« ひょっとしたら、ナショナリズムを感じさせるスポーツ中継しかなくなるんじゃないのか? | トップページ | 20年ぶりの上高地と思い出の乗鞍高原 »

2015年10月 8日 (木)

【素人目線】第40期名人戦第4局を観て思うこと

 第40期囲碁名人戦第4局、井山名人が挑戦者の高尾天元を中押し勝ちで破り3連覇を達成した。通算では5期目になる。そして4冠を維持した。一昨日終わってしまったが、簡単に感想を書いておきたい。

 高尾天元のブログによれば、1日目で劣勢を意識したものの、2日目、上辺への打ち込みから乱戦に持ち込めた。しかし、上手くは行かなかったというようなことを述べている。素人目線でも、上辺への打ち込みから、激しい攻め合いが続く様は固唾を飲んで観ているしかなかった。ニコ生解説の望月七段も頭を抱えている。

 一手ごとに取るか取られるかの様相が変わる。ボクシングで言えば、両者立ったままの打ち合いのようだ。とにかく両者共、完全に生きていない石が多い。上辺の攻め合いかと思えば、中央の攻め合い、そして一段落すれば、今度は右下隅の戦い。目まぐるしい。これを両者一手60秒で読んでいる。しかしながら、最終的には井山名人が上辺から右下隅にかけての白の大石を仕留めてしまった。

 プロは生きるだけなら生きる術を持っている。しかし、単に生きるだけでは勝てないから、危ないと分かっていながら勝負に出る。半目でも大石死して負けても同じと考えているのだろう。その心理を想像しながら盤面を凝らすと面白い。これが全く知らない人に伝える術はないものか?

 これから年末にかけて、井山名人は挑戦者として、昨年落とした天元戦、王座戦に臨む。この2つのタイトル戦は5番勝負だから負けが許されるが、同時期に行われる十段戦の挑戦者決定トーナメントは負けられない。昨年はこの十段戦トーナメントで小林覚九段に負けたことが響いたのか、天元、王座のタイトルを逃した。

 世間一般に話題の少ない囲碁界。愛好者としては井山さんの7冠を望むが、その道は険しい。でも、夢の7冠目指して頑張って欲しい。

« ひょっとしたら、ナショナリズムを感じさせるスポーツ中継しかなくなるんじゃないのか? | トップページ | 20年ぶりの上高地と思い出の乗鞍高原 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/62436583

この記事へのトラックバック一覧です: 【素人目線】第40期名人戦第4局を観て思うこと:

« ひょっとしたら、ナショナリズムを感じさせるスポーツ中継しかなくなるんじゃないのか? | トップページ | 20年ぶりの上高地と思い出の乗鞍高原 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