている。正直な回答だ。専門家がこう言っているのに、川内原発は安全だと断言できるのだから、もう神様だ(笑)。

 福島第一原発事故だって、想定外のことがたび重なったから世界最悪の事故になった。僅か3年半前の出来事をもう忘れているか?あるいは、無かったことにしたいのだろう。人間は自然には絶対に勝てないと凡人は思うのだが、東大出の超エリート官僚の皆さんは、自分達に責任が及ばない体制を作っておいて平気で騙す。

 「安全、安全…」と語るのは結構だから、もし何かあったら、全ての責任は自分にあると明言すべきではないか?原子力規制委員会の委員長だって、川内原発に関しては「適合基準には満たしているが100%の安全とは理解していない」などと訳の分からないことを言っているのだ。それでも、政府を監視すべきメディアは大々的には批判しない。

 こんなブログでしか、政府やメディアを批判できない自分自身も情けない。でも、将来何かあった時に、市井の人間でもこういう風に考えていた人がいたということは残しておきたい。

2014年10月 2日 (木)

アジア大会、女子サッカー決勝で日本が北朝鮮に惨敗したことについて思うこと。

 韓国の仁川で行われているアジア大会だが、私がテレビを観ていないからかどうかは分からないけれど、あまり盛り上がっていないような気がする。放映もTBS独占だからか、NHK以外の民放はその結果について取り上げていないのか?

 昨夜、行われた女子サッカー決勝、未明に起きなければならない私は観られなかったが、3対1で北朝鮮に敗れたようだ。日本チームはFWの大儀見やMFの澤、DFの熊谷等が入っておらずベストメンバーとは言えない状況なので、この試合をもって日本チームの実力とは言えないかもしれない。ただ、前回のW杯で優勝した時のメンバーが未だ主力であり続けているというのが不安でならない。若手の台頭が殆ど感じられないのだ。

 この大会でサッカー協会が佐々木監督に対して、どのような成果を求めていたのかは分からない。単なる結果だけではなく、恐らくメンバーの底上げも狙っていた筈だ。正直言って、アジアの中で日本と互角以上に戦えるのは北朝鮮、中国、韓国ぐらいなものだろう。この中で今回は北朝鮮との戦いだけだったが、悔しいという気持ちを選手達に植え付けることぐらいしか成果はなかったのではないか?

 3年前、W杯で優勝したとはいえ、その盛り上がりは一時的なものであって、なでしこリーグの注目度は低い。良い時だけ大々的に取り上げるのがメディアの習性で、日頃の戦いはその結果すら新聞の片隅に載るくらいだ。どんどん関心が薄れていく。果たして、スポンサーが付いてきてくれるのか?

 佐々木監督だって、負けないようにするためには、出来るだけ実績のある選手を登用せざるを得ない。個人的には、今回のアジア大会なんて若手だけで望めばよかったと思う。ベテラン選手に苦湯を飲ませたところで意味がない。今だけが良ければそれで良いというなら別だが、選手層を厚くするためには、こういう大舞台では若手に経験を積ませて欲しかった。

 このままだと、おそらく来年のW杯は惨敗に終わる可能性が高い。佐々木監督に恨みはないけれど、ショック療法的に電撃監督解任も必要な気がしてきた。せっかく築き上げた女子サッカーの地位もだんだん衰退していくような気がしてならない。あの感動を再び!と思うなら、抜本的な改革が必要なのではないだろうか?

2014年10月 1日 (水)

「原発優先 縮む再生エネ 電力会社、買い取り中断次々」(東京新聞:http://bit.ly/1wXpyNz)の記事を読んで思うこと

 震災から3年目の夏も、原発無しで電力不足は起こらなかった。この冬も電力会社は乗り切れるという。確かに電力会社が老朽化した火力発電所を無理やり動かしているのかもしれない。でも、こうして乗り切っているうちに再生可能エネルギーを利用した発電を増やしていけば、原発なんていらなくなるのではないか?

 その証拠と言えるものが、「原発優先 縮む再生エネ 電力会社、買い取り中断次々」(東京新聞:http://bit.ly/1wXpyNzhttp://bit.ly/1wXpyNz)この記事だ。太陽光を中心とした発電に乗り出した企業は多い。それなのに電力会社の都合で買い取らなくなるという。その理由は、全量を買い取った場合、「管内の電力需要を上回る時間帯や季節が生じる可能性があり、大規模な停電を起こす恐れがある」ことだという。

 日本だって、その気になれば再生可能エネルギーを推進できるのに、送電網やその管理が問題なのだ。結局は発送電分離をしないから、こういうことになるのではないだろうか?現在の電力会社の都合を重んじていれば、絶対に脱原発なんて出来ないということだ。

 こういうことを書くとすぐ電気料金が値上がりして困るという人が多くいる。それなら、まずは過度の円安と原油買取の仕方、並びに電力会社の総括原価方式を見直してからにして欲しい。

 もっとも自民党が政権を握っている限り、この原子力村の利権構造は崩せない。どんな詭弁を使っても、国民を騙してくるに違いない。悲しいかな、それを支持する国民が多いのだから、私はせいぜいブログで切々とその不条理を嘆くしかない。結果が出てからでは遅いのだ。大手メディアに流されてしまう残念な国になってしまった。

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