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2015年1月

2015年1月31日 (土)

「便りの無いのは良い便り」と願いたい。

 日本ジャーナリスト後藤氏の最後の映像が流れてから3日、殺害期限とされた時からは約2日経つが、ISIL側は沈黙している。「便りの無いのは良い便り」と願いたい。

 ISILのことはともかく、今現在、シリアやイラク北部ではどんなことが起こっているのだろうか?シリアではアサド政権と反政府組織が内戦状態で、尚且つ、ISILが別にいる。そして、イラク北部には多数の無人機が空爆を続けている。日本の歴史を振り返れば、「応仁の乱」から始まる「戦国時代」なのか?。それでは古すぎるので、映画「ターミネーター」で描かれる、未来の人類の様相を想像してしまう。あるいは漫画「北斗の拳」の世界か。

 難民となって逃れた人々も多数いるが、今でもそんな紛争地帯に住んでいる人もいる。女、子供だっている。おそらく仕事なんてなくて、収入すらない状況で、どうやって生活しているのだろうか?全くわからない。無政府状態にあるから、強い者が支配するという状況に違いない。今になって思えば、暴君と呼ばれたフセインやアサドが独裁政権を敷いていたから、まがりなりにも統治していたのかもしれない。

 なんら力のない一般人の私には成す術がない。せいぜい、こうした思いを選挙で示すのみだ。でも民主主義の世の中であっては、民意を得られた者が実権を握る。昨年末の選挙では有権者の4分の1で絶対的な政権になってしまった。そして、今回の事件でメディア批判を和らげているうちに、自衛隊の海外派遣要件緩和や、TPPでの譲歩、労働者派遣法の緩和等、庶民を疲弊させる方策ばかり、躍起になっている。それでも大本営に牛耳られているメディアを信仰する人々は、自分には直接関係ないからか、そのことに気づかないし、知ろうともしない。

 一部の企業だけが儲かって、何が経済成長だ。アメリカの植民地のような日本だから、よほどのことがない限り、戦禍にまみえることはないだろうが、格差拡大の後に不満が募り、その歪が想像できないような犯罪につながるかもしれない。映画「皇帝のいない八月」のようなことが起こらないとも限らない。

 ああ、またネガティブ志向になってしまった。でも明るい未来なんて考えられるほど能天気でいられる状況ではないような気がする。「積極的平和主義」などという耳触りの良い幻想を実現させてはいけないのだ。極右政権の失脚を望む。

 

 

2015年1月30日 (金)

【素人目線】第39期棋聖戦第2局をみて思うこと。

 第39期棋聖戦第2局は228手までで井山棋聖の中押し勝ちとなった。これで2連勝、棋聖位3連覇に向けて有利な展開となった。 

 今局では珍しく井山棋聖の方が時間を残していた。一昨年の三大タイトル戦からだが、挑戦者より時間を使っていない棋聖を初めて見た気がする。たいてい、2日目の5時頃には秒読みが始まっている。だけど、そこから滅多に間違うことがなかったのだから凄い。それでも昨年末、立て続けに2冠を失ったことで、時間の使い方を変えてきたようだ。棋聖と親しい村川王座がそんなニュアンスのことを語っていた。やはり、どんなに強くても難しい局面での秒読みは避けたいのだろう。

 私が今局で驚いたのが山下九段の黒147からの展開だ。下記局面までは中央の白の大石が生きるかどうか?私はハラハラ・ドキドキしていた。何とか左上隅の石までたどり着いたものの、まだ安泰ではない。それに引き換え、黒は中央の白を攻めたことで左辺に大きな地が作られようとしているし、尚且つ真ん中右寄りの白4子も取り込んでいるから、黒有利なのかなぁ?と思っていた。そこでこの黒147、まだ安泰とは言えない白の大石を追い詰めて行くように思えた。

392147
 そこからの展開が下図白148.。(流れを分かりやすくするために白148を白1にした)何と、あれよあれよという間に取り込まれてた4子を助けてしまった。尚且つ、今度は逆に黒の中央の大石も怪しくなってきたではないか。

392147_2

 この後も生きるか死ぬかの攻防が続くのだが、なんとなくだが、素人的には、この辺りがターニングポイントだったのではないかと思う。今局のNHK・BS中継ではアシスタントの高島さんが我々が思うような疑問を解説の羽根九段にぶつけてくれて、それを分かりやすく説明してくれたのが良かった。毎回思うことだが、こんな素晴らしい解説を終局まで観られないのが残念でならない。

 次局は棋聖が一気に大手をかけるか?それとも山下九段が待ったをかけるのか?の大一番となる。観ているものを興奮させるような対局を期待したい。

 

 

2015年1月29日 (木)

ISILによる人質事件を口実に「日本を戦争可能な国」にしようとしてるのか?

