« 小金井で起きたアイドル刺傷事件について思うこと | トップページ | オバマ大統領の広島訪問について思うこと »

2016年5月25日 (水)

第71期本因坊戦第2局を見て思うこと…囲碁ってこんなに石を取られても勝てるんだな。

 第71期本因坊戦挑戦手合第2局、5月23~24日にかけて、兵庫県尼崎市「本興寺」で行われ、白番・井山本因坊が230手までで中押し勝ちした。これで第1局を制した高尾九段と勝ち星で並んだ。

 序盤、高尾九段の放った黒21手目(16-十一)カタツキから激しい戦いの碁になった。そして1日目は右下隅に黒50目という確定地が出来た。白石は11子も取られている。確かに白には「亀の甲60目」と言われる二子抜いた好形があり、中央に向けて厚い感じはしているが、この図を見る限り、素人の私は白が勝てるとは思えなかった。

71277
 2日目、封じ手が開封され3-三ツギから始まった。この予想は珍しく当たった。この局面の焦点は左辺のコウ争いであるが、素人目に見てもコウ立ては白の方が多いから、一旦三々に繋いで守っても、このコウには勝てるだろうと考えたからだ。

 それから白はこの左上隅の黒石を攻める。そして150手目では左上隅からの黒の大石と中央の白石が攻め合いのような形になってくる。どちらかが死ねば終わりだ。一手一手を食い入るように見る。

712150
 そして、下記終局図。結局、黒は何とか生きたものの、上辺を白に食い破られた。最後に左下隅でひょっとしたら逆転か?という局面もあったが、井山本因坊は絶妙にシノいで黒は全滅し高尾九段の投了となった。

712
 素人にとってプロの対局なんて鑑賞用でしかないけれど、囲碁ってこんなに石を取られても勝てるものなんだというのが素人の感想だ。右下隅ではコウ立てもあって13子取られているし、右上隅でも9子取られてる。もっとも黒も左下隅で12子取られることになるが、それは最後の勝負手で行った結果であって、その前に大方の勝負は着いていたのだからあまり関係ない。

 それに今回は「亀の甲」が二つも出来る珍しい碁で、プロって厚みはこう使うんだというのが良く分かった一局だった。

 
 


« 小金井で起きたアイドル刺傷事件について思うこと | トップページ | オバマ大統領の広島訪問について思うこと »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219908/63682948

この記事へのトラックバック一覧です: 第71期本因坊戦第2局を見て思うこと…囲碁ってこんなに石を取られても勝てるんだな。:

« 小金井で起きたアイドル刺傷事件について思うこと | トップページ | オバマ大統領の広島訪問について思うこと »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