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2014年12月

2014年12月31日 (水)

「飯舘の年越し人影薄く 被災後4度目」(東京新聞:http://bit.ly/1Ahxsow)の記事を読んで思うこと

 大晦日の夜、あと数時間で年が変わる。紅白歌合戦も始まったようだ。私自身も2014年は心身共に過酷な1年だった。よく乗り切った。だけど、この東京新聞の記事「飯舘の年越し人影薄く 被災後4度目:http://bit.ly/1Ahxsow」を読むと、私の辛さなんて吹き飛ばされてしまう。

 飯舘村は3年半前、南相馬にボランティアに行くときに何度か通った。役場にも行った。表示されていた放射線量は3μSv/時程度だったような覚えがある。当然のことながら閑散としていた。そして、いつになったら、安全に人が生活できるようになるのだろうか?なんていうことも思いを巡らせたのだった。

 事故当初から、除染可能のようなことを喧伝されていたが、自宅近辺は除染できたとしても、膨大な山地まで除染できる訳がない。それなのに、3日ぐらい前には、この飯館村からほど近い南相馬市の特定勧奨地点(いわゆるホットスポット)は解除された。東電の賠償も打ち切られる。こういう状況を知れば、現政府がどれだけ弱者に冷徹なのかが良く分かる。

 福島第一で過酷事故など起こらないと、国会で答弁していた〇〇は、この事態に対して何も思わないのか?もっとも語ったところで役人の書いた文章を読むのが関の山だろうし、多くのメディアは大本営傘下に入ってしまったから批判できない。特定秘密保護法が影響しているのかどうかは分からないが、福島第一の現状なんて、東京新聞以外のメディアは、国や東電発表を踏み込んで殆ど報じない。これでは太平洋戦争時と何ら変わらない。暗澹たる思いだ。

 今も仮設住宅等、故郷に帰れない方々がいることを忘れてはいけない。来年は少しでも希望の光りが見えて欲しいと願うばかり。金も時間も無く、疲労感が充満している自分にできるのは、それくらいなのが情けない。

 

 

2014年12月30日 (火)

今年の世相を振り返って。

 ブログのタイトルは「今年の世相を振り返って」と付けたけれど、個人的には過労状態が続いていてそれに耐えるのが精一杯だった。ただ、長らく続いていた疲労感の原因が睡眠不足ではないかということが分り、睡眠薬服用でかなり改善したが、夏以降は追い打ちを駆けるようにハードな状況に陥ってしまった。(今現在は、少し楽にはなった。)

 話は戻すが、今年は何と言っても「集団的自衛権の解釈変更」が一番だ。昨年末の特定秘密保護法で国民に見ざる、聞かざる、話さずの状態を強いておいて、アメリカが攻撃を受けたら一緒に戦うなんていうことを平然と許していいのか?しかも、国会審議にもかけず、閣議決定だ。長年続いてきた憲法との整合性も破棄した。もはや〇〇政権の僕と化している大手メディアは、ただ事実を述べるだけか懸念を示すだけで、反対とは書かないところが多い。

 〇〇ミクスは単に大企業だけを優先した形であって庶民には何ら恩恵もないのに、先の衆院選では大勝してしまった。もはや〇〇の独裁政権じみてきている。どんどん戦前回帰している。でも、多くのB層はそのことに気付かない。いや、気付いても、諦めている。そんな感じだ。

 早く、こんな政権は潰れろ!と念じたところで、庶民は馬耳東風、何が面白いのか分からないテレビに洗脳される。「面白いと感じないのは、お前が歳とったからだ」なんていうことも言われる始末w。勝手に言え。どうせ悲観論者で悪かったな。と、今さえ良ければそれで良い連中には。開き直っている。

 まあ、そういう連中が正しいのかどうかは、今後、十数年経たなければ分からないだろう。嘘つきとそれを擁護するメディアが意気揚々としている姿に、少なくとも私自身は危惧している。年の瀬に明るい気持ちでいたいのに、考えれば考えるほど暗澹とした気持ちになってしまう。

2014年12月27日 (土)

この1年、囲碁は上達したのかなぁ?

 約30年ぶりに囲碁を再開して、早1年8か月が経った。田舎住みで碁会所なんて近くにはない。アマチュア4段とされる道策Ⅱというソフトが付いたマグノリアの三段道場を購入し、時間があれば取り組んでみた。デフォルトだとレベル4なのだが全く歯が立たなかった。それに詰碁や手筋も全くできなかった。

 仕方なく、昔買った基本詰碁や手筋からやり直した。そして、PCソフトとの対局だけでは駄目だと思い、骨折で休まざるを得なかったのを機にネット対局もやってみた。だけど、同格レベルの相手にさえ、ウッカリミスが多くて勝てないし、PCソフトのような鋭さがなかった。何より、そうなってしまう自分が悪い。別に資格試験を受ける訳ではないのだから、PCソフトのレベル4で互角に戦えるようにまでは、これで勉強してみようと思ったのだった。

 基本死活や詰碁、手筋、定石等の問題を片っ端から、フリーソフト(ユキノシタ)に入力して繰り返し繰り返し何度もやってきた。馬鹿だから1000問以上も入力してしまった(笑)。それでも、昨年の今頃は、レベル4の三子局でさえ、ほとんど勝てなかった。

