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2015年3月

2015年3月28日 (土)

古賀氏の報道ステーション降板騒動について思うこと。

 昨夜の報道ステーション、観てはいないのだが、司会の古館氏とゲストの古賀氏とのやり取りがネット上で話題に上っていたので、出来るだけ検索してみた。当初はユーチューブにも上がっていたらしいが、当然のことながらテレ朝の要請によって削除された。もっとも、テキスト化されたものは残っているし、出演直後、IWJの岩上氏が緊急インタビューした映像も残っている。

 私は古賀氏については著書も数冊読んだ。脱原発では共感できるが、新自由主義推進・TPP推進という面では否定的だった。もっとも自分の意見と全く同じ人など皆無なのだから、聞く耳まで持っていなかったわけではない。

 ところが、今年に入って、ISILによる邦人殺害事件を経て、彼が「I am not Abe」ということを表明し、「翼賛体制の構築に抗する言論人、報道陣、表現者の声明」の発起人になったことで少し見方が変わってきた。政府に対して批判できない空気を作りつつあるのは、拙ブログでも書いてきたが、このようにテレビ局に圧力をかけていく様は異様に感じざるを得ない。

 NHKの会長は自分の支持者だし、大手メディアのトップとは頻繁に会食して手中にしている。自民党と電通とのつながりは以前から強固であり、民放なんて簡単に僕になる。自分達さえ良ければ、今さえ良ければ、それで良い連中がこの国を仕切っている。多様な言論空間は失われ、一方的な世論が形成されていく様は、戦前と一緒だ。

 しかも悲しいことに、報道ステーションという高視聴率番組で、この裏話を公表した古賀氏に追随する大手メディアは現れないだろう。高名なジャーナリストでさえ、私怨を番組に持ち込むなという趣旨の発言をしているし、安倍礼讃の産経などはテレ朝を擁護するかのような始末だ。

 福島第一のメルトアウトが正式に確認され、ひょっとしたら溶けた燃料が直接しか水を汚染しているかもしれないような事態などは通り一遍で、家具会社の親子喧嘩を大々的に報道する。何度も書いているが、この国のメディアは権力監視という機能は失われた。政府発表を垂れ流すことによって利益を得る一企業とみるべきだ。唯一頼みにできるのは、弱小メディアと、ネットで伝わる海外メディアの報道くらいになってしまった。皆が気付いた時には遅いんだ。その時は自分もこの世にいないだろうから、再び、落ちるところまで落ちないといけないのかもしれない。

2015年3月24日 (火)

怖い、この国は民主主義国家とは言えなくなった。

 日本人拉致問題が明確になるまで、朝鮮総連の抗議に屈したメディアは、「北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国」と言っていた。あの国のどこが民主主義なんだと、私自身は笑ってしまうくらい矛盾を感じたものだった。

 だけど、それも今は昔、沖縄辺野古基地問題をみれば、この国も○○首相の独裁国家になりつつあると思わざるを得ない。直近の民意は辺野古基地反対を唱えた翁長知事にある。○○にほだされた仲井真知事は敗れたのだ。それなのに、現政権はこの仲井真知事が認めたことを盾にサンゴ礁は壊すは、反対派の連中は徹底的に排除する、という暴挙を平然と行っている。

 悲しいかな、この国のメディアはこの暴挙を単なる騒動としか伝えない。このことを民主主義破壊だと言わないメディアは間違っても支持しないし軽蔑する。そして、お前らに民主主義と言う文言を使うな!と言いたい。

 まともな民主主義国家で尚且つ、アメリカの植民地でないなら、民意が辺野古反対と示されたら、アメリカに交渉するだろう。そんなことを全くしない。それどころか、そんな民意を踏みにじって基地建設を進める。最低最悪の国家になり下がってしまった。

 これは沖縄で起こっていることだから、自分達には関係ないと思っている人も多いだろうけれど、政府≒アメリカに逆らえば、徹底的に弾圧するよ!っていっているようなものだ。これでもこの政権を支持するのか?もっとも、巧妙にメディアは世論操作するから、日頃から問題意識のないB層が多い日本ではやむを得ないか。とても残念だ。

 太平洋戦争当時、盛んに繰り返された日本優勢のプロパガンダ。今も別の形で行われている。大手企業がベアアップした、景気判断が好転に転じた…。でも、実質賃金以上に物価は値上がりし、スーパーの売上高も11か月連続低下している。この悪政に気づかなければ、この国は終わりだ。

 いつ死んでも良い私のような中年独男は引き籠れば良い。だけど、真っ当な家族を持つ人達は自分の子供や孫の世代が戦争に担ぎ出される可能性を認めていいのか?「日本が戦争するわけない」なんて思っているなら、それは浅はかではないか?だんだん、政府が国民を管理する仕組みを作ってきているではないか?

