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2016年1月21日 (木)

【素人目線】第53期十段戦、挑戦者決定戦を見て思うこと

 大相撲初場所で、大関・琴奨菊が横綱・日馬富士に勝って、十年ぶりの日本出身力士の優勝が現実味を帯びてきたころ、私は、ニコニコ生放送で第53期囲碁十段戦・挑戦者決定戦を観ていて落胆していた。囲碁界で初となる同時七大タイトル制覇の夢が潰えそうになっていたからだ。

 井山六冠対余正麒七段の対局。井山六冠の先番で始まった。布石はミニ中国流か、井山六冠が打ったのはあまり見たことがない。そして布石が終わるか分からないうちに右上隅から戦いが始まった。黒は5子取られたものの外勢を築き、左辺から上辺にかけて大きな模様を形成した。

 当然、白は消しに行く。それでも、ここでプロが感嘆するような妙手が出て一気に黒が優勢かと思いきや、もつれた挙句、白が荒らしに成功してしまう。こうなれば素人目に見ても、白が優勢だ。ツイッターや2ちゃんねるの投稿でも白優勢に変わった。それからは素人から見ると、黒は勝負手の連発だ。

 右下隅星へのツケ、中央白石の急所攻撃、ただ白も上手くかわしていた印象だ。別に白が緩んだとは思えないが、黒の上手い打ち回しなのか、右下隅の白数子を取った。しかし、下辺から中央にかけての白地は大きい。万事休すと思ったのが6時少し前なのだ。井山六冠がいつ投了するのか?ということしか考えていなかった。

 ところが、素人にはどこがそのターニングポイントだったのか分からないけれど、伝わってくる情報は黒が逆転しているのではないか?ということになった。何が何だか分からなない。黒石は何子捨てているんだ?20子ぐらい捨てている。それでも勝てるのか?まるでキツネにつままれているような感覚、これが井山マジックなのか?

 でも黒が優勢とはいえ、2~3目の勝負だ。しかも両者秒読みの中で間違えは許されない。終局まではあと数手だが逆転不可とみた余正麒七段は投了した。本当にマジックを見ているようだった。何で中盤であれだけ劣勢だった碁がひっくり返せるんだ。

 これで井山六冠は十段戦の挑戦者となった。今、戦っている棋聖戦を制し、この十段戦で伊田十段を破れば、囲碁界初の同時七冠達成となる。そうなれば、少しは大手メディア(特にテレビ)も大きく取り上げてくれるだろう。そうなれば、減少の一途を辿る囲碁人口に歯止めがかかるかもしれない。また、悲しいかな今ではなかなか歯が立たない中韓棋士への反撃に繋がるかもしれない。

 そんな夢を一介のヘボ囲碁愛好家は抱いてしまうのだった。

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