 飽きっぽい自分が良く続いたものだ。定期的に7番勝負をやって勝ち越せたら1子上げるようにして、8月中旬には、ようやく定先(置き碁なしだが、コミなし)でも勝ち越せた。それで、目標にしていたレベル4互先に挑戦したが、何と34連敗を喫してしまう。自信を喪失した。仕方ない、また、4子局から3連勝でレベルアップ、3連敗でレベルダウンという決まりで、12月に入って、ようやく互先まで漕ぎ着けた。

 互先になると、素人には黒番での”コミ6目半”がかなり厳しい。牛窪九段の「碁の戦術」という本を読んだのが良かったのか、先々週、黒番で3連勝できた。内容も悪くない。次は白番にレベルアップだ。ところが、白番は経験が浅いため、4連敗してしまった。ただ、内容はそんなに悪くない。ここは我慢ということで先週は会心の勝利を掴めた。その後は、黒番、白番を交互に打ったが、ウッカリミスがなければ互角に戦えるようになった気がしたのだ。

 そして、今年の総決算とばかり、昨日、今日と9局やったが、なんと全敗だ。突然、奈落の底に突き落とされた気分になってしまった。局後、自分なりに検証しノートに書いているが、敗因は、序盤の定石ハズレを咎められずに劣勢に立って凝り固まった重い石にされて殺されてしまうか?あるいは、生きても大差がつけられてしまうか、はたまた、勝負所で間違えてしまうか、の3つに絞られる。ここでこうしておけば勝てていたという流れが多いから悔しい。

 この壁を乗り越えるには、そんなに時間はかからないだろう。いや、絶対に乗り越える。そうしたら、来年は日本棋院のネット対局「幽玄の間」に有料会員で登録して、対人戦に移行するつもりだ。これだけ頑張ってきた以上、入段を目指す。

2014年12月26日 (金)

「沖縄振興予算、概算要求から減額 政府方針、新知事冷遇」(共同通信:http://bit.ly/1CL2N5d)の記事を読んで思うこと

 本当に〇〇政権というのは酷い連中だ。沖縄の基地問題が自分達の都合の良いようにいかないからといって、民意で選ばれた知事との会見は拒否するし、その上、予算の減額まで行うつもりらしい。私が沖縄県民なら怒り心頭だ。

 だいたい国の予算は国民の税金であって、政府の金ではないんだよ。選挙中は札束を見せびらかすような”振興予算上乗せ”で県民を釣ろうとし、負ければ、この仕打ちだ。それに、〇〇政権というのはどこの国の人達なのか?まともな民主主義国家なら、民意に合わせた政策をするだろうに、アメリカのご機嫌を窺ってばかりではないか。完全にアメリカにコントロールされている感じだ。

 原発再稼働も同じで、再稼働に前向きな自治体には予算を厚くし、後ろ向きな自治体には削るようだ。〇〇のやっていることは暴力団より酷い。何せ、こんなことをしても合法的なのだ。それでいて、事故が起こっても、未だ誰も責任を取っていない。原発事故の数年前、○○は国会答弁で共産党議員の質問に福島原発で過酷事故など起こらないと明言しているのだ。大手メディアはそれすら報じない。

 しかし、こんな横暴な事ばかりやっていれば、必ずしっぺ返しがくるだろう。そうなることを節に願う。

2014年12月25日 (木)

「自民議員の政治団体 TBS記者の宿泊代負担 沖縄」(NHK:http://bit.ly/1vec78X)を読んで思うこと

 これも単なるミスで済ませてしまうのか?「沖縄選挙区選出の自民党の島尻安伊子参議院議員が代表を務める政治団体が去年、沖縄に取材に来たTBSの記者の宿泊代を政治資金から支出していた・・・」。明らかにメディアに便宜を図っているではないか?それに対して、TBSは「社員の沖縄への出張取材にあたって宿泊ホテル代を適切に精算していなかったことが判明したので、代金を支払った。今後、記者教育を徹底する」だそうだ。

 こんなコメントを信用する方が馬鹿だ。誰が考えたって、島尻議員に対して好意的な報道をしてもらうようにTBSに対して便宜を図ったとしか思えない。NHK以外のメディアが積極的にTBSを叩かないのは、多かれ少なかれ自分達もそういう便宜を図ってもらっているからなのかと疑ってもやむを得ない。

 もっとも、大手メディアのトップや政治局のトップ連中は〇〇首相と何十回も会食をしている仲だ。おそらくその費用は官房機密費から出ている。そうでなかったら、正々堂々と領収書を提示して欲しい。ただ政府発行じゃあ、駄目だよ。といっても、領収書なんてどうにでもなるか。

 権力とメディアが結託した時の恐ろしさは、先の大戦で分かっている。メディア側だってそれを知っている。結局、メディアの使命を忘れ、政権をヨイショすれば、自分達が儲かるという思想なのだ。「瓜田に履を入れず李下に冠を正さず」こんな故事成語すら実践できないメディアを信じることは出来ない。