 日本は普通の国ではないんだ。残念ながら、過去において近隣諸国を侵略してしまった国であって、戦争を放棄する国になったのだ。そのことを忘れてはいけない。

2015年3月22日 (日)

大相撲春場所が終わって思うこと。

 大相撲春場所、横綱白鵬が14勝1敗の成績で自身の史上最多記録を更新する34勝目を挙げた。またしても6連続優勝だという。呆れる強さ。とにかく白鵬は滅多に怪我をしない。自己管理が優れているのだろう。素晴らしいとしか言いようがない。

 今場所は、横綱鶴竜が初日から休場し、いきなり対抗馬が一人消えた。日馬富士も序盤は良かったが中盤から金星を3つも与えてしまう。右肘を故障したのかもしれないが不本意極まりないだろう。

 そして、日本人の大関陣、彼らが相変わらず不甲斐ない。稀勢の里は序盤から2つの黒星を喫して、どうなるかと思ったが、その後巻き返して何とか9勝した。それでも昔なら「クンロク大関」と馬鹿にされるような内容だ。琴奨菊、豪栄道は初日から4連勝したものの、その後は、勝ち越すのがやっとの内容だった。私の親父が嘆くのも無理はない。

 そんな中、一人気を吐いたのが新関脇の照ノ富士だ。新三役で7連勝と過去の記録に並んだ。そして圧巻だったのは13日目、全勝白鵬との対決だった。力相撲で打ち破った。鳥肌が立つくらい横綱を圧倒していた。彼の素晴らしいところは土俵際の粘りだ。立ち合い負けしても簡単には土俵を割らない。踏みとどまり反転攻勢が出来る。昨年は逸の城が怪物と呼ばれたが、今は照ノ富士の方が明らかに上だ。このままの調子なら、秋場所には大関昇進があり得るだろう。

 白鵬一色に染まるかにみえた今場所だったが、千秋楽の今日、照ノ富士は大関豪栄道にももろ差しを許しながら勝利し、横綱同士の戦いで日馬富士が勝てば優勝決定戦の可能性もあった。しかし、白鵬は強かった。日馬富士の方が終始有利な態勢をとっていたが、左上手を取ってからは一気に寄り切った。これは力が入る一番で、負けても拍手できるような取り組みで見ごたえ十分だった。感嘆した。

 今場所で、立行司の木村庄之助が定年退職する。「日本人横綱の取り組みを裁けなかったのが残念」たという言葉が重い。現状を見ていると、私が生きている中に日本人から横綱が出るのかすら怪しくなるし、優勝すら難しいのではないかと思うからだ。昨今、相撲女子などという言葉が流行るように、場内に若い女性が増えてきたし、今場所も15日間全て満員御礼だった。相撲人気が復活しつつあるが、国技ということを考えると、日本人力士の奮起が必須だ。頑張って欲しい。

2015年3月20日 (金)

【素人目線】第39期棋聖戦第7局を観て思うこと。

 第39期棋聖戦挑戦手合第7局は黒番・井山棋聖が5目半勝ちして、タイトル防衛に成功した。棋聖位三連覇を達成すると同時に。大三冠(棋聖・名人・本因坊)を維持することとなった。この七番勝負は井山棋聖が3連勝したのだが、4局目から山下九段が巻き返し、最終局までもつれ込んだ。これまで七番勝負の歴史で3連勝しながら3連敗して最終局を迎えた対局は9回あったというが、追い上げた方が分がいい。