  ISIL(≒ISIS、イスラム国)による邦人人質事件が発覚して、メディアは上へ下への大騒ぎだ。個人的には現政権と定期的に懇親会をしているメディアなんて、どうせ政府(大本営)の言われるがままの報道は懐疑的だ。「人の命が掛かっていて政府が一生懸命努力しているのだから、それに水を差すようなことはあってはならない」という空気が気持ち悪い。

そういう状況下にあって、衆院予算委員会で○○首相は「邦人救出へ自衛隊活用=首相、法整備に意欲」だという。大手メディアは突っ込まないのか?仮に今の状況を想定すれば、無法地帯ともいえるシリアやイラクに派兵することになる。一人の邦人を救出するのに何十人もの自衛隊員を犠牲にさせる恐れがあるし、国家主権の侵害行為になってしまう。憲法改正云々の話では済まない。

アメリカだって特殊部隊投入を失敗している。自衛隊は優秀かもしれないが他国で人殺ししたことがあるのか?他国に軍隊を投入するのだ。いくら自国民救助とはいえ、こんなことをすれば世界的に批判されすのは明らかだ。大本営下にあるメディアが批判しないものだからいい気になっている。

悲しいかな、メディアに従順なこの国の人達は、知らず知らずのうちに政府が作る空気に染まっていく。前々から、この政権を潰さないと、将来大変なことになりかねないとブログに綴っていたが、今まさにターニングポイントになっているようだ。自分さえ被害がなければそれでいいなんて思っていると、後戻りできない最悪の事態になってしまいかねない。

後藤さんの解放は心底願うが、口実を作った○○は絶対に許せない。

2015年1月27日 (火)

「テロ」の温床がなくならない限り21世紀は混沌とした世の中が続くのかもしれない。

 今朝、「生島ヒロシ・おはよう一直線」にサンケイ新聞の記者が電話出演していた。時間が経っているから詳細までは覚えていないが安倍政権の”よいしょ”ぶりに辟易とした。この新聞社は自民党の機関紙とも思えるので、その論調は話半分以下で頭に入れるが、「そんなに戦争がしたいのなら、まず、自分からこの地域に入ってみろよ!」と独り言を吐いていた。

 私自身、イスラム原理主義過激派は容認できない。他を受け付けない宗教観というか、それを錦の御旗に戦っている感はあるが、ISISが台頭するきっかけを作ったのは、アメリカじゃないか。そもそもイラク戦争が発端ではないか。 

 大量破壊兵器を隠しているといい、フセイン政権を倒した。ところが大量破壊兵器は存在しなかった。フセインは暴君であったが、複雑に絡み合う民族や宗教間の対立を抑えていたのかもしれない。アメリカが石油利権を独占しようと画策したのか?あるいは、武器商人にもうけさせるためか?後になってみれば侵略戦争をしたのだ。今朝のコメントでは、このことを一切触れていない。

 テロの温床は基本的には困窮だろう。不遇な輩が宗教を通じて抵抗しているのだ。日本だって歴史を遡れば、戦国時代に”一向一揆”なんていう出来事もあったし、江戸時代に入ってからも、”米騒動”や”打ちこわし”と呼ばれる今で言うテロ行為もあった。

 個人的にはこうしたテロ行為は、グローバリズムなんて聞き触りの良い社会情勢が、極端な格差社会を生んでいることが温床なのだと思う。ただ残念ながら、愚かな私には解決策が見つからない。仮にISISを壊滅させても、次のグループが出てくるに違いないからだ。21世紀は混沌とした世の中になってしまうのかもしれない。

2015年1月25日 (日)

平成27年大相撲初場所が終わって思うこと。

 平成27年大相撲初場所は、13日目に横綱・白鵬が大鵬の32回を超える33回目の優勝をきめた。しかも全勝優勝だ。それも通算11回目。天下無敵ともいえる。白鵬は強いが、何より怪我で休むことがない。今日のインタビューでも語っていたように、巡業ですら休んだことがないという。大鵬の時代は分からないが、横綱を張って、これだけ休場しない力士も初めてだ。日頃の鍛錬、本割での取り組みも怪我をしないように取っている慎重さがあるのかもしれない。

 今場所も危ない取り組みはあった。でも、負けなかった。立ち合の張り差し、留め一撃、懸賞の受け取り方等々、突っ込みどころはあるけれど、横綱に聖人君子を求めるは酷だ。今日のインタビューを聞けば、本人もそれを認識していると思うから、これくらいは許される。本年も白鵬中心の大相撲になるに違いない。

 今場所は15日連続の満員御礼となった。18年ぶりだという。懸賞の本数も千秋楽では61本(手取り183万円)で史上最多となった。若い女性の観客も目立ってきた。八百長騒動のあった数年前から比べれば良い傾向である。何より、上位陣の取り組み(5時以降)になると、白鵬以外では誰が勝ってもおかしくない状況だ。

 ただ、残念なのは、優勝争いに絡まなくてはいけない白鵬以外の横綱・大関陣の不甲斐なさだ。今場所、健闘したといえる日馬富士は立ち合い変化の取り組みがあるし、鶴竜・稀勢の里は序盤で黒星がついてしまう。琴奨菊、豪栄道に至っては、カド番をようやくしのいだ形だ。特に豪栄道は大関昇進後、8勝、5勝、8勝と、辛うじて現番付を死守している。今日の取り組みは見ていないけれど、琴奨菊もカド番を脱しただけに、大関互助会と思われてもしかたない。

