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2014年11月10日 (月)

3年ぶりに行われた日中首脳会談について思うこと。

 今日、約3年ぶりに日中首脳会談が行われた。やらないより、やった方が良いが、僅か25分では、挨拶して、言いたいことを言って、相手の顔色を伺って終わりだろう。だいたい握手している習近平主席には笑顔が無い。APECという太平洋の国々全てを交えた会議で、日本が積極的にアプローチしているのに、断るのも憚られたのだろう。約40年前、田中角栄が中国に行って、日中国交回復を成し遂げたこととは次元が違う。

 保守系の方々は、中国はけしからん!と言う。確かに、反日デモで日本国旗等を焼く姿や日系企業の襲撃、昨今では小笠原でのサンゴ密漁などを見れば、悪い印象しか覚えない。でも、中国に住んでいる日本人が殺害されたというニュースは聞かない。私の知人でも中国に仕事で行っている人がいるが、デモ周辺に行かなければ、危険を感じたことはないという。結局、市井の人達は、日本人そのものに嫌悪感を抱いているのではなくて、日本政府に憤りを感じているのだ。考えてみれば、私も同じなのだ。

 私は50過ぎになっても中国人の方とほとんど会話したことも無い。もちろん、酷い目に遭ったことも無い。それなのに、中国に対してあまり良い印象を持っていないのは、全てメディアの影響による。彼らが本当に70年前の戦争で日本に対して憎しみを抱いているのなら、毎年、100人以上の来訪客があるだろうか?少なくとも観光業にとって中国人は無視できないはずだ。もう、経済的には切っても切れない仲になっているのだ。

 別に恋人同士のように仲良くなれ、とは言わない。ただ、今のように尖閣諸島で一触即発のような事態は避けて欲しいのだ。喜ぶのは兵器を売れるアメリカだけだ。悲しいかな、食料自給率をみても、日本が隣国に喧嘩を売っている状況ではない。日本人の誇りとやらを顕示するのは結構だけれど、その関係が断たれた場合、どうするのかということを確立してからにして欲しい。

 不十分な首脳会談ではあったけれど、これを機に日中関係の改善の足掛かりとしてもらいたい。

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