 また井山棋聖は先週の対局で敗れた2日後、阿含・桐山杯日中決戦でも中国の棋士に敗れている。素人ながら、その過密日程からくる疲労が影響するのではないかと思っていた。

 今局は立ち上がりこそ穏やかな布石だったが、右下白24のケイマからハラハラドキドキする戦いに突入した。そして、白32のワリコミに井山棋聖が長考する。一見、白が上手く打ったかと思いきや、見事なフリカワリを見せ、白の種石3子を手中にしてしまう。一気に右辺の白石が薄くなった。やむを得ず、白50とケイマで逃げたところで1日目が終了した。

 2日目、封じ手(黒51)はこのケイマに対してのツケコシだった。これで黒は白石を攻めていく。ところが只で取られてしまう山下九段ではない。下辺の黒に圧力をかけた後、白74と右上隅に打って模様を消しに行く?が、すぐには受けない井山棋聖。ねじり合いが続く。右上隅に入った白を絞り、ジリジリと上辺から中央にかけて黒の地模様が広がっていく。

 そこで白は左辺の薄い黒6子を取りに行こうと、白110とハサミつけた。どうするんだろう?この黒が取られてしまったらさすがに形勢が苦しくなるのではないか?だけど、井山棋聖は平然と手を抜いて中央を囲いにかかる。計算できているのだろうか?そして次の手にも手を抜いて左上隅三々から上辺一帯を繋げてしまった。

 残す白の反撃手段としては、下辺の黒地を削減しながら左辺から中央にかけて如何に地を増やせるかという感じだ。様子見の白126のボウシ、白128のオキなどを打たれたら、”どうシノぐんだ?”と素人の私は震えてしまう。ただ生きるだけなら出来るかもしれない。しかし、左辺側を膨らまされたら地合いは足りるのか?そんな思いを吹き消すように、ここを削るのは止めて黒147で右上隅の白を抱えた。

 この段階で井山棋聖は勝利を確信していたのではないか?プロは滅多なことでは10目以下のヨセで間違えるようなことはしない。素人目には上辺での白194キりも嫌な感じがしたのだが無難に打ち切った。 振り返れば、井山棋聖は昨日の右下隅の戦いで白を分断してから、ずっと優位に進めていたように思える。

 昨年末、井山棋聖は2つのタイトルを落とし、この七番勝負も三連勝しながら三連敗、途中、海外棋戦で敗れ、NHK杯でも一力七段にも敗れたので調子を落としているような気がしていた。でも、今局を観ると、その強さは健在だった。(祝・タイトル防衛)

 

2015年3月19日 (木)

チュニジアの博物館で起こったテロ事件について思うこと。

 チュニジアの博物館でイスラム過激派が観光客に銃撃し19名の犠牲者が出た。日本人も3名死亡し、3名が負傷したという。犯行に及んだ連中はISILとは違う組織らしい。となると、海外では、いつどこで、こんなことが起こるか分からないということだ。恐ろしい世の中になったものだ。

 敬謙なイスラム教徒と今回のような事件を起こした連中とは区別しなければいけない。彼らがイスラム教の一部を過大解釈していることは確かなのだ。しかし、別に彼らの側に立つわけではないけれど、キリスト教を信仰しているアメリカを筆頭とする西側諸国だって、シリア郊外の地域には連日、空爆を行っている。その地域にはISILに属さない人々だっているわけで、やっていることは変わらない。そう考えると、何が正義か分からなくなってくる。

 テロリストは自分の命は厭わない。このような事件を起こし世界中のメディアが報道することが目的なのではないか?何もイスラム教徒だけではなく、世の中に不満をもった連中はいくらでもいるのだ。その捌け口になっているのかもしれない。

 テロとの戦い?彼らは国ではないのだから、どこからでも出現する。まるでモグラ叩きだ。テロの温床は貧困だという。グローバリズム、新自由主義が謳歌し、人々に格差が拡大していく状況では、この温床は崩せない。ますますヒートアップするのみだ。そして、このようなテロ事件を利用して、ナショナリズムがどんどん進んでいく。

 少なくとも日本は、かの大戦を機に平和国家を標榜したはずだ。普通の国ではない。それなのに、現政府はどんどん戦前の風潮に持ち込もうをしている。何が積極的平和主義だ。自分たちの都合が良いように戦争しますよ!ということではないか?早く安倍内閣を潰さないといけない。