 人気先行の遠藤も、負け越してしまったが、立ち合いは良くなった。後は引かないで取り切れるかどうか?。怪物と呼ばれた逸の城も他の力士に研究されてしまったからか、負け越してしまったけれど、これを跳ね返せるかどうか?照ノ富士がどこまで昇進するか?等々、来場所の見所も多い。でも、白鵬一強では、そのうち飽きられてしまう可能性も高い。終わってみれば白鵬ではダメなんだ。来場所の優勝争いが白熱することに期待したい。

2015年1月24日 (土)

ISISによる邦人人質事件、一部の国内の反応について思うこと。

 これは当初から予想していたことだけど、ISISによる邦人人質事件への国内の反応は、ネット上では「自己責任」(=自業自得)が多いような気がする。湯川氏は自分で民間軍事会社なるものを立ち上げていて、自ら進んでシリアに入った訳だし、ジャーナリストの後藤氏についても危険性を十分理解したうえで、ご自身がビデオで「何があっても自己責任」ということを述べているのだから、やむを得ない面もあることは確かだ。

 そして、昨日、母親が記者会見を開き、息子のことだけではなく、世界平和や原発の件に触れたことで、ネット上では炎上している。自分の息子が生きるか死ぬかの時に冷静に話せる人なんていない。まして、素人では無理だ。感情のコントロールも出来ずにいたことは間違いない。

 今のところ、日本国内にいる人が被害を受ける恐れはないのに、それでも叩く人の心理というのは何なんだろう。「政府関係者がある意味余計な仕事をしなければならない」から「国に迷惑をかけたのは良くない」、「税金の無駄遣い?」ということなのか。一理あることは認めるが、邦人の生死に関して国が放置するわけにはいかないだろう。でも「テロには屈しない」という方針だから、奇跡でも起こらない限り人質の生存は難しい。別に心配しなくてもいいが、バッシングは止めて欲しい。

 日本人は多神教で、他国よりもはるかに寛容な国民だ。そして、自然災害などの折には、自分のことよりも他人のことを思い遣れる国民性がある。単一民族国家の強みだろう。美しい精神だ。だから、日本という国を誇りに思えるのだ。しかし、一部とはいえ、このバッシングは何だ。落ち度があろうがなかろうが、同胞が命の危険に晒されているのに、平気で罵詈雑言を吐ける人達がいることが残念でならない。

 身代金要求期限は切れているが、奇跡が起こることを願っている。

 

 

2015年1月22日 (木)

【妄想だから突っ込まないで】ISISによる邦人人質事件を裏読み

 今日のブログに書くことはあくまで私の穿った想像であって、あの時、こういうことも考えていたんだなぁ?という思いだ。

 今回のISISによる邦人人質事件、少なくとも政府は湯川氏や後藤氏が拘束されていることは把握していたことは事実だ。それなのに○○首相は中東を歴訪し、反ISISに対する支援として多額の支援をした。ISIS側が誤解したかどうかは分からないが、このタイミングでネット上で身代金要求をしてきたということは、彼らに口実を与えてしまったことは間違いないだろう。

 私には、物凄く賢い官僚の方々が、こんなことを想定しないはずがないと思う。もちろん、そんな反対意見を押し切って中東歴訪をしたのかもしれない。しかし、見方を変えると、恐ろしいシナリオが浮かんでしまう。(あくまで邪推だから)

 ○○首相の悲願は憲法改正だ。とにかく戦争をできるしたい国にしたいということが見え隠れする。特定秘密保護法で国民の目や耳を塞ぎ、集団的自衛権の閣議決定までした。武器輸出も緩和した。しかし、こうした政策に対する支持率は低い。これでは、いくらメディアを手のうちに入れても、ハードルの高い憲法改正の世論形勢はできない。

 「平和ボケ」と言われる国民に危機感を与えるのは何が良いか?「テロとの戦い」となれば、国民は批判しないだろう。メディアもそうお膳立てする。仮に犠牲者が出て、涙の会見でも開けば支持率は下がらないし、軍事力強化、並びに集団的自衛権の必要性を訴えられるのではないか?私より遥かに頭の良い人達なら考えられそうなものだ。

 個人的に現政府、並びに○○首相と一緒に飯食っているメディアには、不信感が一杯だ。あらゆるチャネルを使うと言いながら、交渉役を表明しているハサン中田氏や常岡浩介氏を無視していることには疑念を覚える。だから、こんな妄想も湧いてしまうのだった。

*メディアは「イスラム国」と言っているが、「国」ではないのでISISという表記にした

2015年1月20日 (火)

