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2016年4月 2日 (土)

シャープが台湾のホンハイに買収されたことについて思うこと

 今日、経営危機に陥っていたシャープが台湾のホンハイに買収された。10年ぐらい前までは”液晶のシャープ”と言われ、作られた工場名から”亀山モデル”なんて持ち上げられていたけれど、技術力はあっても価格競争に勝てなかったようだ。私に言わせれば、グローバリズムの生贄みたいなものだ。

 私がこの言葉を覚えた15年前ぐらいから、日本を支えた家電・電気通信メーカーがいくつ経営危機を迎えたことか?覚えているだけでも、ビクター、山水、NEC、ソニー、三洋電機、そして東芝という名前が思い浮かぶ。

 私は一概に経営陣を責めることは出来ないと思う。バブル崩壊によって株式の持ち合いなんていうことも死語となり、コーポレートガバナンスという言葉が流行ると、企業経営は株主の意向が強大になり、思いきったことが出来なくなった。株価を上げるか?配当を良くするか?という短期業績向上重視の結果とも言えないか?

 投資家の重要性は分かるけれど、危なくなれば彼らは売れば良い。だけど、それに左右される企業はたまったものではない。何もかもが行き過ぎなのだ。グローバリズムなんて言ったって、所詮、安い労働力をどこで見つけるかだけの話だ。中国がダメになれば、タイやインドネシア、そしてベトナムへシフトし、おそらく次はミャンマーだろう。アジアで一通り絞り取れたらアフリカか?

 なにせ自分達さえ儲かればそれで良いのだ。TPPのような貿易協定を作ろうとするし、戦争すら利用する。行きつく先は世界滅亡とは言わないけれど、漫画「北斗の拳」のような世界になりそうな気がする。そして、こんな危惧を抱く私のような人間は左翼で妄想癖の持ち主と嗤われるw。

 嗤うなら嗤え。間違っても今は「保育園落ちた、日本死ね」ブログのような注目を浴びないけれど、将来の人に一市井の人間がこの時、こう思っていたのだという記録が残せれば良いのだ。

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