 こんなことを書くと批判されるかもしれないけれど、かの大戦に至った過程を知れば知るほど、今の状況が怖くなる。言論の多様性が失われたら、どんなに怖いことなのか、世論調査の結果を見ると、メディアなんて、結局は自分達の利益優先ということを知らない人が多すぎる。堕ちる所まで落ちなければ想像できないのかもしれない。

2014年12月24日 (水)

福島で甲状腺がん増加か 子ども4人、放射線影響か確認」(共同通信:http://bit.ly/1x3zl6K)の記事を読んで思うこと

 世間が浮かれているかもしれないクリスマスイブだが、独身中年男には全く関係ない。今日、身の毛のよだつ第3次〇〇政権が発足し、辟易としているところに、福島の子供の甲状腺ガン増加のニュースを知った。今回の発表で危惧するのは、事故直後の健診では問題なかった子供達にも発症していることだ。しかも、全ての子供達を調査したわけではない。これから増えることも予想される。

 共同通信が発信したから、一応、新聞各紙は取り扱っているのかもしれないが、テレビやラジオでは報道されているのだろうか?もっとも、クリスマスに浮かれている世間には気づかれない形での報道ではなかったのかと、懐疑的にみてしまう。

 福島第一原発4号機のプールに残っていた約1500本の使用済み燃料は撤去されたというニュースは大々的に報道されたが、それに安心してはいけない。1~3号機はどうなっているのだ?おそらく私が生きている間には間違っても廃炉には出来ないくらい途方もない作業が続く。しかも、このことは殆ど報道されないが、未だ1日当たり2億4千万ベクレルもの放射能を放出しているのだ。放射能は福島県内だけに留まるのか?

 天災ならいざ知らず、原発事故によって放出された放射能によってもたらされたかもしれない子供達の健康被害には目をつぶることは出来ない。それに放射線による被害は甲状腺ガンだけではないはずで、苦しんでいる子供も多いはずだ。おそらく国民の殆どもそういう気持ちが頭の片隅にはあるだろうが、メディア(特にテレビ)がこの件に関して大々的に政府を批判しないから気付くことも出来ない。その無関心さが悲しい。

 もうすぐ原発事故から4年になろうとしている。チェルノブイリ発電所の事故でも、4年後から子供の甲状腺ガンが飛躍的に発症した。そして、その子供の世代までも様々な疾病に悩まされている。福島、いや、東日本では、チェルノブイリの二の舞にならないのか?当時、私は子供だけは疎開させて欲しいと熱望したが、それも叶わなかった。

 今さえ良ければ良い、政府に息のかかった医学者達はそういう思想なのか?原発事故との因果関係があるかないかは分からないが、少なくとも因果関係があるかもしれないと思って対処するのが人の道ではないのか?明日、福島県ではこの問題に関して検証委員会が開かれるという。既に政府から様々な横やりが入っている可能性があるが、人としての良心があるのなら因果関係を認めるげきである。

2014年12月23日 (火)

天皇誕生日、陛下のお言葉について思うこと。

 今日、12月23日は天皇誕生日。陛下のお言葉は私のような下々の人間でも心打たれる。特に「平和」ということには非常に関心があることは誰にでも分かる。あの戦争で300万人以上の方が無くなった。昭和天皇は戦争責任を免れたけれど、これだけの国民を失ったことに関しては崩御されるまで慙愧の念に堪えなかっただろうし、現天皇もその時代を生きた方だから、その思いは強いはずだ。

 〇〇が首相になってから、陛下の発言は少し印象が変わった気がする。ことあるごとに戦争への危惧を唱え、平和への努力を強調している。特定秘密保護法で国民の知る権利を奪い、集団的自衛権を閣議決定するなど、どうみても右傾化している〇〇政権に対する皮肉と感じられる。

 〇〇は積極平和主義などという言葉を用いて、国民を騙し、着々と戦争可能な国づくりを始めているは明らかだからだろうか?直接、政府を批判できない陛下としては精一杯の抵抗だと思いたい。そんなことすら気に留めない〇〇が許せない。

2014年12月22日 (月)

「東京駅開業100年記念スイカ」騒動について思うこと

 鉄道オタクではない私にとっては、何でこれがニュースになるかが良く分からない。当事者の皆さんには申し訳ないが別に死傷者が出たわけでもないし、電車の運行が遅れたという訳でもないだろう。せいぜい構内が大混乱しただけではないか?どのメディアも大々的に取り上げていることが不思議でならない。

 そもそもJR東日本は、希少性のあるものを発売するのに対して、こういう混乱が起きることが想像できなかったのか?記念なら、ネットやハガキ応募で応募して抽選で決めればよかったのに、何で東京駅で発売しなければならなかったのか?この辺りの釈明がないし、メディアは突っ込んでいない。この騒動によって、開業100年という祝賀も最低なものになってしまった。

 今回のことで思うことは、人は直接利害関係があることに対して不平等が発生した起こった時には異様に反応するということだ。もちろん、ここに集まった方々を批判するつもりはない。でも、何か不思議に思える。福島第一原発の事故で、今もって毎日2億4千万ベクレルもの放射能が放出され、河川の汚染もあるのに、そのことについては激高するひとが少ない。消費増税、TPP等、経済政策についても同じことが言える。