ISISによる邦人殺害予告の脅迫で身代金要求をしている事件について思うこと

  今日の午後、衝撃的なニュースが日本国内を駆け巡った。イスラム過激派のイスラム国?が人質となっている邦人2人の殺害を予告し、身代金2億ドルを要求したのだ。彼らの言い分によれば、今、○○首相が中東を歴訪していて、対イスラム国対策に拠出公表した額を要求したとのことだ。彼らは日本が単独で自身を攻撃することなんて思ってはいないだろうが、これみよがしに上手い口実を見つけたものだ。

 彼らには何を言っても通用しない。政府はテロには屈しないと声高に叫んでいるのだから金を出すことはない。出せば世界的な非難を浴びるのは間違いないし、仮に金を出しても駄目だろう。人質となっている、後藤健二氏は2、3か月ぐらい前、文化放送大竹まことゴールデンラジオにゲスト出演した放送を聞いているので、他人事とは思えない気分だ。大手メディアは最終的には○○首相を批判することなく「自己責任」を流布してお茶を濁すのが目に見えているから頭にくる。

 前にもブログに書いたけれど、以前の世界大戦とは違い、今は第三次世界大戦に入っているのかもしれない。何せイスラム国と訳されるISISは領土を持った国は存在しないし、国を代表する人も分からないらしい。シリアのアサド政権の圧政を倒すためにアメリカが利用した組織だとも言われている。彼らはイラクの油田を制圧し、その原油を密売して資金を得ているようだ。そういうことを聞かされば、ブッシュが行ったイラク戦争が中東の国々を狂わせたことになる。
 
 

私自身、イスラム原理主義と言われる組織は、グローバリズムの負の作用から生み出されたものだと思っている。1%の富裕層が世界の半数の富を得ているのだ。テロ行為を行う彼らを称賛するつもりはないが、この格差社会に真っ向から対抗しているのだろう。そうでなければ、彼らのもとに志願していく人などいない。個人的にはアメリカ軍を中心とした国連軍を投入して殲滅する以外に方法はないように思えてしまう。「積極的平和主義」とやらを掲げる○○政権がどういう対応をするか興味深く見守りたい。
 

2015年1月18日 (日)

大相撲初場所、中日までの取り組みを見て思うこと。

 大相撲初場所中日、相変わらず横綱・白鵬の優位は続いているが、かつてない面白さがある。関脇の逸の城、碧山をはじめ、前頭3枚目ぐらいまでの力士が力をつけていて、横綱、大関陣も安泰とは言えないからだ。

 昨年の初場所ぐらいまでは番付上位の者が有利に思えていたのだが、今はそういうことはなくなった。白鵬以外の力士は、誰が勝ってもおかしくない取り組みが続く。その例外ともいえる白鵬もここ3番ぐらいは危ない取り組をしている。本人に苦手意識がある力士に対しては、乱暴な立ち合いも目立ってきた。

 そして、後半戦になれば、白鵬とて人の子、疲れが溜まってくる。これから当たる力士は番付上位陣だ。どうなるか、分からない。今場所は大関・稀勢の里も万全の取り組みを見せている。腰高は相変わらずだが立ち合いが良くなった。辛口で知られる元横綱・北の富士氏も珍しく稀勢の里を褒めていた。

 もう十年ぐらい日本人力士の優勝はないのだ。プレッシャーはかかると思うが、力はあるんだ。横綱と言えども、見下すくらいのメンタルが欲しい。これからの後半戦が楽しみだ。

2015年1月17日 (土)

阪神・淡路大震災から20年。

 早いもので阪神・淡路大震災から今日で20年経つ。あの朝、沼津のアパートで揺れを感じた。テレビをつけたら震度を示した関西地方の地図が表示されていて、大阪で震度5?…。だけど、震源の赤い×が記されている兵庫県の震度が表示されていない。どうなっているんだろう。なにか凄いことが起きているんじゃないか?

 政府の対応も遅れた。都市部なことが災いして交通はマヒし、支援物資もなかなか届かなかった。映像を観ていても、自分には何もすることはできない。悲しかった。その後、ボランティアがは入れるような状況になっても、義援金を送るくらいだった。交通手段が寸断されているから土日にボランティアに行くこともできない。歯がゆかった。

 そして、その2か月後、地下鉄サリン事件が起きてからは、阪神・淡路大震災の復興状況については殆ど報道されなくなった。恥ずかしいことだが私自身、この災疫については忘れていってしまった。ただ、瓦礫ひとつ片づけられなかったことに後悔の念はあったのだ。それが、東日本大震災でボランティアに行ったキッカケにもなった。

 この20年で阪神・淡路大震災、中越地震、東日本大震災と地震だけでも未曾有の災害が起こっている。台風等を加えれば、こんなに天変地異の発生する国は珍しい。人間は自然には勝てない。出来るだけ、早期に気づき、それを的確に伝えて避難行動に結びつけられるかどうかだ。それに人間には100%完璧なんてことはあり得ない。絶対に想定外のことが起きる。

 それなのにこの国の政府は原発再稼働を目論む。狂っているとしか言いようがない。従来の慣行を是とする官僚機構と格差を助長する新自由主義に洗脳されている政治家・経済学者が跋扈している限り、この国の未来を明るいと感じることはできない。自分自身がどうるすこともできなかったのに、天変地異や戦争で命を絶たれた方々は今の状況をどう思うのだろうか?歴史は繰り返すのか?

