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2015年3月22日 (日)

大相撲春場所が終わって思うこと。

 大相撲春場所、横綱白鵬が14勝1敗の成績で自身の史上最多記録を更新する34勝目を挙げた。またしても6連続優勝だという。呆れる強さ。とにかく白鵬は滅多に怪我をしない。自己管理が優れているのだろう。素晴らしいとしか言いようがない。

 今場所は、横綱鶴竜が初日から休場し、いきなり対抗馬が一人消えた。日馬富士も序盤は良かったが中盤から金星を3つも与えてしまう。右肘を故障したのかもしれないが不本意極まりないだろう。

 そして、日本人の大関陣、彼らが相変わらず不甲斐ない。稀勢の里は序盤から2つの黒星を喫して、どうなるかと思ったが、その後巻き返して何とか9勝した。それでも昔なら「クンロク大関」と馬鹿にされるような内容だ。琴奨菊、豪栄道は初日から4連勝したものの、その後は、勝ち越すのがやっとの内容だった。私の親父が嘆くのも無理はない。

 そんな中、一人気を吐いたのが新関脇の照ノ富士だ。新三役で7連勝と過去の記録に並んだ。そして圧巻だったのは13日目、全勝白鵬との対決だった。力相撲で打ち破った。鳥肌が立つくらい横綱を圧倒していた。彼の素晴らしいところは土俵際の粘りだ。立ち合い負けしても簡単には土俵を割らない。踏みとどまり反転攻勢が出来る。昨年は逸の城が怪物と呼ばれたが、今は照ノ富士の方が明らかに上だ。このままの調子なら、秋場所には大関昇進があり得るだろう。

 白鵬一色に染まるかにみえた今場所だったが、千秋楽の今日、照ノ富士は大関豪栄道にももろ差しを許しながら勝利し、横綱同士の戦いで日馬富士が勝てば優勝決定戦の可能性もあった。しかし、白鵬は強かった。日馬富士の方が終始有利な態勢をとっていたが、左上手を取ってからは一気に寄り切った。これは力が入る一番で、負けても拍手できるような取り組みで見ごたえ十分だった。感嘆した。

 今場所で、立行司の木村庄之助が定年退職する。「日本人横綱の取り組みを裁けなかったのが残念」たという言葉が重い。現状を見ていると、私が生きている中に日本人から横綱が出るのかすら怪しくなるし、優勝すら難しいのではないかと思うからだ。昨今、相撲女子などという言葉が流行るように、場内に若い女性が増えてきたし、今場所も15日間全て満員御礼だった。相撲人気が復活しつつあるが、国技ということを考えると、日本人力士の奮起が必須だ。頑張って欲しい。

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