 結局は、メデャアの煽り方で左右される。今回の騒動だって当事者は1万人に満たないのに、JRの不祥事をこれでもか?と叩きたい連中が煽っているに過ぎない。数年前、ジャーナリスト岩上安身氏が常々語る「報道されなかったことは、存在しなかったことになる」と警告していたのを思い出した。

 穿った見方をすれば、メディアはJRからの出稿をもっと増やせ!と言っているようなものだ。大手メディアなんて、所詮は情報を売って金儲けするだけの存在だ。このニュースの嵐がおかしいと感じる人がどれくらい、いるだろうか?総選挙の2日後に、大手メディアの政治部部長クラスの人達が安倍首相と「お疲れさん」とばかりに会食していることを知っている人がどれくらい、いるだろうか?こういう人達の言動を鵜呑みにしてはいけない。少なくとも私はB層から脱却したいので、客観情報として頭に入れることにしている。

 

2014年12月20日 (土)

「STAP細胞」が否定されて、思うこと。

 昨日、理研が記者会見を開き、再現実験検証の結果、「STAP細胞」自体の存在を否定した。同時に小保方晴子さんの退職を公表した。メディア各社は記者会見に出てこない小保方氏を批判し、その挙句には、詐欺の疑いなんて言いだすところもあった。発表されたと時には、将来のノーベル賞候補などと持ち上げながら、それが覆されると、人格否定すらするメディアには辟易とする。

 「STAP細胞」は本当にねつ造だったのか?少なくとも素人には日本でトップの研究機関が一介の科学者のねつ造を見抜けなかったとは思えないし、思いたくない。そして、研究ユニットリーダーだった彼女に全ての責任を負わせるのも卑劣だ。個人的には、検証が十分ではないのに、成果を強調すべく公表してしまったような気がしてならない。なぜなら、こういう画期的な論文が公表されれば、世界中の科学者が検証するのは素人にも分かることであって、そういう人達をも騙せないことは分かっていると思っていたからだ。

 犯罪者でもないのにメディアは彼女ばかりを叩き、ネット上でも誹謗中傷の嵐だ。私が危惧するのは、こういう反応によって研究者たちが研究発表論文に委縮しないかということだ。成功してノーベル賞等が取れれば絶賛し、失敗すれば、徹底的に叩かれる。既に小保方氏の上司である笹井氏は自死してしまった。もはや彼女には少なくとも日本の研究機関で働くことは無いだろう。それで絶望して、死んで償うなんてことだけはして欲しくない。

 人の噂も75日、個人的には、資金に余裕があるなら海外に逃げて、あるいは田舎に行って、メディアからの追及を逃れ、落ち着いた時に真相を語って欲しい。出来れば、海外の研究機関でやり直して、今、叩いている連中を見返して欲しい。それが彼女の救われる道だと思う。

 

2014年12月19日 (金)

【素人目線】第40期天元戦第5局をみて思うこと。

 今日、今年最後の囲碁タイトル戦、第40期天元戦第5局が行われた。高尾紳路十段が井山天元に中押し勝ちを収め、天元位を獲得して2冠となった。井山天元は月曜日の王座戦に続き、今回天元位も失い4冠となった。囲碁界が一般人から大注目されるであろう夢の七冠は遥か彼方に遠ざかったといってもいいだろう。そういう意味では残念だが、1勝2敗の劣勢から連勝した高尾十段の勝負強さは流石としか言いようがない。

 今局は序盤から白番・高尾十段が上手く打っているような感じがした。でも、そこは井山天元、果敢に左下隅から荒らしにかかる。ところが、これは単なる利かしだったのか?中央の白石に襲い掛かる。しかし、高尾十段が冷静にシノギ、そして危なかった左上隅の石もシノいでしまう。しかも、この時点で右上隅の黒数子は取られて、かなり大きな白地になっている。プロの対局では小ヨセに入った段階から引っくり返すことは難しい。212手目のツギをみて、井山天元は投了した。

 天才と呼ばれた井山天元もやはり人の子で、10月後半からの過密日程では疲れが出たのだろう。先月末、十段戦の予選で小林覚九段に半目で敗れ、夢の七冠が遠ざかってしまって、多少なりともショックはあったはずだ。その後、農心杯で世界ランキング1位のパク・ジョンファンを破って勢いを取り戻したかのように思えたが、当面の目標を失ったからか先週、今週で4連敗となってしまった。彼が、ここまで負けが込んだのを初めてみた。しかし、他のプロ棋士から徹底的に研究されている身で6冠を1年以上も維持したこと自体が快挙であって、次にこの記録を破る人が現れるかどうかすら想像できない。

 今年の囲碁界も基本的には井山プロを中心に回ったが、伊田8段、一力7段等、若手棋士の台頭には目を瞠るものがあった。来年は、彼らの奮闘で更なる活性化が起こることを期待したい。

 

2014年12月18日 (木)

民主党の次期代表選挙について思うこと。

 大義なき衆議院選挙は〇〇首相の目論見通り、投票率も戦後最低で自公が3分の2議席を獲得して終わった。民主党に至っては海江田代表が落選する始末。議席は11伸ばしたものの、自民党と結託している大手メディアは自公圧勝を連呼する。選挙2日後には大手メディアの要職の連中と〇〇首相は寿司三昧。腹立たしい限りだ。

 一応、野党第一党を確保した民主党だが、海江田代表の辞任を受けて、来月代表選挙を行うらしいが、立候補するのは細野、前原、岡田らしい。これでは今までと何にも変わらない。日本国民が多くを占めるB層は絶対反応しない。悲しいかな、政策なんて二の次で、まずは表の顔を変えないとどうしようもないことに気付かないのか?