 乱暴な表現になってしまうが、邦人救出手段としての自衛隊活用を正当化するのだから、こうした被害者は現政権にとって都合が良いことに違いない。世界中、どこを見ても、不穏な動きが続いていて恐ろしい。歴史は繰り返してしまうのか?暗澹たる思いがしてならない。

2015年3月18日 (水)

【素人目線】第三回 電聖戦をみて思うこと。

 昨日、第三回電聖戦が行われた。囲碁ソフトの大会で優勝・準優勝したソフトが日本囲碁界で最多タイトルを有する25世本因坊治勲と戦うのだ。手合いは準優勝したソフト(ドルバラム)とは四子、優勝したソフト(クレージーストーン)とは三子での対戦だ。

 解説は昨年の電聖戦を戦った依田九段、聞き手は吉原六段と知っている人にとっては豪華な布陣である。平日なので生では観られなかったが、ニコニコ動画のタイムシフトで観た。真剣勝負の将棋の電王戦とは違い、こちらはハンデ戦だから、緊張感は低いが、依田先生と吉原先生のやり取りは、まるで漫才のようで大笑いしながら観られる。しかも、プロ棋士の思考とコンピュータの思考の違いを語ってくれるから、勉強にもなる。

 一局目はドルバラムが治勲先生の大石を取って、尚且つ、自陣の薄い石も守って中押し勝ちした。プロの意地があるのだからいい加減には打っていなかったと思うが、ツボにはまった時のコンピュータは強い。解説の依田九段なんて、わずか数手でコンピュータの勝ちを予言していた。

 二局目はプロ棋士に対しては初めての三子局だった。クレージーストーンが四子局では過去2回の対戦でプロに勝利していたからだった。しかし、序盤から劣勢は続き、勝てる目途がなくなると、疑問手の連発をしてしまうという、素人の私が見ても無様な対局になってしまった。

 モンテカルロ法という手法を使い格段に進歩した囲碁ソフトだが、囲碁では、コンピュータが人間に追いつくことが難しいことが良く分かる。ルールは単純だが、19路という絶妙な空間と「コウ」がその行く手を阻んでいるのか?おそらく現状のモンテカルロ法を進化させるだけでは人間を超えることはなく、革命的な手法の開発がないと難しいだろう。それは何年後になるか分からない。

 チェスがコンピュータに凌駕されたのに続き、将棋も風前の灯となった今、人間の知恵が唯一優っているともいえる囲碁。もっと注目を浴びても良いのだけれど、その面白さがなかなか伝わらないから、愛好者としては歯痒い。

2015年3月14日 (土)

この歳になって初めて、両親を連れて伊豆半島を一周した(その2)

 昔、石廊崎にはジャングルパークという施設があったし売店もあった。確か私も入ったことがあるし、廃業してからも、そこにあった駐車場に車を停めて、なだらかな道を下っていけば石廊崎灯台だった。ところが、昨日通ってみると、ロープが張られていて中に入ることは出来ない。駐車禁止にもなっている。仕方なく、周遊船乗り場の駐車場に車を停めて、灯台とその先の石室神社を目指すことにした。往復3~40分とある。私はここも歩いたことがあったが、なにせ坂を上らなければならない。高齢の両親には厳しいのではないか?そんな不安もよぎったが、ハァハァ言いながらも、何とか坂を上り切り、灯台とその先の神社に着いた。

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 晴れてはいたが風がもの凄く強い。灯台の先にある神社へ降りるには断崖絶壁に作られた階段を降りるので少し怖い。いつもここにきて思うのは、よくこんな岬の突端に神社何て作れたものだ。それに、高所恐怖症だったお袋がよくここを下れたものである。今、南伊豆町ではジャングルパークの跡地利用の検討をしているようだが、せめて歩行者だけは通行できるようにして欲しい。

 それから、伊豆半島で一番好きな弓ヶ浜に行き、青木さざえ店で昼食を取り、ちかくにある菜の花畑に行った。数年前の春に来た時よりも規模が大きくなっている。あと10日早ければ、青野川沿いの河津桜と共に見られたが都合がつかなかった。だが、こればかりは仕方ない。

