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2015年5月 8日 (金)

大涌谷の異変で観光客減は心配だけど・・・

 大涌谷の噴火警戒レベルが2に引き上げられて2日経つ。火口付近300mが立ち入り禁止となり、ロープーウェイの運行も中止となり観光施設も閉鎖された。観光収入が大きなウェイトを占める箱根にとって、このまま火山活動が長引くことは死活問題につながってしまう。個人的にも箱根は週数回行っているから一刻も早い終息を望んでいる。

 しかし、近年、このような自然災害が起きると、「風評被害が心配」という報道がなされる。風評被害とは「根拠のない噂のために受ける被害。特に、事件や事故が発生した際、不適切な報道がなされたために、本来は無関係であるはずの人々や団体までもが損害を受けること」(goo辞書)である。だから私はこの言葉を聞く度に、正確な情報に基づかない噂に乗せられた愚か者と言われているような気がするからだ。

 今回の件でも、少なくとも今現在は火山活動が以前より激しくなっていて、そのために火山性地震が頻発していることは事実だ。今日は火口の一部が隆起していることも確認された。気象庁は小規模な噴火があるかもしれないが火口周辺だけで済むだろうと語っている。だから他の地域では危険ではないとのことだ。

 だが、いくら安全とは言われても観光で訪れる時に、近くで火山に異変があると言われたら、「もう少し終息するまで待とう」という気にならないだろうか?日本中、どこに居たって地震に遭う可能性はあるけれど、現在、火山性地震が続いている地域に敢えて行きたいだろうか?直接的な被害はなくても、ひょっとしたら幹線道路が通行止めになるような事態に陥るかもしれない。そういう心理状態になることが行けないのか?

 早いもので、今から29年前、大島・三原山の大噴火の時も、最初はこれ以上、大きくならないと言われ、観光客も押し寄せた。また、昨年の御嶽山噴火の時は警戒レベルすら最低のままだった。観測体制が整っていたとしても、噴火の時期や規模を予測することは難しいということだ。だから、気象庁は今回、早めに警戒レベルを上げたのだろう。淡々と事実のみを公表して欲しい。

 

 

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