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2016年3月

2016年3月31日 (木)

女子中学生誘拐監禁事件について思うこと。

 今日、2年間に渡り女子中学生を誘拐・監禁したとして23歳の男が逮捕された。もっとも、被害少女は先週の土曜日に自力で脱出し、加害者の男も翌日には確保されていたのだが、自殺未遂を図って怪我をしていたから、今日の逮捕に至ったのだった。

 この2年間、どういうことがあったのか?何故、逃げられなかったのか?警察は見つけられなかったのか?様々なことが思い浮かぶ。ただ、逃げられなかったのは、ストックホルム症候群(ウィキペディア⇒精神医学用語の一つで、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、犯人と長時間過ごすことで、犯人に対して過度の同情好意等を抱くことをいう。)からなのだろう。

 私が危惧するのは、被害少女がこれからどうやって実社会での日常生活を取り戻していくかということだ。テレビやネットは観ていたようだから、世間で起こっていること等は知っていると思う。ただ、失われた中学の2年間は戻ってこない。今日、卒業証書が贈られたそうだが、いきなり高校に行ける学力はあるのだろうか?

 両親を初めとする熱心な捜索活動もあって、名前は顔写真等はネットに溢れている。実社会に戻れば、間違いなく好奇の目に晒される。同級生だって、まさに腫れ物に触るようにどう接していいのだか分からないはずだ。人のうわさも七十五日とは言うけれど、このプレッシャーに耐えていけるのか?こういう被害者に国は専門家のような人をつけてくれるのか?私が親ならば、どこか遠くに引っ越し、尚且つ、名前を変えて生活する道を選ぶ。

 十数年前、柏崎で9年数か月、誘拐・監禁された少女が解放された。彼女も既に30を超えている。果たして、今どうしているのかは窺い知る余地もないけれど、想像を絶する苦難にあっていると思う。

 これから加害者へはおそらく直接取材されることはない。次々と事件が起こる中で公判が終わる頃には世間は忘却してしまう。ただ救出された被害少女への取材活動は続きそうな気がする。被害者が世間の目を気にして生きなければいけないのか?加害者の罪深さは計り知れない。

 

 

2016年3月27日 (日)

平成28年大相撲春場所、白けた千秋楽でガッカリ。

 大相撲春場所は横綱・白鵬が同・日馬富士を破り36回目の優勝を飾った。ただ、観ている者としては呆気にとられた。絶好調の日馬富士ならいざ知らず、膝の怪我ですでに5敗しているのに、立ち合い変化、突っ込んだ日馬富士は一気に土俵を飛び出してしまった。何が起こったんだか訳が分からなかった。会場からはブーイングが飛び交う始末。私も勝負が決まった後はガッカリしてチャンネルを変えてしまったが、優勝インタビューの後、白鵬は涙を流して謝罪したらしい。

 年に一度の大阪場所、千秋楽のチケットなんてなかなか入手出来るものではない。だから、あの相撲を見せられたら、そりゃぁ怒るだろう。以前の猫だましもそうだったが、横綱の立ち合い変化は好きになれない。一度は、八百長問題で衰退してしまった大相撲も、ここ数年、人気が復活してきた。それに水を差してしまう千秋楽になってしまった。残念でならない。

 

2016年3月22日 (火)

相模原市で起こった中学生の自殺について思うこと。

 何故、今日の発表になったかは分からないが、相模原の中2の生徒が両親から虐待をうけていると児童相談所(児相)に助けを求めたのにもかかわらず、緊急性がないと判断して取り合わなかった1か月後に自殺を図り、数年植物状態に陥った後、昨年、亡くなったという。

 このニュースを聞いた時、彼の心情を思うと涙が出そうになった。一番悪いのは両親だ。どういう虐待したのかは分からないが、今でも意気揚々を暮らしているなら許せない。何故か、それも公にはなっていない。少なくとも名前ぐらい出せよと言いたい。

 次に来るのは、やはり児相の対応だ。これまで児相が幼児虐待等の事実を掴んでいながら、助けられなかったことが多々あった。人の振り見て我が振り直せではないが、都度、改善されてきたと思っていた。しかし、今回も同じようなことが繰り返されてしまった。

 もう、子供が自殺に及ばなければならない事件は防げないのか?他人事ではあるけれど、悲しくてやりきれない。何で中学生が自ら命を絶たなければいけないのか?直接、救いを求めても受け付けられないのか?