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 あとはのんびり東伊豆を小田原方面に向けて走る。途中、城ケ崎に寄ることにした。この近くは何度通ったか分からないけれど、城ケ崎だけは行ったことがなかった。親父は行ったことがあるらしいが、お袋もないという。ところが、ここで一番近くの駐車場ではなく、少し離れた所に停めてしまった。今度は上り坂ではなかったから良かったが、歩かせすぎたことは反省している。風が強かったので、この吊り橋を渡るのは怖かった。

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 高齢の両親にとっては強行軍だったかもしれないが、天気にも恵まれ、普段とは違う景色が見れたことを喜んでくれた。これだけのことが出来たのだから、まだ長生きしてくれるとは思うが、それを知っているのは神様のみ。元気なうちに、日帰りで行ける所は行っておこう。


 


 

2015年3月13日 (金)

この歳になって初めて、両親を連れて伊豆半島を一周した(その1)

 なぜ、こんな気持ちになったのかは分からない。思いつきだけれど、”あの時、ああしておけば”という後悔をしないために、今日、高齢の両親(父:80、母:84)を連れて伊豆半島一周のドライブに出かけた。最初は渋っていたのだが、”元気な時じゃないと連れていけないよ”といって説得した。

 伊豆半島は20年前まで仕事で何度も回った。会社を辞めてからも、半年に1回ぐらいは気晴らしにドライブしていた。特に弓ヶ浜が好きでパソコンの壁紙にもしている。両親が生きている間に一度は連れていきたいと思っていたのだった。

 沼津方面から西伊豆、南伊豆、東伊豆、そして小田原から山北へと回る予定で6時半に出発した。今は仕事で伊豆長岡までは頻繁に行っているが、その先は1年4か月ぶりだ。伊豆縦貫道の開通が功を奏して、土肥まで2時間ちょっとで着いてしまったのには驚いた。従来より1時間ぐらい短縮しているではないか。

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 それからは自分にとっても思い出深い道のりを進む。時折見える駿河湾越しの富士山を背に恋人岬、宇久須、安良里、田子、堂ヶ島、仁科、松崎と過ぎていく。何もかも懐かしい。仕事で回っていた時の辛さはみじんも感じない。そして、岩地、石部を過ぎれば、雲見温泉になる。ここは45年ぐらい前、近所の仲良し家族で海水浴をしたところで、尚且つ、私が発熱してしまい、松崎まで診療所に行ったという忘れられない場所だ。当然、おふくろも覚えていた。ただ、2回来たことがあるということは知らなかった。まして、親父とも来ていたことは今日初めて知った。

 この雲見から妻良にかけては、時期が時期なら道の両脇に咲く花にちなんでマーガレットラインと呼ばれていた気がする。走る車はほとんどいない。野生のサルが沢山いる波勝崎はスルーして、一気に石廊崎を目指す。仕事で苦しんだ忘れもしない子浦、そして妻良トンネルを過ぎれば風力発電の巨大な風車が見えてくる。もうすぐだ。(その2へ続く)

2015年3月10日 (火)

今日で東京大空襲から70年、繰り返してはいけない。

 今日で東京大空襲から70年、一晩にして約10万人の方が亡くなったという。東日本大震災の犠牲者でさえ3万人以下なのだから、あれだけの密集した地域で10万人もの人が亡くなるという事態は気が遠くなる。

 その5か月後に起こった広島・長崎の原爆投下で約30万人もの人が亡くなった。本来なら、アメリカに対する憎悪があってもいいはずなのに、この国では日本の軍部が悪かったということにして、アメリカに対する批判は乏しい。おそらく、これは日本を進駐軍が統括し、サンフランシスコ講和条約以降も、メディアがこぞって”アメリカは悪くない”と喧伝してきたせいだろう。恥ずかしながら、私自身、十年位前まではそう思っていた。

 確かにサイパンが陥落した段階で、「全面降伏」をしなかったことは最悪だった。しかし、日本政府に対して戦争放棄を迫る手段として、罪のない日本国民を無残にも抹殺したことは許されない。悲しいかな、そうした論調が日本のメディアが大々的にアピールしようとしていない。誰が何といったって東京大空襲や広島・長崎の原爆投下はアメリカが悪いんだ。

