« 例年とは違う、広島原爆の日。 | トップページ | 東日本大震災の月命日に、川内原発を再稼働するという愚行について思うこと。 »

2015年8月 8日 (土)

【素人目線】第40期 碁聖戦第4局を観て思うこと

 昨日(8月7日)、第40期碁聖戦第4局が行われ、井山碁聖が山下九段を122手までで中押し勝ちし、タイトルを防衛した。4連覇達成だ。今年のタイトル戦は全て同じ顔合わせで行われ、全て井山碁聖が防衛したことになる。山下九段は3日、名人戦挑戦者決定プレーオフで高尾天元に敗れたショックがあったのかもしれない。

 今局は布石段階では黒番・山下九段が有利なのかなぁと思っていた。互いに模様を張り合う中で白が上辺に打ち込んでいったが、下図では殆ど包囲されている。これでどうやって、白はサバくのだろうか?

404

 ところが、ここから白の怒涛の攻めが始まる。えっ、えっ、何で、何で?あれよあれよという間に、中央黒の一団が危なくなっていく。素人の私的には、ここがポイントだったのではないかという場面が下図だ。白78。

40478 
 この白78が打たれる前、黒は左上隅の三々に打ち込んだ。6-二から下辺に向かっている石も眼がないから、これで根拠を得ておこうという思いだったのか?このままだと左上隅の白地が大きいと判断したのか?この手に白は何らかの形で受けるだろうと思ったのか?(意味が知りてぇ)。

 ところが手を抜くんだ。そして、白78のノゾキ。中央の白も黒も眼が無い。攻め合いの様相だ。観ている方としてはトッププロ同士の戦いは面白い。手に汗握る展開だ。本当はこの辺でプロの解説が聞きたかった。結局、井山碁聖の読みが優り、下記、終局図となった。中央の黒石全部を仕留めてしまったのだ。凄すぎる。

404_2 

 山下九段の無念さは素人の私には想像できない。今年、井山碁聖とは16局戦って、5勝11敗なのだ。知っている人なら分かるが、タイトル戦の挑戦者になることでさえ至難の業なのに3度挑戦者になって、同じ相手にことごとく敗れている。心折れないのだろうか?この精神力は見習いたい。結局、日本の囲碁界では井山さんが突出しているということだろう。

 昨年末、失った天元、王座も挑戦者までは後2勝ぐらいだし、十段も同じような展開になっている。彼はまだ7冠の夢は捨てていない。相撲界に例えるなら、白鵬レベルだ。道のりは長いけれど、今の好調さを持続出来れば、来年の春には本当に達成してしまうかもしれない。他の棋士にも奮起してもらいたいが、何せ世間の話題にならない囲碁ファンとしては、夢の7冠達成を期待したい。



« 例年とは違う、広島原爆の日。 | トップページ | 東日本大震災の月命日に、川内原発を再稼働するという愚行について思うこと。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/62044210

この記事へのトラックバック一覧です: 【素人目線】第40期 碁聖戦第4局を観て思うこと:

« 例年とは違う、広島原爆の日。 | トップページ | 東日本大震災の月命日に、川内原発を再稼働するという愚行について思うこと。 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