 私は児相だけど叩くつもりは全くない。ただ、何故、彼の思いを汲み取れなかったのか?あるいは、法的に不備があり対応出来なかったのか?それとも、人が足りなくて対応出来なかったのか?今回の事案に関する原因の徹底解明が必要だ。それに基づいて、法律の改正や、こうした事案に対する対応策を確立しない限り、このような痛ましい事件を防ぐことは出来ない。

 弱者になるのは自業自得などというような政策をしている現政権では解決できないだろう。コピーライターか官僚が作った、見栄えの良いスローガンを繰り返して終わりだ。オスプレイを何十機も買う金があるなら、世界にバラ撒く金があるなら、まずは自国民に使えよ(怒)。そして、そんな政権を支持する人間が4割以上存在することをおかしいと思えよ。

 自殺してもすぐには絶命せず、長い間、植物状態になっていたんだよ。あまりにも酷すぎる。亡くなられた中学生のご冥福をお祈りします。

2016年3月19日 (土)

荒井由実「卒業写真」、今さらながら歌詞の意味が分かった。

 今日、文化放送「親父パッション」の中で、俳優の伊東四朗さんが、「荒井由実(ユーミン)の『卒業写真』に出てくる”あなた”っていうのは、女性の先生なんだってね。」と教えてくれた。

 ユーミンの熱狂的ファンという訳ではないが、若い頃から彼女の曲は好きで、今でもパソコンの中にベスト盤を含めて100曲ぐらいは入っている。『卒業写真』だって何回聴いたか分からない。でも、”あなた”が女性の先生だったとは知らなかったし、驚いた。

 著作権に引っかかるかもしれないので、歌詞を全文載せる訳にはいかないが、”私の青春そのもの”というフレーズがあるので、てっきり恋愛感情を持った人だろうと思いこんでいた。しかし、全体を読むと、なるほど、”あなた”が女性の先生だと、しっくりくる。

 私ながらに想像した全体の解釈は、「悲しいこと」があっても、「あの頃の生き方を忘れないで」と、先生に「叱って(慰めて、激励して)」欲しい、ということだ。こう考えると、スッキリするし、感慨深い。

 何気ないことだけれど凄く良い気分になった。今夜はもう一度、聴いて眠ろう。

2016年3月15日 (火)

【素人目線】アルファ碁vs李セドル九段を総括してみた。

 3月9日から始まったGoogle傘下のディープマインド社が開発した「アルファ碁」と韓国の李セドル九段との5番勝負は、4勝1敗で「アルファ碁」の勝利となった。今日の最終局はセドル九段の先番(黒)で始まった。右辺でミスをしたと思われる白番の「アルファ碁」が劣勢に立たされた感じだが、大模様を張っていた分、形勢では有利と見ていたのか?打ち切れば2目半~4目半程度白の優位とみて、セドル九段は投了した。

 

 素人ながら、ソフト打ちが主体の私からみると、「アルファ碁」はモンテカルロ法を用いた囲碁ソフトと似たような打ち方に見える。おおまかに見ると、次の三点か?1.中央志向、2.複雑な戦い(コウを含む)は避ける、3.とにかく先手にこだわる。

 

 1つ目の中央志向は囲碁ソフトを数十局やれば誰にでも分かる。相手を隅に追いやって中央に大模様を築き、それを地にしようとする。それで地にされてしまえばお終い。全5局をみてもアルファ碁は中央志向だった。セドル九段が勝った4局目は上辺から中央にかけての模様を粉砕出来たことが功を奏したように思える。

 

 2つ目のコウ争いを含む複雑な戦いは避けるというのは、形勢判断がしっかりしているから、無理には戦いに応じなくても勝てると踏んでいることだ。3局目で素人には複雑に思えたコウ争いでさえ、早々に切り上げた。もちろん、コウ立てまで計算していたのかもしれないけど、案外、攻め合いは苦手なのかもしれない。

 

 3つ目の、先手にこだわる、だけど、これは私が日頃対局しているソフトから感じていたことだが、何が何でも相手に受けさせる手を目指しているように思えるからだ。時間繋ぎでもないのにタケフに割り込んでくることもしばしばある。4局目、敗勢が必至の局面においても、そんな所に打てば損しているにも拘らず、平気で打ってきた。そういう所がなくなればお終い。その点では人が行う対局とはまるで違う。絶対に負けられないという想像以上のプレッシャーがセドル九段を狂わせたのかもしれない。

