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2014年11月23日 (日)

大相撲九州場所が終わって思うこと

 大相撲九州場所が終わった。横綱白鵬が優勝した。32回目の優勝。優勝回数で大横綱大鵬に並んだ。印象的だったのは鶴竜との本割に勝って支度部屋で髪を整えている時の涙だった。白鵬は大鵬を尊敬していたという。その人に並んだのだし、プレッシャーも相当あったのだろうから感無量だったに違いない。

 今場所を素人的に振り返ると、序盤は横綱鶴竜が全勝で中日を迎え、返り入幕の栃の心と高安が突っ走った。先場所、快進撃を見せた逸ノ城は場所前に帯状疱疹で入院して稽古万全とは言えず、尚且つ、皆に研究されたこともあって精彩を欠くものの、最終的には新三役で勝ち越しを決めた。特に栃の心と照の富士との取り組みは、力相撲で見応え十分だった。来年の今頃はこの3人から大関になっているかもしれない。

 それに対して、残念ながら日本人力士は不甲斐ない。高安、遠藤は2ケタ勝利を飾ったが、大関の豪栄道、琴奨菊は揃って負け越し、豪栄道に至っては2ケタの黒星だ。大関に昇格させたのが早かったと言われても仕方ない。日本人力士優勝の期待のかかった稀勢の里も11勝4敗と大関としては合格点の白星を挙げたが、肝心な所で負けてしまうのはいつものことのようだ。幕内力士で日本人が占める割合が6割ぐらいになってしまったから果たして、これから日本人力士の優勝があるかどうかさえ怪しくなってくる。

 私の親父などは、モンゴルばっかりじゃないか?と毎日のように愚痴を吐くが、モンゴルでは曾てのモンゴル相撲ではなく、日本の相撲を教えているところが増えているらしい。モンゴルでもNHKの放送は生中継されているし、日本に行って活躍できれば一攫千金が得られると思えば、子供達のモチベーションも上がるのは当然だ。それとは反対に、日本では相撲取りになってみようという子供達がどれくらいいることか?

 白鵬は15年前、僅か62キロだったという。それくらいの中高生は日本にだってたくさんいるだろう。才能と言ってしまえば終わりだが、この体重から32回の優勝を飾った白鵬はまさしく努力の人としか思えない。その思いが、今日の涙だったのかもしれない。駄目押ししてしまうところや懸賞の受け取り方などへの批判はあるけれど、人格的にも優れている。心から、おめでとうと、言いたい。

 これから先の優勝は前人未到だ。だが、逸ノ城、照の富士、栃の心、この3力士が単に力相撲だけではなく、高度なテクニック、立ち合いのスピードを身に付けたら強敵になる。来年の大相撲は面白くなりそうだ。

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