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2016年6月

2016年6月30日 (木)

第71期本因坊戦第5局、26世井山本因坊誕生なる。

 昨日から福島で打たれた第71期本因坊戦第5局は177手までで井山本因坊の中押し勝ちとなった。5期連続の本因坊位獲得で永世本因坊の称号を得た。60歳から26世本因坊○○と名乗れる。

 第21代本因坊秀哉が本因坊位を日本棋院に寄進してから、5連覇か10回獲得した棋士にだけが得られるのが永世本因坊。井山本因坊は高川格、坂田栄男、石田芳夫、趙治勲、に続くことになった。そして、七冠も維持した。凄いとしか言いようがない。

 今、ニコニコ生放送で局後検討の模様が放送されている。素人の私にはどこが勝敗のポイントだったかは良く分からないから、この検討の模様は嬉しい。

 今局は右上隅27手目から乱戦模様になった。白の大石が危うくなるものの、白は手抜きして白70で下辺に打ち込む。模様の荒らし合いが始まる。そして封じ手からのフリカワリ。果たしてどちらの形勢が有利なのか?控室にいるプロの検討陣も優劣がつけがたい。

 今日の午後に入って、2時間で2手しか進まないような長考の連続。間違えればその瞬間で勝負が決まってしまう展開だが、さすがトッププロ同士、ほぼ互角に分かれる。そして、ヨセ勝負。どちらが上手く先手を取るか?手に汗握るような展開だ。個人的には右下隅での争いが勝敗を分けたのではないかと思っている。

 それにしても井山七冠は凄いな。惜しむらくは彼が国内での日程の都合上、国際戦に出られないことか。何とかならないものだろうか?

2016年6月24日 (金)

イギリスが国民投票でEU離脱を決めたことについて思うこと

 日本時間で昨日の夕方から行われていたイギリスの国民投票で先程、EU離脱が決まった。事前の世論調査では拮抗していたが、先週、残留派の女性議員が射殺されたことにより、世論は残留に傾くだろうと思われていたが、僅差で離脱派が上回った。

 開票がEU離脱の方向に向かうにつれて世界各国の金融市場は大暴落を始め、円は1日で7円近い変動で結局、4円ぐらいの円高ドル安、日経平均株価は1,300円近く下げ15,000円を割り込んだ。心配されるのは年金資金の多くが株式市場につぎ込まれており、どれだけの損失が出ているか分からないということだ。既に昨年5兆円損していると言われ、その上、この暴落だから、想像するだけで落胆は大きい。そして、誰も責任を取らない。

 イギリス国民がこんな決定を下してしまったのも、根本的な原因は新自由主義の行き詰まりなんじゃないかと思っている。ひょっとしたら、これがEU崩壊に繋がるかもしれないし、アメリカのトランプ大統領誕生、各国でナショナリズムが進んで内向きになっていくかもしれない。悪い妄想がドンドン膨らむ。

 果たして、これからどうなるか?とても不安だ。

2016年6月16日 (木)

囲碁の不思議(その1)…何故、江戸時代に?

 3年前から再び真剣に取り組み始めた囲碁だが、歴史やルール等について疑問に思うことが多々出てきた。気がついた時に書いておきたい。

 囲碁の歴史を見ると、江戸時代・徳川家康が碁所を作り、家元四家(本因坊、井上、林、安井)を認めて切磋琢磨したことが、20世紀の終わりまで世界一に君臨してきたに違いない。彼が囲碁殿堂入りするのは当然だ。

 私の疑問は、今のように棋書が豊富にあったり、テレビやネット、あるいは新聞等で棋譜などを簡単に見られなかった江戸時代に、地方出身者、例えば、本因坊道策(島根)や本因坊秀策(広島)という人物が現れたということだ。彼らはどのように囲碁を覚え、強くなったのか?

 平安時代は貴族の嗜みとされ、戦国武将も打ったことは知っている。それがどうやって庶民にまで普及したのかが分からない。まあ、道具は簡単だ。黒白の石と碁盤があれば良い。庶民が那智黒や日向産蛤、本榧碁盤などは間違っても使っていないだろうから、何かしらで代用していたことは推察できる。ルール自体は簡単だけれど、強くなろうと思えば何かしらの努力は必要だったはず。対局相手も多くいたのか?どうやったんだろう?

 個人的な解釈としては、江戸時代に行われていた参勤交代と島根は石見銀山のようなことが関係していたのだ。当然、江戸と地方との行き来があったはずで、江戸で打たれた棋譜も手書き複写されたものが、地方の有力者に伝えられたのだろう。強くなれば俸禄を貰えるとなれば、囲碁に取り組む姿勢も違ったのか?

 こういう推理が案外、面白い。

 

 

2016年6月15日 (水)

舛添都知事の辞職について思うこと

 週刊文春が火をつけた政治資金私的流用疑惑で舛添都知事は今日、都議会に辞職願を提出した。まるでリンチのように四方八方から攻められたら逃げられない。よくここまで持ったけど、出来れば、不信任案を可決させた上で議会を解散して欲しかった。

 確かに明るみにされた事案は最低で擁護は出来ない。でも、ここ数日のメディアの叩き方には寒気を覚える。こいつは叩ける、数字が取れると思ったら容赦しない。同じレベルで舛添氏を推薦した自公に対しては何ら批判しない。それでいて、次の都知事は誰?だと煽る。

