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2015年5月24日 (日)

平成27年大相撲夏場所、関脇・照ノ富士が初優勝を飾って思うこと。

 平成27年大相撲夏場所、関脇・照ノ富士が初優勝した。千秋楽まで横綱・白鵬、関脇・照ノ富士共に11勝3敗、果たして優勝はどちらになるか、”これより三役”からは目が離せない。この1年、終わってみれば白鵬というのが定番だった。そうなると、仮に照ノ富士が碧山に勝ったとしても、白鵬は日馬富士に勝って、優勝決定戦になるだろうと、多くの人は思っていたはずだ。案の定、安定した取り組みで照ノ富士は碧山に勝った。悲しいかな日本人大関同士の取り組みは前座のようなもので、がぜん千秋楽の白鵬vs日馬富士の取り組みに注目が集まる。

 日馬富士は照ノ富士と同じ伊勢ケ浜部屋の兄弟子、何としても勝って照ノ富士を優勝させたい。NHK解説の北の富士、舞の海も日馬富士が真っ向勝負に行ったら白鵬には敵わないから、立ち合い変化するのでは?という言葉が出る。私も少し変わって左から上手を取りに行くものだろうと思っていた。

 しかし、横綱の意地なのか?立ち合い、日馬富士は真っ向勝負に挑む。激しいぶつかりと共に、前まわしを取りに行く、だが、簡単に切られる、そこで両者が離れ突っ張り合いを見せるが、白鵬は日馬富士を土俵際に追い詰める。これで勝負あったか?と思いきや、日馬富士は少し屈んだ状態から白鵬の懐に飛び込んで上手を取った上に頭を付ける。素人が見ても、日馬富士優勢の態勢だ。いくら白鵬が史上最強の横綱とはいえ、この態勢から逆転するのは不可能で、土俵際に崩れ落ちた。素晴らしい取り組みだった。

 これで白鵬、2度目の7連覇はなくなり、関脇・照ノ富士の初優勝となった。支度部屋では親しい力士に抱き付く照ノ富士の姿があった。相撲界の歴史が変わる一ページのようだ。来場所からは新大関になるのは確実だ。ひょっとすると、年内には綱を張っているかもしれない。そんな勢いを感じる。取り組み前の険しい表情とは別に、取り組み後の笑顔が何とも可愛い。

 今場所を振り返れば、初日、白鵬が逸ノ城に敗れるという波乱の幕開けだった。しかし、白鵬は容易に負けない。中日を過ぎ、10日目を終わった辺りでは、終わってみれば白鵬か?という気分になった。それくらい白鵬の力は突出している。ただ、悲しいかな、3場所ぐらい前に審判部を批判してから潮目が変わった。白鵬の強さは認めつつも、完全にヒール役になってしまった。相当ストレスを感じていたに違いない。気の毒と言っては失礼だが、それを心身ともに跳ね返すのが白鵬だった。

 でも、そうした気運に今場所は勝てなかった。13日目、豪栄道が骨折という代償を払いながらも首投げに敗れる。そして、昨日の稀勢の里戦は土俵際まで追いつめておきながら、引き落とされる。私は白鵬が横綱になってから、終盤での3連敗したところを見た覚えがない。そう考えると、白鵬一強時代が終わりを告げつつあるのかもしれない。

 果たして、来場所はどういった展開になるのか?今日、夏場所が終わったばかりなのに、そんな思いになってしまうくらい、今、大相撲が面白いということだろう。本当に楽しめた15日間だった。

 

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