 私はあまり好きではないが、思い切って参議院だが蓮舫議員をトップに据えるぐらいのことがない限り、”変わった”という印象を受けないだろう。そして、今、候補に上っている連中が必死で支えない限り、官僚とメディアに結託した現政権には太刀打ちできない。

 そもそも何で民主党が落ちぶれるようになったのかという総括がなされていない。それは簡単なことじゃないか。2009年のマニフェストに戻れば良いだけの話なのだ。あれは素晴らしいマニフェストだった。ただ、やり方を間違えた。沖縄基地問題を最初に取り上げたのが失敗で、まずは国家公務員改革から始めて、その後に、マニフェストの遂行を図れば良かったのだ。結局、メディアと結託している官僚によって鳩山内閣は潰れ、官僚の意思に沿った管・野田政権によって、国民の信頼を失い自滅した。それが全然、分かっていない。

 今回の衆院選挙、自民党と真逆とも言える政策を打ち出した、個人的には自民の補完勢力としか見ていない、共産党は躍進した。国民の不満のはけ口だったのだ。

 おそらく、そんな総括も出来ず、このまま、相変わらずの面々で民主党という党が細々と続いていくか?あるいは、自民党と似たような考えを持つ松下政経塾出身の連中が牛耳っていくのだろう。当選した連中は痛くもかゆくもないから。こうして一方的な形になっていく。戦前回帰がますます進んでいることを憂う。

2014年12月16日 (火)

【素人目線】第62期王座戦第5局をみて思うこと。夢の七冠がさらに遠のいた。(棋譜無)

 第62期王座戦第5局は白番・村川7段が井山王座を破って初の7大タイトルを獲得した。1勝2敗からの逆転は素晴らしい。対する井山王座は11月からの過密日程が災いしてしまったのかもしれない。これで5冠となった。それ自体は凄いことなのだが、夢の7冠をみたいと思っていた私のような素人は正直言って残念な気持ちになってしまう。

 今日の対局は70手目ぐらいで、左辺や左下隅などで黒がボロボロにされ、白番の村川7段が相当有利な感じがしていた。その上、左上隅でも黒が取られてしまい、素人の私ならここで投げてしまったかもしれない。だが、井山王座は違う。諦めないというより、上辺の黒を取りに行き、尚且つ、右辺の白石も一網打尽にしてしまおうという感じだ。

 そして、150手目ぐらいでは、黒の方が有利な展開になってしまう。壮絶な戦い。先日、井山王座が農心杯で世界ランキング1位の朴ジョンファンを破った時のような勢いを感じる。その一手がどれなのかは素人に判断できないが、どちらが勝ってもおかしくないような展開だ。

 常時観れていたわけではないので、どうしてこうなったのか?というのが分らないけれど、村川7段が読み切って、中央の黒石も取ってしまう。これでは流石の井山王座とはいえ、投了やむなしだろうと思いきや、彼は諦めない。ネット上では、これが取られても地合いは細かいという。この辺りの形勢判断能力が私の乏しいところだ。

 そのうち、ツイッターでプロ棋士が、白が1目半ぐらい勝ちそうだということを呟く。そんなに僅差なのか?!素人なら2目程度は終盤でも簡単にひっくり返るが、プロは小ヨセに入ったら秒読みでもほとんど間違えない。案の定、その通りの結果だった。やはり、プロは凄い。

 こんな激しい碁は素人にはとても真似できないけれど、あれだけ黒がボロボロにされても、僅差までもっていけるということが分かったことは勉強になった。これで井山さんは先週初めから3連敗。非常に珍しい。そして、金曜日には天元戦第5局が待っている。今年最後のタイトル戦だ。おそら(私だったら)疲労困憊の状況で、強敵高尾十段にどう挑むのか、今から楽しみになってきた。村川7段、新王座就位おめでとう!

2014年12月13日 (土)

「ぺヤングソース焼きそば」が店頭から消えて思うこと

 先週末ぐらいに日清製粉の製品に虫が混入していたというニュースが流れたと思ったら、今週の火曜日ぐらいに「まるか食品のぺヤングソース焼きそば」からもゴキブリが混入されていたことが発覚し、自主回収の為、全ての商品が店頭から消えた。私自身は月に1、2回食べる程度だが、子供の頃からある商品がこういう形で販売を停止してしまうのは、残念としか言いようがない。

 「ぺヤングソース焼きそば」、調べてみると、発売されたのは1975年だった。私がまだ小学生の頃だ。当時、インスタント焼きそばと言えば、フライパンに水をコップ1杯強を入れて沸騰させた中に、インスタントラーメンのような長方形の麺を入れ、ほぐして”粉末ソース”を絡ませていた。一応、フライパンを使っているのだから、茹で麺にソースを絡ませても、”焼きそば”と言えた。