 あの震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りする。

2015年1月16日 (金)

【素人目線】第39期棋聖戦第1局を見て思うこと

 昨日から2015年の日本囲碁界最初のタイトル戦である、第39期棋聖戦が始まった。井山棋聖に挑戦するのは、昨年同様、山下敬吾九段だ。この2人の対局は一昨年の名人戦ぐらいから何度も見ているが、壮絶な戦いの碁が多いような気がする。今回もそんな勝負になるのだろうか。

 昨日の封じ手までで、素人的には黒番の井山棋聖が不利なように思えた。何せ左辺のから上辺方向に向かっている黒石が生きることが出来るかどうかが疑問だったからだ。仮に取られなくても、その分、白の山下九段のほうが厚くなり戦いやすいのではないかと感じていた。そして、これで生きているのか?という碁形で、右辺での攻防となった。夕方になってBSで王メイエン九段の解説を聞けば、コウ含みだが生きれるという、

 半ば強引ともいえる形で山下九段は右辺に取り付くものの、ここもやはり完全には生きていない。しかも、白は下辺も弱い石がある。でも、さすがは山下九段、下辺は無事にシノギきり、尚且つ、中央の黒3子も取って、これは白有利なのかと思わせた。と、ここで井山棋聖が右辺に襲い掛かる。20子ぐらいの石が取れるかどうかのコウになった。激しいコウ争い。目が離せない。結局、黒がコウ争いに勝つものの、上辺から中央にかけて大きめの白地ができてしまう。一手でも間違えれば、簡単にひっくり返る微妙なヨセ勝負になった。

 私が驚いたのは、中央4子のアタリに対して、井山棋聖が手を抜いて、中央の白地に食い込んでいったことだ。正直言って、形勢がダメで投げ場作り?なんて思ってしまったが、あにはからんや、最後には手入れの差なのか?井山棋聖の半目勝ちとなった。もう言葉にならない。何が勝敗を分けたのか?実家では読売新聞をとっているから、解説記事を待つことにしよう。

2015年1月14日 (水)

新しいパソコンに慣れるまでは時間がかかりそう。

今日、新しいパソコンが届いて、元のパソコンと同じような使い勝手にすべく、いろいろいじっているけれど、かなり躓いている。ネットで調べながらやっているがWindows8.1と7とでは操作感が全然違う。今、ようやく左上隅に表示される「アプリの切り替え」を消せたところだ。やはり、本を買って読まないとだめだな。

マイクロソフトは使いやすいようにしているつもりなのかもしれないけれど、正直言って、余計訳が分からなくなっている。「慣れ」の問題なんだろうが、今まで何度かPCを買い替えて一番戸惑っている。私が年取ったせいかなぁ(笑)

それと、故障したパソコンからHDDを取り出して、HDDケースなるものを購入したけれど、通電しない。HDDが壊れたとは思わない。とりあえず直近で必要なことを消化していって、使い勝手を良くしていくしかない。

 

2015年1月13日 (火)

明日、新しいパソコンが届く予定

明日、新しいパソコンが届くと思うと、年甲斐もなくワクワクする。BTOという手法が確立されてから、こうしてパソコンを手に入れるのは4台目になる。

自分の使用用途とに合わせて、スペックを決められるから嬉しい。1台目は
DELLだったが、あっさりと撤退したのが気に入らず、エプソンダイレクトの製品にした。トラブルが発生しても対応は素早いから全く問題ない。

今回はパソコンよりWindowsタブレットにキーボードの組み合わせにしようか迷ったけれど、周辺機器もいろいろ持っていることもあって使い慣れているパソコンの方を選んだ。ディスプレイは前パソコンより小さくなるけれど、ほぼ同スペックで4年半前の半額だ。納得いく。

明日か明後日、その使用感を書きたい。

2015年1月10日 (土)

パソコンが壊れた!

今朝、パソコンの電源が入らなくなった。一昨日の夜も同じ状況だったが、一度、放電したら直った。スイッチオフでも、通電していると不具合が起こることがあるらしい。だが、今朝はダメだった。

診断を無料でしてくれるPCデポに持っていったが、マザーボード自体故障している可能性があるということだった。メーカー修理も考えたが、直したとしても最低1万5千円はかかる。4年半、ほぼ毎日使ったのだから仕方ない。寿命だと諦めることにした。

とりあえず、スマホがあればネットには繋がるし、打ちにくいながら、こうしてブログも書ける。書類や資料作成の予定もない。ネットに繋がなければXPでしのげる。故障したパソコンのHDDも外部接続で利用可能なキットもあるようだ。

朝は失望したけれど、今は落ち着いている。パソコン君、毎日、酷使したのによく頑張ってくれた。長い間、ありがとう。


2015年1月 8日 (木)

