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2016年10月 8日 (土)

「いのちより大切な仕事はない」 電通過労死社員の遺族(朝日新聞)の記事を読んで思うこと。

  

「いのちより大切な仕事はない」 電通過労死社員の遺族(朝日新聞)http://www.asahi.com/articles/ASJB82FG7JB8UBQU007.html


  昨日、ふと目に留まった記事だったが、自殺した女性の名前を聞いて、ハッとした。電通社員で元東大生の高橋まつりさん。聞き覚えがあった。そうだ、5~6年前、週刊朝日UST劇場というネット番組にアシスタントとして出演していた女性だった。
 聡明でありながら、天然なのかと思えるくらい無邪気で屈託のない笑顔が印象的だった。週刊朝日UST劇場は、元大阪市長の記事を巡っての大騒動から、急遽、放送中止になってしまった。それからはツイッターで当時出演されていた方々をフォローしてはいたが、まさか彼女が既に他界されているとは夢にも思わなかった。
 まだツイッターが残っているので少し読んでみたが、辛くて読み進められない。「女性活躍」などと国は言うが、この勤務実態は人権侵害の何物でもない。ただ、こういう勤務をされているのが、彼女だけではないことに更に驚く。
 政府はホワイトカラーエグゼンプション(通称、残業代ゼロ法案)なるものを検討している。大雑把に言えば、裁量労働制を一般職にも拡大して、労働を時間ではなく、成果での判断を可能とするものだ。私のイメージだと、年俸いくらって決めたら、成果が出るまでは無制限で仕事をさせることが可能だということだ。こんなものがまかり通れば、過労自殺を助長するようなものではないか?
 ここへきて「働き方改革」なんて言葉を出してきたが、それなら、まずホワイトカラーエグゼンプションを永久に引っ込めろと言いたい。いい加減、大企業経営者だけを優遇するような政策は止めないか?新自由主義を続ければ、もっと酷い社会に進む可能性が高い。一部の人間だけが潤う社会なんで誰が望むのか?
 まだ、彼女は24歳だった。配属されて3ヵ月ぐらいじゃないか?なぜクリスマスの日を選んだのか?楽になりたかったんだろうな。ご冥福をお祈りします。ゆっくり休んで下さい。

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コメント

ホワイトカラーエグゼンプションが通れば過労死は減りますよ。
自分で勤務時間を決められるんだから。
夜遅くまで仕事をしたら、翌日は昼くらいに来ても会社側は文句を言えなくなります。
会社側から管理しないで自分で決める仕組みです。

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