 あの戦争で約300万人もの人が亡くなった。日本は普通の国ではなく、戦争をしない国になった筈だった。その思想はずっと続いてきたが、安倍自民党政権になって、メディアを蹂躙し、普通の国という名のもとに、積極的平和主義と言う誰にもまとも説明できない理論を持ち出して、着々と、この国を戦争可能な国にしようとしている。

 戦時中のことを知る人、その悲惨さを身近に伝える人も少なくなってきた。日本は普通の国ではないんだよ。そう伝えなくなれば、また過ちを繰り返すに違いない。金儲けできれば良いのか?大手メディア!もし、この先何かあればみんなお前らの責任だ!と叫びたい。

 

2015年3月 7日 (土)

今日、首都高速・中央環状線が全線開通したけれど・・・

 今日、首都高速・中央環状線(C2)が全線開通した。これで都心の渋滞は4割解消されるというが、果たしてどうだろうか?確かに都心は良いかもしれない。でも、私のように東名から常磐道や東北道を利用したい者には疑心暗鬼だ。行くときは良いが帰りが問題だ。ポイントは大橋JCTになる。

 東北・常磐道を使って東名に向かおうとすると、大橋JCTで必ずといっていいほど渋滞に嵌まる。首都高3号線の三軒茶屋付近がネックになっている。今でさえ、そうなのだから、これが大井方面から車が入ってくるとなれば、更なる渋滞を引き起こさないのか?渋滞情報を電光掲示板で確認して、空いているルートを選べるが、果たしてどうなるのだろうか?それに熊野町JCTや板橋JCTの渋滞はどうなるのか?

 舛添知事は東京五輪の際は都心の渋滞などといっているが、関東圏に住む人の人口は増えているばかりなので、道路網が整備されても、そうなる見込みは薄いだろう。東京外環道が開通すれば…と思うけれど、その時には私は生きていないだろうし、日本の人口も今より1割ぐらいは減るから、逆にそんな道路は必要なかったなんてことになりかねない。

 今すべきことは、人口の首都圏集中を抑制することだ。それには地方が独自で発展を遂げられる必要がある。それを知ってか知らずか、現政権は”地方創生”などと耳触りの良い政策を掲げるが、いまだ具体策が見えてこない。

 故・小松左京氏の小説に「首都消滅」がある。小説に描かれているように首都は消滅しないかもしれないけれど、首都直下地震で壊滅的な被害を受ける恐れはある。そうなった場合のことをちゃんと考えているのか?いや、考えているとは思うが、周知徹底されなければ意味がない。

 首都高の開通でこんなことを考えているのは自分くらいだろうな。東京だけ潤えば良いのか?と日頃、やっかんでいるかもしれない。負け組の悲哀ともいえよう。

 

2015年3月 6日 (金)

歌手・杉良太郎さんが福島第一原発を訪問したことについて思うこと。

 昨日、歌手・杉良太郎さんが福島第一原発を訪問した。3年前から福島県に申請していたようだ。現場で働く作業員の方々を叱咤激励したらしい。滞在時間中の被ばく量は10μSvだというから、毎日現場で働く方々の被ばく量は想像するだけで恐ろしい。

 東日本大震災から、もうすぐ4年を迎えるということもあって、被災三県の報道が増えてきた。岩手や宮城が遅まきながらも復興の道のりを歩んでいるようにみえる。それに対し、原発事故の影響を受けた福島県浜通りは、先日、常磐道が全線開通されたというニュース以外は、高濃度汚染水流出が1年以上前から続いているとか、除染で出た汚染土の中間貯蔵施設受諾などという、私が住民だったら怒り心頭の話ばかりだ。最終処分場が決まっていないのに、中間なんて、30年だけなんて、信じる人がいるだろうか?

 杉さんは東日本大震災以前から、私財を投じて被災地でのボランティア活動を行っていたことは知っていた。真似しようと思ってもなかなか出来ることではない。国家予算の3倍以上も溜め込んでいる大企業は恥ずかしくないのか?今回の訪問の様子も氏なりに庶民に伝えてくれることだろう。

 私には福島第一事故現場は戦場のように思えてならない。放射能という目に見えない弾丸が絶えず飛び交い、何十年経てば鎮圧することが出来るのかも分からない戦いが繰り広げられている。働いている方々は戦士だ。彼らには杉さんと同様に敬意を表したい。

 

2015年3月 5日 (木)