【第4回思源杯世界囲碁名人争覇戦決勝】: 井山名人の初優勝ならずorz

 【第4回思源杯世界囲碁名人争覇戦決勝】: 日中韓3ヵ国の名人が対戦する、第4回思源杯世界囲碁名人争覇戦の第3戦・決勝戦(中国・西安市)が1月8日に行われた。結果は、井山名人の半目負けだった。プロ棋士は中押し負けでも半目負けでも負けは負けというが、素人的には中押しで負けるより、半目差で負ける方がダメージが大きい。

 井山名人(4冠)は昨年12月、4連敗して、立て続けに2冠を失った。7冠を目指していたのだから、相当ショックだっただろう。年が改まって、今回の世界囲碁名人争奪戦でどういう戦いを見せてくれるか。楽しみでもあり心配でもあった。でも、そんなことは杞憂であって、5日には韓国名人の朴永訓九段を破った。壮絶な戦いの末、大石を仕留めるという凄い碁であった。

 そして、今日、中国名人の陳耀燁九段との決勝だった。仕事中、時々、チラ見していたが、素人には難解すぎて訳が分からない。ただ、チャットの内容やツイッター情報では相当細かいらしい。私のような素人だと、”細かい”と言えば、いいところ盤面10目程度の差なのだが、プロだと半コウ争いでひっくり返る盤面で1目か2目ぐらいだ。

 終盤に入ってからのポイントは右辺の白地がセキになったことなのか?何でも中国ルールではここで1目の差が出てしまうらしい。それと、左下隅の半コウ争いか?何せ半目と言えば、碁石一つの差だ。一手手入れをすれば、それでひっくり返る。個人的には、左下隅でコウ争いには勝ったものの、そこからまた手にされてしまったことで一石余分に使わされてしまったような気がしてならない。素人にとってはミクロの戦い。これを秒読みの中で打てるのは神業だ。本当に残念でならない。

 今、中韓の棋士に日本人棋士で互角に戦えるのは井山4冠ぐらいだ。特に中国人棋士の層がべらぼうに厚い。日本では一昨年にようやくナショナルチームが結成され、世界戦奪還を目指すべく若手棋士中心に切磋琢磨している。その成果はまだ現れない。私に言わせれば、〇〇ミクスで儲けている大企業はもっと支援したらどうだ。内部留保で300兆円以上もあるんだよ。1000億円ぐらい端金ではないか?皆で日本の囲碁復活を後押ししようよ。

2015年1月 7日 (水)

【「政治家ネタ全部ボツ」 爆笑問題が暴露したNHKの“圧力”】(日刊ゲンダイ:http://bit.ly/1ArE8yZ)の記事を読んで思うこと

 爆笑問題、よく言った。こうした裏事情は受け手は全く分からない。誰がどう言おうと”事前検閲”があったわけだ。先日も、ゆうどきネットワークでゲストの宝田明氏の言動を山本アナが遮ったように、国民から視聴料を取っておきながら、政権におもねる姿が酷すぎる。何せ〇〇の親派が経営委員に入り、似たような思想の偉いサンが会長についている。こんな政権ベッタリの放送局なんて、マスコミとは言えない。

 NHKの職員なんて、半分は官僚みたいなものだ。何が”皆様のNHK”だ。太平洋戦争で国民を扇動したことは忘れてしまったのか?堀潤氏のように骨のある人間は311以降、辞めている。先日の紅白でサザンに「ピースとハイライト」を歌わせたのには称賛したが、そんな職員はほんの一部だけなのか?多くは上層部の意向を忖度して、当たり障りのない番組作りにしているのか。

 三谷幸喜氏の作品に「笑の大学」というのがある。元は舞台演劇だったらしいが、映画化されたのを観た。戦時中の検閲を面白おかしく表現している。最後のオチが悲しい。爆笑問題の暴露を読むと、その時代に近づいていて、着々と言論統制の道が敷かれているような気がしてならない。

 本来なら、他のメディアもこれは言論統制だと大騒ぎして国民を煽り、尚且つ、国会でNHK会長を参考人なり、証人喚問して、真偽を質さなければならない。ところが、飯とカネで釣られている大手メディアは黙殺している。こういうことを看過しているうちに、国家を私物化しようとする連中の思う壺に嵌っていく。もっとも選挙に行かない人が半数もいるのだから、このメチャクチャなこともわれ関せずということなのかもしれない。暗澹たる気分だ。

2015年1月 6日 (火)

【自分語り】マイナス志向は悪いことなのか。

 毎日のように思うことは「自分は何てツイていないのだろう」ということだ。物事に関して、前向きに考えることが出来ない。今日だって、自分自身はベストを尽くしたが、他の要因であっけなく自身の目論見は失われた。だかr肉体的にも精神的にも辛い毎日が続く。もちろん、今の自分が男の更年期障害かもしれず、うつ状態にあるのかもしれない。だけど、この焦燥感や失望感を癒す術がない。

 私は(誰でもそうかもしれないが)若い頃から自分自身の不遇に悩む日々を過ごしている。自己啓発書なるものも何冊読んだか分からない。そのうち座右の書として、D・カーネギーの「人を動かす」と「道は開ける」に巡り合えた。様々な場面で役立ったと感じている。特に「道は開ける」は今でも苦境に陥った時に参考にしている。

