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2014年11月 3日 (月)

昨日のNHK杯囲碁トーナメント、張栩九段対横田九段の対局棋譜を見て思うこと

 昨日のNHK杯囲碁トーナメント、解説付きで見たかった。先日の蘇耀国九段に続いて、黒番の張栩九段が同じ布石を打った。開発したのは張栩九段らしいが名前はまだない。でもとある方のブログによれば、両者この布石で打った対局は全て勝っているではないか。ネット上では、銀河流とか渦巻き流とか竜巻流等々の名前が持ち上がっているが、果たして、どういうネーミングになるか楽しみではある。

Nhkvs
 一見、黒は中央にモヨウを築くのかと思いきや、ちゃんと隅を抑えていて、終局図を見れば、この布石が打たれたかどうかも分からない。最終的には9目半と大差で張栩九段が勝っている。(疲れているので、終局図を作成できない)

 私がこの布石を見たのは、今夏の阪急囲碁納涼祭だ。最初は囲碁ファンに向けての一種のパフォーマンスかと思ったが、2局とも勝っている。もっとも、対戦相手のプロ棋士の方々も今の所、この布石に対しての対応策を見つけられていないのだから、訳が分からないといったところではないのか?でも、これだけ勝たれては、さすがに他のプロ棋士も研究してくるだろう。それでも、この布石が成り立つのかどうか?とても興味がある。ひょっとしたら後世には張栩流なんて呼ばれるかもしれない。

 張栩九段は数年前まで5冠を有し日本囲碁界ではトップに立っていた。ところが現・井山六冠との棋聖戦に敗れてから?、全てのタイトルを失い主だった棋戦で早々に負けてしまうことが目立ったのだ。”張栩スペシャル”と呼ばれる布石あり、”コウの張栩”とコウを仕掛けて劣勢から起死回生を図ることが恐れられていたが、まるでその勢いが無くなってしまったように思えた。でも、こうした新しい布石を開発していくということは、またトップに君臨しようと目論んでいることを窺わせる。

 かつて武宮九段が、今までの常識を覆して宇宙流と呼ばれる模様重視の戦法を確立した。今回、張栩九段や蘇耀国九段が打ったこの布石も江戸時代の棋士が見たら驚天動地とも言える布石だ。いくら信念があるとはいえ、公式戦でこれを打つのは勇気のいることだろう。PCソフトでさえ、こんな布石は打ってこない。まさに革命なのだ。まだまだ囲碁の無限性を感じる。この布石を極めて、中韓の棋士にも追いつけるようにして欲しいと願うばかりだ。

 

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