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2015年6月19日 (金)

お笑いコンビ・ピース又吉氏の『火花』が芥川賞候補に選ばれたことは素晴らしいが…複雑な気分。

 お笑いタレント、ピースの又吉氏が執筆した『火花』が芥川賞にノミネートされた。私は読んでいないので小説の内容については批評する気はないが、正直って素晴らしいことだ。純文学という分野がこれほど脚光を浴びたのは数年前、綿矢りささんと、金原ひとみさんが同時受賞して以来のことではないか?ネット等の影響で年々本は売れなくなっているのだから、話題性という面でも貢献していると思う。

 しかし、又吉氏ばかりを持ち上げるメディアの報道の仕方は酷い。他の候補者のことも同じように取り上げろと叫んでしまった。テレビに出ているお笑い芸人だから別格なのか?本を宣伝しているようなものだ。これでは又吉氏が真剣に文学界に挑んだのに、胡散臭いものになってしまう。現段階では同列で扱って、受賞したら大騒ぎすれば良いではないか?

 まあ、またメディア批判になってしまうが、根本的にはTV局は話題が盛り上がって視聴率が取れればそれで良いんだ。いかに愚民どもの関心を引き、数字を上げて、スポンサー収入を上げるかということに尽きる。夕方のニュース番組なんて、食い物や旅といった特集がどこかで組まれている。視聴率を分析すれば、愚民はその話題が好きなんでしょう?ということなのだ。

 もちろん、TV各局が不景気から番組予算が削られているから、そういう内容を組まざるを得ないことは承知している。安保法制や派遣法改正、沖縄基地問題、原発、TPP等、将来の日本を左右することを取り上げても、この時間帯にTVを視聴している人達には関心がないと踏んでいるのだ。空気はこうして作られる。残念ながら、気付いた時には遅りけれど、行きつくところまで行かないと、変わらないだろう。

 話は元に戻すが、芥川賞が選考委員によって、どういう視点で選ばれるかどうかなんて、庶民には分からない。数えきれないくらい小説はあるけれど、読む人によって感じ方は違うのだ。おそらく芥川賞、直木賞、その他の賞に関しても、結局は本を売りたい側の視点に立っているということを忘れていけない。そういうネガティブな面を批判しつつも、この話題で本を読む人が増えてくれることを望む。

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