 基本的には第二章の「悩みを解決するための魔術的公式」だ。①「起こり得る最悪の事態とは何か?」、②「やむを得ない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること」、③「それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること」。個人的にはこれを実践している。

 しかし、今は自分が考え得る「最悪の状態」を現実は超えている。私の予想が甘いのかもしれないが、いわゆる想定外のことが多々起こる。とにかく、誰がミスしても自分が尻拭いせざるおえない事態が多々ある。自分のことならいざ知らず、いくらなんでも他の人のミスまで想定できない。今は多少なりとも想定しているが、それを考えただけで憂うつな気分になる。毎日が悪夢との闘いのようだ。次から次へと自分にとっては精神的にも肉体的にも負担が襲う。これでは疲労感が取れないのも致し方ない。

 もし、それでも「お前が悪い」とか「もっと前向きに考えろ!」なんて言う人がいるなら、自分の仕事を1週間で良いからやってみろ!と言いたい。今日だって、満足な休憩すらなく13時間半ぶっ続けで働いているんだ。肉体労働だよ。毎日、毎日、耐えるのが精一杯なんだ。負け組の自分が歩む道は惨憺たるものしか見えない。しかも、こんなブログでしか愚痴を吐けない自分も情けない。でも、何年経っても一発逆転、奮起しようなんていう気力が湧かないのだ。生きることだけが目的のようになっている。辛い。

 ストレス過多のせいなのか?それとも悪い病気にかかっているのか?ダイエットしているわけでもないのに半年前から5kg以上痩せた。こんなことは人生50年を過ぎて初めてだ。2ヵ月前の血液検査では全てが標準値以下であり、その他、まったくと言っていいほど自覚症状はない。ただ、疲労感が強いのと軟便傾向にあることぐらいか。苦しまないのなら、今、逝っても何ら後悔はない。新年早々最低最悪だな。

 少し愚痴を書いて気分が治まった。もう少ししたら、処方されている睡眠薬を飲んで寝てしまおう。今、自分にできる最良の手段は「熟睡」あるのみ。誰も助けてくれない。自分自身がいつまで耐えられるかどうかだ。

 

2015年1月 5日 (月)

冬山遭難について思うこと。

 毎年のように冬山での遭難事故が起こる。今年も富士山、北アルプス、かぐら等々で発生している。懸命の救助で助かった人もいれば、そうでない人もいる。私は30年ぐらい前までスキーはしていたが、ゲレンデスキーのみであって、それでも雪山の美しさは堪能していた。

 だから、私のようなものが雪山の魅力を知る由もないのだが、登る人にとっては、それはそれは魅力に満ちた世界に違いない。夏山とは違い、この時期に登る人達はそれ相応の準備はしてきているはずだ。でも昔よりも遥かに装備が充実しているにもかかわらず、このような遭難事故はなくならない。

 本人達は、ある意味、本望なのかもしれないが、命がけで救助する方々はどう思っているのだろうか?もちろん、厳冬期であっても登山客が来てくれることで潤うところもある。しかし、こうした遭難事故が起これば、イメージだって悪くなるはずだ。いくら万全の装備、体調万全で望んでも事故が起きないとは限らない。登るのを止めさせるわけにもいかないし、どうしたら事故はなくなるのか?書いていくうちに堂々巡りになる。

 ただ、今回の遭難でも登山計画書を提出しなかったパーティがある。登山計画書があれば、捜索範囲は多少なりとも限定することが出来るはずで、助かる可能性も高い。少なくとも冬山に登る際には登山計画書の提出と保険加入を義務付ける法律が必要なのではないか?好きなことで命を失ったとはいえ、亡くなられた方々の御冥福をお祈りしたい。

 

2015年1月 3日 (土)

今のテレビ番組って、こんなテロップをつけなければいけないのか?

 今年は元日に休めて、実家で「芸能人格付けチェック」の予選を観たのだが、驚いたのは「この花火は熱くありません」というテロップだ。芸人達がメチャクチャなゲームに面白おかしく挑戦しているのは、かつての「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」のようだが、いくらなんでもそのテロップはないだろう。種明かししながら手品を見ているようだ。

 

 視聴者からの抗議を恐れてのことなのだろうけど、いつから日本人はこんな冗談も通用しない国になってしまったんだ。SNSで芸能人が少し変わった発言をするだけで執拗に叩く。これではだれも発言しなくなってしまう。スポンサーはこうした批判を恐れるから、保守的な番組、今、流行っている番組しか作れないから、どのチャンネルを観ても似たようなものばかり。政府や巨大資本の影響をモロに受ける民放各社はそれでいいのか?これでは新しい企画は育たない。

 

 予定調和と事前ネタ晴らしの番組なんて、そのうち飽きられる。視聴者は結局、自分達で面白い番組を潰すことになるのだ。だから、ニコニコ動画やユーストリームなど、何が起こるか分からないドキドキ感のある番組に勢いがあるのだろう。いくら4K云々言ったって、ソフトが疎かなら、観る人は限られてくる。