 ところが、「ぺヤングソース焼きそば」はカップ焼きそばだった。お湯を入れて、湯切りして、”液体ソース”を絡めるという、今まで見たことのないタイプだった。驚いたというか、正直言って、「こんなの焼きそばじゃない!」と思っていた。当分、食べなかったと思う。当時はまだコンビニなんてほとんどない時代だし、まだ小学生の私が買ってこれる筈がない。だから、食べたのは中学に入ってからだと思う。

 食べる前は疑心暗鬼だったが、作る際中、ソースの香りが食欲をそそる。麺とソースの相性がとっても良い。一度食べただけで、ファンになった。それ以降、他のカップ焼きそばを食べる時もあったが、基本的には「ぺヤング」だった。個人的にはまだ半生の状態で、麺に多少芯があるかないかという状態で食べるのが好きで、恥ずかしながら、これにご飯を入れて食べるのが好きだった。高カロリー間違いなしで、私のメタボ体型を助長したのかもしれない(笑)。

 ただ、量がイマイチだったことは否めず、通常のものでは満足できなかったが、昨今、「超大盛り」なるものが出て、月に一回ぐらいは良いだろうと、高カロリーを気にしつつ満足感を得ていた。もう、パブロフの犬のように、ソースの香りとその食感を覚えてしまっているのだ。だから、いざ店頭から無くなると、非常に寂しい。同じように思う人が多いのか?ヤフーオークションでは、かなりの高値で取引されている。個人的には混入に気が付けば食べなければ良いだけの話で、ちゃんと補償してもらえれば、目くじらを立てることもない。

 「まるか食品」は全製品を自主回収するらしいが、正直言って、「もったいない」ことこの上ない。確かに衛生上は駄目なのかもしれないが、廃棄するなら、事情を説明した上で、半額以下ぐらいで売ってくれないものだろうか?何だか空しく思えて仕方ない。

2014年12月11日 (木)

タカタ製エアバックのリコール問題について思うこと。

 ここ最近のニュースでタカタ製エアバックの不具合で数百万台のリコールの件が報じられている。エアバックなんて、事故が発生しなければ開かないはずで、もし、そうなったら廃車は免れない事態に陥るのに、どういう不具合があったのかが良く分からなかった。調べてみると、エアバック作動時、金属片が飛散し、それによって生命を奪われたということらしい。

 このニュースを聞いた当初は、3、4年前、トヨタのプリウスで勝手に加速してしまう事故が多発した問題が頭に浮かんだ。結局、あれだけ全米中が大騒ぎしても欠陥ではなかった。個人的には日本車バッシングの一つと思っていた。これが通常に運転している最中にエアバックが開いて事故になったとか、事故時にエアバックが作動しなかったというなら話は別だが、今回もその類だろうと、あまり気に留めなかった。

 しかし、日を増すごとに大きな問題に膨れ上がっていく。自動車メーカーとしては、将来的なことを考えて、リコールを受け入れざるを得ない状況なのだろう。ただ、少なくとも5件の死亡事故要因となっているのだから、こればかりは仕方ない。拒否していれば信用失墜につながる。逆に誠実に対応する方が顧客に信頼感を与えることになる。為替差益で儲かっている今の内に粛々と対応してしまった方が良いと判断したのかもしれない。そうしないと訴訟だらけになってしまう。

 昔とは違い、私はアメリカという国に対して嫌悪感を抱いている。新自由主義の本家、自分達さえ良ければそれでいい、1%だけが潤う社会。それをTPPで日本もその色に染めようと企んでいる。出来レース感が否めないTPP交渉も、今回の衆院選で自民党が大敗しない限り、奴らの思う壺になる。もう一度、壊滅的な状況に追い込まれない限り、この国の人達は変わらないのかもしれない。暗澹たる気分だ。

 

2014年12月10日 (水)

覚えておこう、今日は「特定秘密保護法」が施行された日。

 今日、特定秘密保護法が施行された。確かに国の秘密は守られなければならないが、この法律は日本が批准した秘密保護に関する原則であるツワネ原則にも準拠していない、為政者がどうにでも拡大解釈される危険をはらんだ法律だ。平成の治安維持法と言われても仕方ない。

 戦前回帰を目論む〇〇は、この年末の慌ただしい時期、そして、この法律の施行に合わせるかのように意気揚々と総選挙を仕掛けてきた。〇〇ミクスなどと言いながら、結局、7-9月期のGDPは下方修正され年率換算で1.9%のマイナス。大量に円をばら撒いて株価を上げたのは良いものの、消費増税が消費を冷やした結果ではないか?結局この2年間の失態を隠すため、そして、野党の結束がみられないうちに宣戦布告した。大手メディアは既に蹂躙しているから、与党有利の報道ばかり。この時点で戦前回帰しているとしか思えない。

 法律が施行されたからと言って、今すぐにはどうこうする問題ではない。ただ、メディア側には相当圧力がかかっていることは事実のようで、記者に対して研修も行われたようだ。政府批判が思い切って出来なくなるのは確かだ。今さら、批判しても遅い。こうして言論統制されていくのか。無関心な人達によって歴史は繰り返される。

