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2014年12月19日 (金)

【素人目線】第40期天元戦第5局をみて思うこと。

 今日、今年最後の囲碁タイトル戦、第40期天元戦第5局が行われた。高尾紳路十段が井山天元に中押し勝ちを収め、天元位を獲得して2冠となった。井山天元は月曜日の王座戦に続き、今回天元位も失い4冠となった。囲碁界が一般人から大注目されるであろう夢の七冠は遥か彼方に遠ざかったといってもいいだろう。そういう意味では残念だが、1勝2敗の劣勢から連勝した高尾十段の勝負強さは流石としか言いようがない。

 今局は序盤から白番・高尾十段が上手く打っているような感じがした。でも、そこは井山天元、果敢に左下隅から荒らしにかかる。ところが、これは単なる利かしだったのか?中央の白石に襲い掛かる。しかし、高尾十段が冷静にシノギ、そして危なかった左上隅の石もシノいでしまう。しかも、この時点で右上隅の黒数子は取られて、かなり大きな白地になっている。プロの対局では小ヨセに入った段階から引っくり返すことは難しい。212手目のツギをみて、井山天元は投了した。

 天才と呼ばれた井山天元もやはり人の子で、10月後半からの過密日程では疲れが出たのだろう。先月末、十段戦の予選で小林覚九段に半目で敗れ、夢の七冠が遠ざかってしまって、多少なりともショックはあったはずだ。その後、農心杯で世界ランキング1位のパク・ジョンファンを破って勢いを取り戻したかのように思えたが、当面の目標を失ったからか先週、今週で4連敗となってしまった。彼が、ここまで負けが込んだのを初めてみた。しかし、他のプロ棋士から徹底的に研究されている身で6冠を1年以上も維持したこと自体が快挙であって、次にこの記録を破る人が現れるかどうかすら想像できない。

 今年の囲碁界も基本的には井山プロを中心に回ったが、伊田8段、一力7段等、若手棋士の台頭には目を瞠るものがあった。来年は、彼らの奮闘で更なる活性化が起こることを期待したい。

 

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