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2016年4月 9日 (土)

日清食品のCMが打ちきりになって思うこと。

 日清食品カップヌードルのCMが放映開始1週間で打ちきりになった。その理由として「視聴者に不快感を与える演出」があったとHPに謝罪文を掲載している。TVのない私は、このことをネットで知った。ユーチューブには上がっていたので観たが、その理由がサッパリ分からない。

 ネットに流れている情報では、2、3年前に不倫騒動を起こした矢口氏と盗作騒動を起こした新垣氏の起用に反感を買ったらしいとのことだ。そもそも、このCMのコンセプトは過去に過ちを犯した人間でも、今、真っ当なら良いじゃないか?というようなことでこの両氏を起用したのではないか?どのくらい苦情の電話があったかは分からないが、それで止めてしまう日清食品もどうかしている。まさかとは思うが、炎上商法を狙ったのか?

 それに僅か15~20秒のCMにそれほど神経を尖らせてTVを観る人達って、不買運動を起こされるくらい多いとは思えない。日清カップヌードルなんて定番中の定番商品で、CMに不快感を持った人達がいくら騒いでも、売り上げに大きな営業があるとは思えない。このCMだって、人々に忘れさせないためのものであったはずだ。勿論、そのために多少なりとも売り上げが落ちることを恐れたということもあり得るけれど。

 こんなことで莫大なコストをかけたCMが潰されるのはいかがなものか?冗談もパロディも通じないとなれば、表現者は委縮してしまい、つまらないCMばかりになりかねない。何だろう、最近はCMのみならず、正義感を振りかざす一部の方々の意向が強くなり過ぎている気がしてならない。許容範囲が狭くなり過ぎている。

 こういう善か悪かという2択でしか物事が論じられなくなると、多様な言論空間がなくなっていく。これを悪意のある為政者たちが利用すれば、簡単に独裁に繋がりかねない。何でもっと大らかな気持ちになれないのか?あるいは、それが狙いか?いずれにしろ、今回のCM打ち切りには不可解な気分にならざるを得ない。

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