 

 おそらくテレビ関係者は私なんかよりもっと早くそのことに気付いている。今のままなら、民放は5局もいらない。テレビ関係者はそれぞれの立場で頑張っているはずだが、こうせざるを得ないのだ。テレビの終焉が迫ってきている感じだ。終わったな。。。

2015年1月 2日 (金)

第91回 箱根駅伝往路の結果を知って思うこと

 第91回箱根駅伝。仕事だったからリアルタイムで観られなかったのが残念でならない。ラジオで時々聴いているだけでは、その状況が伝わらない。メディアは、駒沢、東洋、明治、青山、早稲田の5強を謳っていたが、今年は素人的にみても、駒沢の選手層の厚さが他校を上回っていて、独走状態になるのではないかと思っていた。

 しかし、他の駅伝とは違って、一人が20㎞前後走り、尚且つ、標高差約800mもある特殊区間がある箱根駅伝では、どこに魔物が潜んでいるか分からない。それがまさか駒沢の選手に降りかかろうとは誰も想像できなかったはずだ。そして、青山の神野君が、あの山の神と言われた東洋の柏原君の(参考)記録を破るなんて。。。結局、青山の往路初優勝という快挙に終わった。予想できないドラマチックなことが随所で起こり得るから、日本国民の注目を浴びる。当然のことながら視聴率も高い。

 どんな競技、いや、社会においても、勝者がいて敗者がいる。今回失速してしまった駒沢の馬場君、気力を振り絞って襷は繋いだ。しかし優勝候補本命と言われたチームとしては、トップと7分以上の差をつけられてしまえば、さすがに総合優勝は厳しい状況になってしまった。今頃は悲嘆にくれているだろう。誰も慰めることは出来ない。後はチームメートが奮起して復路優勝だけに絞り、あわよくば大逆転を狙うことぐらいか?何が起こるか分からない箱根駅伝だが、復路で7分以上の差を詰めるのは厳しい。こういう思いが興味を掻き立てる。だから、面白い。

 スポーツジャーナリストの玉木正之氏は「箱根駅伝はスポーツではない!」というコラムを毎日新聞に載せたが、この指摘は間違っていないと思う。しかし、このスポーツドラマを観て、陸上選手を目指そうと思う子供達も多いに違いない。残念ながら、現状では陸上種目で世界と互角に戦える種目は殆ど無いのだ。日本国民に最も注目されるこの大会で雄姿を披露しようということを考えても、間違っているとは言えない。彼らは日頃、それだけ努力しているのだ。それ相応の酬いがあっても良いのではないだろうか?

 明日の復路も選手達の純粋な走りに期待したい。

 

2015年1月 1日 (木)

2015年の元日に思うこと。

 今年はここ十数年恒例となっている、大野山での初日の出、そして、大雄山最乗寺での初詣を行うことが出来た。昨年の元日は疲労困憊で、尚且つ、お昼頃から仕事だったから、そんな気分になれず、その後、初詣すら行かなかったせいか12月までは散々な年だった。

 しかし、昨夜の紅白歌合戦に31年ぶりで出場したサザン・オールスターズはやってくれた。直前に出演が決まったということで歌う曲名が公表されていなかったのだが、私は歌うなら「ピースとハイライト」にして欲しいなんて思っていたら本当になった。映された桑田氏はヒトラーを思わせるチョビ髭をつけていた。歌詞を全部載せると著作権に触れてしまうから書かないけれど、誰がどうみたって反戦歌であるし現政権への批判である。ロックンロールは死んでいなかった。私は拍手喝さいだった。

 何せNHKは現政権になって、経営委員に首相の親派を据え、会長すら現首相を礼賛している。こんな状況ながら年間視聴率トップ3には入る紅白歌合戦で、歴然と現政権を批判したのだ。サザンに敬意を払うと共に、NHKにも気概のある人はいるんだと、少し見直した。

 そして、今日、公表された天皇陛下のお言葉でも戦後70年に当たり、「戦争の歴史を学ぶことが必要だ」と語られた。これも急速に右傾化する現政権へのアンチテーゼであろう。当時だって、いきなり戦争しようなんて誰も思わなかったはずだが、政府とメディアが結託して、戦争への雰囲気を作っていった。その状況は今と似ているのだ。天皇陛下が危惧されるのももっともなことだ。

 新自由主義の社会にあっては、「強い者が正義」であって、現政権をヨイショする大手メディアは弱者の味方にはなりえない。自分達さえ良ければそれでいいのだ。だが、残念ながら、この国はメディアの作り出す雰囲気に逆らうことが出来ない人達が多い。難しいこと、面倒臭いこと、自分に関係ないこと、には見ざる、言わざる、聞かざるなのだから。

 年初で明るい希望を持ちたいが少なくとも現政権が続く限り、私に幸福は訪れない。困窮な生活は変わらない。とにかく良いことなんて起こらなくてもいい、悪いことだけは起こらないでくれ!と願う私である。

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