今日(3/5)のNHKゆうどきネットワークを観て思うこと。

 今日のNHKゆうどきネットワークで、震災後4年経つ相馬市と南相馬市を山本キャスターがレポートしていた。相馬市では私がボランティアの最後に行った松川浦が映っていて感慨深かった。そして、南相馬市では、私が立ち入ることが出来なかった小高区のことをレポートしていた。そのレポートにゲストのクミコさんも涙し、山本アナも嗚咽をもらした。

 相馬市の漁師は”いつ満足に漁業ができるのか”と嘆いていた。そして、小高区で畜産業の方は飼育していた牛が殺処分されたという。豪邸ともいえる家は全くの無傷なのに住めない。放射線の影響を危惧する若い家族は離れざるを得ない。園子温監督の描いた映画「希望の国」とそっくりではないか?家族がバラバラになり、生きる希望をなくした高齢の方のことを思うと言葉にならない。

 何度も書いたけれど、東日本大震災で被災した地域の中で福島県は他の地域とは全く違う。放射能汚染の恐ろしさを見せつけている。政府は除染すれば帰還できるようなことを言っているが、山林等は除染できないし、するつもりもない。もっともチェルノブイリ原発事故の経過を見れば、除染なんて夢のまた夢だ。とにかく今の自分たちに批判の目が向けられないようにするために頭の良い官僚が、メディアを操って世論操作しているとしか思えない。そんなに安全なら、霞が関を全て福島に移動して欲しい。

 出来っこない。これが答えだ。そういう状況なのに、着々と原発再稼働を目論み世論操作する。鬼畜の所業だ。事故当初はあった関東各地の放射線数値なんて全く報道されなくなくなっているし、福島の子供達に甲状腺がんの発生が増えていることすら大々的に取り上げない。すべては「自分さえよければそれで良い」という新自由主義のせいだ。

 でも、悲しいかな、多くの人たちはTV報道からしか情報を得ないし、政府を批判することは”左翼”のレッテル貼りをするから声高に語れない。かつての”売国奴”と同じだ。私に言わせれば、現政権がやっているアメリカべったりの政策のどこが保守なんだ。

 話をもとに戻すが、山本アナは”現地に行くと全く違う”と語っていた。その通り、メディアが伝えるのはほんの一部分で実際にあの被災地に行けば、原発事故によって起こった理不尽さを身にもって感じられるはずだ。こんなことを書いている自分自身、ここ数年は仕事で疲弊してしまい、被災地に赴くことができなかった。

 しかし、一部高線量地域があるとはいえ、常磐道が全線開通し、ドラぷらで調べれば、5時間程度で行けるようだ。自分自身を問い直すためにも、夏までにはもう一度訪ねてみたい。

2015年3月 3日 (火)

凄い国だ。「知らなければ違法じゃない」

 10日ぐらい前から違法献金の話が加速している。西川農水相は辞任し、下村文科相、望月環境相、上村法相、そして、安倍首相等々、歯止めがかからない。しかも、安倍首相は「知らなければ違法じゃない」なんて言う。法律の隙間をついた発言で、まるで、あの江川さんが巨人に入ることになった「空白の一日」のような物言いである。

 しかし、手なずけられている大手メディアはメディアスクラムを組もうとしない。左系メディアと言われるところが、琴線に触れない程度で報道して いるだけだ。

 まあ、議員自体がどこから献金があったかなんて知らないのかもしれない。でも、今回献金を受けた大臣クラスの議員は秘書を何人も抱えていて、献金のあった企業を調べようとすれば調べられたはずだ。税金から拠出された補助金を貰っている企業が政治家に献金するっていう行為は明らかに賄賂じゃないか?貰えるものは貰っとけ、危なかったら返せばいいのか?モラルのかけらもない。

 悲しいかな、優しいこの国の人々は、自分達が消費増税されても、こういうことに怒らない。世論操作に加担してしまう。今の自分が良ければそれでいい。こうして国は腐敗していくんだな。もっとも私自身ワープアで、こんなブログでしか意見を述べられないけれど、自分自身の意見は表明しないといけない。多様な意見があってこそ民主主義社会だ。

 情報過多に流されてはいけない。それが権力側のスピンコントロールだ。この右傾化著しい政権が早く潰れることを願う。

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