 この間、甘利元TPP担当大臣の賄賂疑惑、五輪賄賂疑惑、パナマ文書で明るみにされたタックスヘイブン問題、○○首相の嘘など、政権与党に対する問題は殆ど封じられたままだ。経歴詐称疑惑のある高市総務相が「停波発言」をしてから、完全に現政権の犬状態のTV各局の情けなさったらありゃしない。もっとも、そのTVの情報を信じてしまう人達も悪い。

 おそらく次期都知事も、B層をどうコントロールするか?自民党と一蓮托生の電通が既に筋書は考えていて、盛んアドバルーンを上げている。投票日は7月末から8月初旬だから猛暑に加え、ひょっとしたら台風が来るかもしれない。まして、2期続けて金の問題で都知事が辞めているから、都政への関心だって薄れる。投票率が悪いのは目に見えている。結局、組織票強い自公推薦の候補が勝つという流れだ。果たして、私の下衆な予感は当たるのか?都民でない私は勝手に想像してみた。

2016年6月11日 (土)

”下衆の極み”はマスコミ。

 一昨日の6月9日、歌舞伎役者の市川海老蔵氏が記者会見を開き、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが”乳がん”を患っており病状は深刻であると語った。まだ33歳で幼い子供が2人いる。著名人とは言え、こんなに辛い記者会見は故逸見政孝氏以来かもしれない。彼が”そっとしておいて欲しい”と語っても、相変わらず、自宅に張り付いているマスコミがいるという。そのうち病院へ向かう彼女を追跡するかもしれない。狂っている。

 でも、マスコミは視聴率なり販売部数が増えれば、人が死のうが、その家族がどうなろうが知ったことではない。「知る権利」と称して報道し続ける。対抗策としては、こういう理不尽な報道に対して国民がそのマスコミを潰すしかない。

 こうした報道姿勢は芸能関係のみならず、”ニュース番組”と名乗るものでも一緒だ。○○政権になって、特定秘密保護法やら○○総務相の「停波発言」を受けてか、叩きやすい人物しか批判しない。今は舛添都知事批判一色で、甘利元大臣や○○総務相にむ金の問題は完全に無視している。

 今日の夕方のニュースなんて、国内のことより、米大統領選、モハメド・アリ氏の葬儀、ペルーの大統領選の方が上だ。それでもB層が多数を占めるこの国の人達は”おかしい”とは思わないのか、政権支持率が50%以上ある。そんなにサイコパスが良いのか、呆れかえるばかり。

 今のように情報がない昭和初期でさえ、世相がおかしいと言っていた人はいたが、徐々に弾圧されていって、あの惨禍に繋がった。B層の人ならともかくマスコミのトップ連中が知らないはずがない。自分達さえ良ければそれで良いのかよ!スピンコントロールもいい加減にしろ!と言いたい。

2016年6月 8日 (水)

呆れてモノも言えない。

 もう狂ってる。テレビのない私は夕食時、実家に帰った時しかテレビは観ないけれど、相変わらず舛添都知事の政治資金問題を主に、今度はファンキー加藤氏のW不倫問題だとか?ただでさえ、夕方のニュースショーは食べ物、旅、万引き等を色形を変えてやっていて辟易しているのに、どこかの差し金でもあるかのように、各局似たような番組ばかり。ワイドショーと何ら変わらない。

 参院選に向けての首相の嘘も厳しく追及しなければ、現政権優勢の世論調査ばかりを流す。もうマスコミという看板は降ろせ!心の中で叫んでいる。馬鹿にされているとも知らず、唯々諾々とこれらの報道を鵜呑みにしている人、あるいは、日々の報道に全く関心がない人、気付いた時にはもう手遅れなんだよと言いたい。

2016年6月 3日 (金)

「約束とは異なる新たな判断」・・・政府の言葉に騙されない。

 かつて太平洋戦争ミッドウェー海戦で日本海軍は壊滅的な敗北を喫したが、日本国民には「転進」という言葉を使い騙した。内心では信じていなかった人もいただろうけど、当時の空気が「おかしい」ということも言わせなかった。そして数年後、日本は焦土と化す。

 今は戦時中ではないけれど、言論空間は似たような状況に追い込まれている。一昨日、行われた○○首相の記者会見、消費増税の再延期に関して、ほんの1週間ぐらい前までは「リーマンショック級の経済危機や東日本大震災並みのことが起こらなければ実施する」と語っていたが、アベノミクスの失敗を理由にしたくない○○は「約束とは異なる新たな判断」などということを理由にした。世界中の笑いものである。

 私自身は現在の経済状況を考えれば消費増税などあり得ないと思っているから、延期判断は間違っていないと思う。ただ、○○は1年半前の総選挙の際、「消費増税できる経済状況を作る」と断言したのだから、そうなっていないことの責任を取ることは当たり前ではないか?それを政権交代に関係のない参院選で「信を問う」など狂っているとしか思えない。もっとも、サイコパスだから、嘘を平気でつけるし、言動に整合性がみられないのだろう。真っ当な人なら起こる。

 だけど最近の選挙をみていると悲観的にならざるを得ない。こんな妄言も政府は大手メディアを仕切っているから、何とか正当化しようとするし、それができなくてもオブラートに包むか?あるいは、舛添都知事の問題や芸能人の不祥事といったニュースを連発し興味を反らす。投票率の高い高齢者に3万円を配り「ありがたい」と思わせる。口では「投票に行きましょう」と言いつつも、巧みに低投票率になるような「政治家なんて誰がなっても同じ」「選挙公約なんて無意味」という空気感を世論調査によって作る。

 今すぐ日本がかつてのようになることはないとは思うが、それは昭和初期の方々も同じように感じていたのではないか?今回の参院選は、嘘つきを認めるかどうか、それが争点だろう。

 

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