 その時、私はこの世にいないだろうが、2014年12月10日、「特定秘密保護法」が施行され…、ということが、何らかの形で年表に載ることになるだろう。こんな馬鹿げた法律を通してしまった我々庶民の責任だ。それが悪い形でないことを願うばかり。

2014年12月 9日 (火)

吉野家の牛丼並盛が300円から380円に値上げされることについて思うこと

 今日、牛丼の吉野家が並盛を従来の300円から380円(税込)に値上げすると発表した。3割近い値上げだ。最近はほとんど食べていないが、益々、足が遠のく。牛丼だけではなく、他の食料品もこの円安を受けて、値上げラッシュが続く。アベノミクス、素晴らしいじゃないか。実質賃金は16か月減少の一途をたどっているのに、お望みの通り、物価はどんどん上がっていく。

 円安の為替差益で輸出企業が儲かり株価は上がり万々歳だ。しかし、25年前のバブルの頃とは違い、その恩恵は殆どの人には実感がない。前々から書いているけれど、新自由主義なんて、勝った奴が全てで、そのおこぼれを大多数の負け組が貰い受けるというシステムだ。悲しいかなB層が多数を占めるこの国は、その愚かさに気づかないというか、関心が無い。このままだと、スタグフレーションまっしぐらだ。それでもいいのか?

 経済だけではない。明日から特定秘密保護法が施行される。メディアが政府に対して委縮するようになる。せめてツワネ原則に従っているならまだしも、そうではない。都合の悪いことは全て隠せる法律だ。私は大反対でパブリックコメントも送った。人々の無関心が恐ろしい。戦前回帰が現実味を帯びてきている。

 特定秘密保護法という実質的報道規制、そして、集団的自衛権容認、武器輸出容認、彼らは着実に戦争できる道を作っている。今すぐ、戦争になる訳ではないかもしれないが、将来は分からない。いくらでも拡大解釈可能な法律は、時の為政者とそれに準じたメディアによって知らず知らずのうちに悪用される。

 何が「この道しかない」だ。私は絶対、こんな政権に組しない。

2014年12月 6日 (土)

Jリーグ最終節に興奮したが…。

 Jリーグ(J1)最終節、久しぶりにテレビで観た。優勝争いは、G大阪、浦和、鹿島の3チーム、そして、J2への降格争いは清水と浦和の2チームだ。全ての試合が同時刻に始まる。幸いNHK総合でも放送する。おそらく各地の状況も伝えるだろう。果たして結末はどうなるか、どこのチームのファンでもないが注目せざるをえない。

 個人的には、G大阪は対戦相手の徳島が既に最下位確定であって実力差もあり、仮にアウェイであっても勝って優勝するだろうなんて思っていた。ところが浦和が開始直後に先制した。G大阪の選手はその状況を知らないはずだが、ホームの徳島が本当に最下位なのかと疑われるくらい善戦している。G大阪はガッチリ守る徳島のゴールを脅かすことが出来ない。そして、前半終了。鹿島もリードされていて、このままだと、浦和が優勝だ。

 後半に入ってもその流れは変わらない。前半の結果を知って焦るG大阪は、殆ど全員で守る徳島のゴールを割ることが出来ない。刻々と時間が過ぎていく。NHKはワイプで「現時点の状況」を入れる。25分が過ぎた。ここで「浦和1-名古屋1」のテロップが入る。「ええっ、またかぁ?」。浦和は、2節前に勝っていれば優勝を決めていたのに、負け、引き分けという結果で前節、G大阪に逆転されたからだ。

 このままだと、勝ち点は同じだが得失点差でG大阪が上回る。NHKのテロップも変わる。だが、浦和が1点獲れば、また形勢は変わる。今までのシーズンが嘘のように徳島は必死に守る、あれだけゴール前に張り付かれてはかなり厳しい。だが、カウンター一発狙いの徳島が得点出来るのはワンチャンスだろう。このまま両者引き分けなのか?どちらが勝っても良いのだが、ハラハラしている(笑)

 そして、また衝撃のテロップ。「浦和1-名古屋2」。後半44分の逆転劇だ。浦和は、この3試合どうしてしまったのだ?勝利の女神から見放されたのか?アディショナルタイム4分だが、G大阪は仮に1点獲られて負けても優勝だ。ベンチから指示があったのだろう、リスクを避けて、ボールキープを優先し始めた。タイムアップ。

 だが、まだ浦和の結果がわからない選手達はキョトンとしている。そして、数分後、歓喜が訪れた。昨年はJ2だったチームが、34節中、14節までは降格圏の16位にいたチームが、大逆転で優勝したのだ。素晴らしいとしか言いようがない。選手並びに関係者、サポーターの方々の喜びは想像できない。おめでとう!

