« 高市大臣の脅しに屈して政権批判できないメディアはいらない(怒)。 | トップページ | シリアの停戦は本当に合意するのか? »

2016年2月18日 (木)

【素人目線】第40期棋聖戦第4局を観て思うこと・・・ついに夢の7巻まであと一つ

 昨日と今日、北海道帯広市で行われた第40期棋聖戦は井山棋聖が189手までで中押し勝ちとなり、4連勝で4期連続の棋聖位を防衛した。一昨年、昨年と3連敗しながら追い上げた山下九段も今回は1勝も出来なかった。タイトル戦に至っては16連勝だ。日本国内では井山6冠は鬼神の強さだ。

 今局、先番の井山棋聖の布石はミニ中国流だった。レベルは天と地の差があるけど、私が対PCソフトに対して、最も勝率の高い布石だけに今まで以上に興味が湧いた。井山vs山下といえば、序盤から取るか取られるかの激しい戦いの碁が多いが、今局は模様の張り合いのような感じだった。

 白番の山下九段は、その流れでは1手先行く黒番・井山棋聖には地合いでは足りないから、その模様を消しに来る。ただ、今までなら直ぐに反発していた棋聖が丁寧に受けている。ゆったりした展開だ。互いに模様を消し合う。そして黒53で下辺に打ち込み、白が封じた。

 この両者の対局は激しい戦いで素人には全くもって理解できない局面が多いが、今回はそれほとでもない。黒が着実に実利を稼ぎ、白が中央を厚くしていく。弱かった右辺の黒石も攻められながら左辺に繋がり生きた。このまま中央に白地が出来ればコミを含めて白優勢となるが、そうはならない。

 井山棋聖の巧みなヨセが続く。序盤に打った石がものの見事に効いてきたり、死んでいる石が効いてきたりして先手を取っていく。序盤から中盤にかけて、何でそんな所に打つの?素人なら愚形と言われる形も、死んでいた石が働いてプレッシャーをかける。プロの碁では模様がそのまま地になることはないけれど、中央に出来そうな地はものの見事に粉砕されてしまった。

 私のような素人とは違い、終盤に入って盤面で10数目離れたら逆転することは難しい。山下九段も弱かった右辺の黒石が生きられてしまった段階で覚悟は出来ていたと思う。戦いの碁でも地合いを争う碁でも変幻自在の井山棋聖に日本国内では、今、番碁で勝ちこすことは至難の業とも言えるだろう。

 来月から夢の7冠をかけた十段戦商船手合が始まる。正直言って、伊田十段がどれくらい井山6冠に食い下がれるのか?ということだ。付け入るスキがあるといえば、持ち時間が3時間だから、長考時間が短いということによるミスがあるかどうかだ。ただ、モチベーションは十段防衛より7冠達成という方が大きいと思う。今からワクワクしてきた。

 

 

« 高市大臣の脅しに屈して政権批判できないメディアはいらない(怒)。 | トップページ | シリアの停戦は本当に合意するのか? »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/63231902

この記事へのトラックバック一覧です: 【素人目線】第40期棋聖戦第4局を観て思うこと・・・ついに夢の7巻まであと一つ:

« 高市大臣の脅しに屈して政権批判できないメディアはいらない(怒)。 | トップページ | シリアの停戦は本当に合意するのか? »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