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2014年11月29日 (土)

【囲碁】井山裕太六冠が小林覚九段に十段戦準々決勝で敗れたことについて思うこと。

 昨日、囲碁十段戦準々決勝で、井山六冠は小林覚九段に半目で敗れ、囲碁界では夢の七冠達成が再来年以降に遠のいた。小林覚九段に罪はないけれど、話題性の乏しい囲碁界にとっては意気消沈したことだろう。昨日はそんな話題よりも、チェスの非公式対局で、将棋の羽生四冠が元世界チャンピオンと闘ったニュースがNHKで報道されたのだ。公式対局の報道は反故にされたのは残念でならない。

 三大タイトル戦とは違い、他の棋戦は挑戦者決定まではトーナメント方式だ。一度負ければ終わり。井山六冠がいくら日本最強棋士と言えども勝率は7割ぐらい、一発勝負で全勝するのは難しい。しかも、今局は囲碁では一番僅差の半目負けだ。残念としか言いようがない。

 もっとも、ものの本に書いてあるが、プロ棋士にとっては半目負けも中押し負けも勝負という面では同じなのかもしれない。だけど盤面で僅か1目の差だ。素人としては、ヨセ勝負の細かい碁と、大差を理由に負けを認める碁とは重みが違うような気がしてしまう。

 常々、ブログにも書いているけれど、囲碁人口は激減し、尚且つ、高齢化が進んでいる。かつて栄華を誇った日本も、今や、中韓には滅多に勝てなくなってしまった。こんなことを放置しておいていいのか?おそらく、そんな事態に陥っていることさえ知らない人達がほとんどなのではないか。だから、囲碁に世間からの注目を受けさせるためには、井山七冠が必要だったのだ。 

 それでも囲碁は難しいから、一長一短に囲碁人口が増えていくとは思えない。400人以上プロ棋士はいて囲碁に世間からの注目が集まれば自分達の収入増にも繋がるのに、SNSに投稿して世間に囲碁やプロ棋士への親しみを抱かせようとする人達も、ほんの僅か。正直って、普及させる努力が足りないと思う。

 日本囲碁界の復活を期待したいから、苦言になってしまった。ルールは簡単だけど、奥行きが深すぎる囲碁。その魅力を世間一般の人にどう伝えていくかが、ポイントのような気がしてならない。期待している。

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