 そして、降格争いは大宮が勝利したものの、清水がスコアレスドローで勝ち点1を挙げて残留した。大宮に麻申し訳ないが、サッカー王国と呼ばれた静岡からJ1チーム、それもオリジナル10のチームが降格しなくて良かった。

 個人的には盛り上がれたJリーグ最終節だったけれど、日本代表チームの試合には関心があってもJリーグに関心の無い人達が、どれくらい関心を示してくれたのか分からない。土曜日の夕方では視聴率もそんなに高くはないだろう。おそらく、結果を知って「ああ、そうか」と思うぐらいが関の山のような気がする。

 私は常々書いているけれど、W杯で安定的に決勝リーグに進みたいなら、いや、優勝したいなら、選手の供給源であるJリーグを盛り上げないと駄目なんだ。野球の日本シリーズより扱いが低いではないか?メディアはもっと盛り上げないと、優良コンテンツを失ってしまうだろう。Jリーグなんて、地方活性化の一番良い取り組みではないか?

 目先の利益だけに捉われ、頑張った人だけをつまみ食いしているだけでは、選手も育たたないし競技自体の隆盛も起こらない。自分達が儲かればそれで良いという新自由主義を変えない限り、スポーツは衰退していくだろう。せっかく興奮したのに、いろいろ考えていくうちにネガティブ思考になってしまった。サッカーのリーグでこんなことを考えるのは、バカの極みだ(苦笑)

 

 

 

2014年12月 4日 (木)

スーパーに行ったら:バターがない! 五つの理由」(毎日新聞:http://bit.ly/1zm3Cg6)の記事を読んで思うこと

 今日、新聞各社が世論調査の結果を発表して「自民党単独で300議席超」という見出しが躍った。アナウンス効果を熟知しているメディアが、選挙期間中に、こういう世論調査の結果を公表すること自体に憤りを隠せない。この国のメディアは地に落ちた。格差が一層拡大し、戦前回帰が進んでしまうだろう。残念だが、国民が選んだ結果なのだから仕方ない。

 タイトルに挙げた「バター不足」を読めば、この国の危うさが分る。現政権は前回の選挙でTPP交渉に反対していながら、未だに続けている。もし、今のままTPPが妥結されたら、多くの農家は壊滅する。メディアは綺麗ごとのように、高級品を輸出できる等々喧伝しているが、そんな農家はほんの僅かであって、多くの農家にそんな能力はない。自国の農産品というのは安全保障に直結する。

 このバター不足問題をとっても分かる通り、いざとなったら海外から輸入しないと賄えない。今なら、金を積めば海外から輸入できるかもしれないけれど、何か重大な問題が発生して、それが出来なくなったらどうなるのか?今さえ良ければそれで良いなんて思っているととんでもないことになる。

 ただ、この国の国民性として、「空気を読む」ことを美とするものがある。例えば、レストランに数名で行って、最初にメニューを決めた人と他の人も同じメニューになってしまうことが多くないだろうか?ビジネスシーンでは特にそうではないか。

 こういう気質を知って、現政権を慮るメディアは早速「空気」を作りだした。悲しいかな、落ちる所まで落ちないと、気付かないのだろうな。その時、私はこの世にいない可能性が高いが、自業自得なのだから仕方ない。今を十分楽しんで。

2014年12月 2日 (火)

大義なき総選挙だけれど、投票しなければ奴らの思う壺。

 今日、第47回衆議院議員総選挙が公示された。2年前と同様、こんな年末に総選挙なんて一般人には迷惑千万だ。これだけで、この時期に解散した〇〇首相には、国民生活を慮る気持ちなんて一かけらもないことは明らかだ。メディアを牛耳って、やりたい放題にやってきたことが世間から次第にバレて、バブル支持率が崩壊する前に、野党の選挙態勢が整わないうちに選挙をやってしまって、過半数取れれば、「信任されましたよ!」と得意満面に語り、さらに4年間、実権を握りたいのだろう。当初、当選目標は「過半数」と言っていたのは、そういう意図があった筈だ。(後で姑息に撤回したようだが)

 〇〇首相の信任投票なのだから野党がバラバラなら思う壺だ。野党が複数候補者を立てれば共食いになってしまう。それに当選する見込みがほとんどないにもかかわらず、共産党は全選挙区に候補者を立てて自民党をバックアップしているようにさえ思える。〇〇は高笑いだろう。

 〇〇ノミクスとやらで、大企業は儲かったかもしれないけれど、円安、物価高、消費増税で私のような下流社会に住む人間は苦しくなった。原油なんて1バレル70ドル割れしているのに、未だガソリン価格はリッター150円もしているし、それにも消費税がかかる。御用メディアは給料がアップしましたなんて言う言葉を最初に上げているけれど、実質賃金は下がっている。そのうえ、しっかり公務員給与はアップさせている。怒り心頭だ。

 だけど、世論調査に答える人は、まだ〇〇政権支持率が高いし、自民党支持率も高い。もう勝手にしてくれ。と呆れ返るばかり。そして、その結果が分ると、「なんだ、結局、選挙に行っても変わらないな」といって投票しないB層の心理を突いている。だいたいB層と呼ばれる人達は、自分達がどんなに馬鹿にされているかも知らないし、その言葉の意味さえ知らないだろう。

 書いていて、悲しくなってきた。そんなにアメリカのような社会にしたいのか?この国の将来を考えないのか?投票率の低い若者たちは自分達が戦渦にまみえることになっても良いのか?(仮に自分達が戦場に行かずとも、アメリカべったりならテロに遭う危険は遥かに高くなる。)

 私は嘘八百を平気で吐けるサイコパスに鉄槌を下すつもりだ。

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