 

 この5番勝負でトッププロに圧勝したディープマインド社が、このまま囲碁ソフトの開発を続けるかどうかは分からない。ただ、今日の最終局をみても、「アルファ碁」は解説の王メイエン九段が瞬時に読める石塔シボリすら分かっていない。AI囲碁の棋風を研究していけば、まだ、完全敗北と白旗を上げるのは早いような気がする。個人的には、現在、世界一の中国・柯潔九段との対局をやって欲しい。

 

 この世紀の対決で日本でも「囲碁」の奥深さをメディアが大々的に取り上げた。ルールの知らない人でさえ生中継を観ている。囲碁愛好家の私としては、この機会に囲碁をやろうという人が増えて欲しいと思う。

2016年3月12日 (土)

東日本大震災から5年が過ぎて思うこと。

 昨日で東日本大震災から5年経った。直接震災の被害がなかった我が町でも地震発生時刻の14時46分にサイレンが鳴り、黙祷を呼びかけた。頭の中では、当日自分がどんな行動をしていたか、震災後2か月経って被災地に行った時に見た光景が蘇った。南相馬市、ツイッター等で断片的な情報は流れてくるが、日常の様子は殆ど分からない。

 被災をされた東北三県でも岩手や宮城は遅れているとはいえ、外観では一歩ずつ復興の道を歩んでいるように感じる。(もちろん、完全に元通りにはならないし、こういう感じ方は大変失礼だ)

 しかし、原発事故の影響が残る福島県の浜通りは、放射能の影響で人が立ち入れない地域も多々存在しているのだから復興のしようがない。「年間1ミリシーベルトという基準が、帰りたくても帰れなくしている」なんて語り顰蹙を買った環境大臣がいるけど、もし健康被害が出たら誰が保障してくれるのか?黒のフレコンパックが方々で山積みとなっている地域に、どう暮らせというのだ。所詮は他人事ではないか?

 あんな事故が起こったのにもかかわらず、金に目のくらんだ連中は、何かあっても責任を取らないと断言している人達が作った「安全基準」を満たせば、既存の原発を再稼働させている。狂っているとしか思えない。そんな思いを持ち、自分自身の良心から(おそらく左遷されることも承知で)大津地裁の裁判官は高浜原発3、4号機の運転停止命令を出したことには頭が下がる。高浜原発で同様の事故が起これば、関西の水がめである琵琶湖が汚染されることが必定だからだ。

 昨年、全世界では自然エネルギーから新たに生み出される電力が、原発の数十基分になったという。技術立国の日本なら、最先端を行けるのではないか?そして、新たな産業基盤になるのではないか?金の亡者さん達の喧伝に騙されてはいけない。

2016年3月10日 (木)

ついに囲碁でもAIが人間を超えてしまった。

 昨日から始まったGoogle傘下ディープマインド社が開発した「アルファ碁」と韓国のプロ棋士・イ・セドル九段との5番勝負で、なんとセドル九段が2連敗してしまった。あと、3局残っているが、全敗する可能性が高いような気がしてきた。おそらく人間を超えてしまった。

 昨年の3月行われた囲碁プログラムとプロ棋士の戦いでは、まだプロに4子置いて勝てるくらいだった。何らかのブレークスルーが起きない限り、人間を超えるのは後10年はかかるだろうと言われていた。ところが今年に入ってディープマインド社が互先でプロ棋士に勝つソフトを開発したということを発表した。5局公開された棋譜をトップ棋士たちがみて、その強さに驚いてはいたものの、いくらなんでも、この時から半年足らずで、いきなり世界トップレベルのセドル九段には勝てないだろうという見方が大勢を占めていた。

 しかし、昨日と今日の2局とも「アルファ碁」が勝ってしまった。もう囲碁界はパニックともお通夜ともいえるような状況だ。今日は高尾九段の解説で見ていたが、「こんな筋悪な手は?」とか「ここに打つと損するのでは?」なんて言葉が随所にありながら、地合いを計算すると「アルファ碁」の方が優勢だったりして首を傾げる。

 プロ棋士の感覚だと、囲碁というのは石の効率を如何に高めるかが重要で、「形」や「筋」を重んじるが、「アルファ碁」にはそれが通用しない。高尾九段も打たれた手の意味が良く分からないということが多かった。おそらく対局しているセドル九段はそれ以上に、恐怖を感じていたのではないか?

