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2015年2月28日 (土)

川崎・中一殺害事件について思うこと。

 今月20日に川崎市の多摩川河川敷で中学一年生の遺体が発見された事件があった。まるでISILが行った処刑のような残酷な犯行の状況が報道されるにつれて、多くの人が犯人への憎悪を募らせたと思う。国会の予算委員会でも首相が答弁していたくらいだ。そして昨日、被害者とは知り合いで年上の少年3名が殺人容疑で逮捕された。(勿論、推定無罪の原則があり裁判が終らなければ断定することは出来ないが、出てくる情報を知る限り、間違いはないだろう)

 ネット上では翌日ぐらいから、犯人と思われる情報が実名、顔写真と共に流れていたが、結局、その情報通りの少年たちだったようだ。今日、メディアが少年法に則って実名や顔写真を伏せても、SNSで個人がネット上に情報を発信できる今では、そうしたプライバシーを守ることはできない。逮捕された昨日は容疑者宅を実況中継していた中学生もいた。どんな残酷なことをしても、少年法によって守られることに対する憤りなのかもしれない。

 それは、こうした少年による残虐な事件は、今回が初めてではないからだ。足立区の事件、栃木の事件、山口の事件等々、いくつも思い出される。被害者のプライバシーは執拗に報道されるのに対して、単に未成年というだけで罪が軽減されることは不条理としか言いようがない。自民党の要職にある方も少年法の改正を言い出した。

 匿名で言いたいことが言える2chをはじめ、ネット上では容疑者だけではなく、その家族や弁護士に対して罵詈雑言の荒らしになっている。理性のタガが外れた人間の心情が表れている。ネット社会にあっては止めることはできない。

 この問題に関しては、自分自身で回答を出せず葛藤している。例えば、少年法を改正して現行の20歳未満から16歳未満にしたらどうだろうかと。でも、それが犯罪抑止力になるのか?この国には死刑制度があるのに、それに該当する事件の犯罪は止まらない。情報が発達した今では、昔より増えているような気もする。

 しかし、これだけ無残な仕打ちをされたのに犯人は寿命を全うできるのか?しかも、20歳以下なら、更生という名のもとに、最長でも10年ぐらいで自由の身になってしまう可能性があるのだ。被害者家族の身になって考えると、それは許し難いことなのではないだろうか?私がそういう立場に立ったなら、死刑を覚悟しても仕返してしまうかもしれない。

 今、出来ることといえば、今回の被害者のようにSOS発信をしている弱者に対して、いきなり警察が動けなくても、その前段階で弱者の訴えを聞いて解決に導く救済措置を講じる仕組みを作ることだ。頭の悪い私にはそれぐらいしか思いつかなくて情けない。

 私と同じように無念に感じる方々が多いからか、犯行現場の河川敷には花束等が添えられている。被害少年のプライバシーを知るにつけて憤りと共に無念さを痛切に感じるのだ。ご冥福をお祈りしたい。

 

 

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