 戦前には考えられなかった、5連敗すらあり得る様相を呈してきた。あの鬼神ともいえるセドル九段が、AIソフトの軍門に下ってしまうのか?もっとも、いずれは超えてしまうだろうと思っていたことが眼の前で起こっているだけなのだ、と思うしかない。それくらい、「アルファ碁」が強いということだ。

 おそらく、今回の戦いでAIが圧勝してしまえば、ディープマインド社は囲碁からは撤退するだろう。彼らはディープラーニングという手法の凄さを世間一般に広めるのが目的であるのだから。

 今回のことは、ロボットが人間と同じような働きをして、進化した人工知能を搭載された時、多くの仕事は彼らにとって代わられると言われたことが、近い将来起きることを暗示しているような感じがする。ターミネーターのような世界が垣間見えてしまう。

 

2016年3月 8日 (火)

【素人目線】第54期十段戦第一局を見て思うこと。

 井山棋聖の七冠達成なるか?今日から十段戦挑戦手合いが始まった。先番は伊田十段、結果は井山棋聖の中押し勝ちとなり、七冠まであと2勝と迫った。

 日本棋院の幽玄の間だけではなく、ニコニコ生放送、囲碁プレミアム、CSの囲碁将棋チャンネルでも中継していたようだし、現地にはメディア関係者も普段のタイトル戦より多かったようだ。

 序盤から模様の張り合いが続く。個人的には苦手な展開だから、日本のトップ棋士がどう打っていくか?どう模様に入り込んでいくかに注視していた。右辺に割打ちした白に対して黒は完全に包囲していく。そこで白が動く。黒が攻めるものの右上隅を先手で生かしてしまう。

 当然、白は大場に向かう。このまま盤面左半分を地にされたら終わりだから、黒は模様を広げながら、白の模様を削りに行く。左下隅で黒が生きて互角の争いになったかと思いきや、黒の隙を見逃さず、下辺の二子を捨てても一部を切り取ってしまう。この辺の形勢判断が素人には真似できない。

 そして、上辺に戦いは移り、黒の大石を脅かすコウになる。白は地合いでリードしているから、仮にコウに勝てなくても、コウ争いをしていく中で次々と黒を虐められる。結局、上辺は黒が謝る形で辛うじて生きる。しかも後手。これはプロにとっては屈辱だ。正直言って、この段階での投了もあり得た。それでも食い下がるが、相手が素人ならいざ知らず、日本のトップ棋士相手には、どんな小細工も通用しない。投了は時間の問題だった。

 今日の碁を見ている限り、伊田十段がここから3勝するのは難しいように思える。少し次元が違う感じだ。井山棋聖の七冠達成が近い。それでも中韓のトップ棋士には敵わない。何て世界なんだ。出来れば、七冠達成を機に中韓の棋士と戦う世界戦にウエイトをシフトして欲しい。

 

 

2016年3月 3日 (木)

少しは囲碁、上達したのかな?

 日々、頭にくるニュースが入ってくるのに、なかなか纏まらなくて、尚且つ、疲れていてブログを書く余裕がなかった。まあ、休日前夜、腹の立つことを蒸し返すのは止めよう。

 先週、3ヵ月ぶりぐらいにYさんと対局した。本人は弱くなったと言うが4段格はある。3年前は四子でも歯が立たなかったが、昨年夏には定先で勝てた。でも、前回は3局打って全て惨敗だった。負けるのは仕方ないが、内容が悪すぎた。毎日、何かしら囲碁に接している自分としては不甲斐なかった。

 そして迎えた対局、3局打って2勝1持碁。もっとも、コミ6目半でやっていれば、持碁なら6目半負けになるから、実質、2勝1敗というところか?Yさんからは「死活がしっかりしてきている」、「次回は白持ちか?」などと褒められたことは嬉しい。 

 普段はPCソフトとの対戦しかしていないが、やはり、人と直に対局する方が面白い。ただ、残念ながら田舎住まいの私には近場に碁会所がない。50を過ぎて夢を語るのは馬鹿々々しいが、宝くじでも当たって資金が出来たら寂びれた町に碁会所を作りたい。

 

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