今日は節分、恵方巻のCMは減ってきたけれど、相変わらず大量廃棄されてることに暗澹たる思いがする。
今日は節分。ここ数年、関西の一部で行われていた「恵方巻」という風習が話題になり、大手コンビニが全国展開するにあたって大量のCMを打ち、大手メディアもこの風習を盛り上げたせいか、節分には豆まきよりも恵方巻の風潮が主流になってきた。
しかし、SNSが世間の人々のツールとなり、売れ残った恵方巻の大量廃棄や店員に対する過大なノルマなどが問題になった。この事実を知れば、殆どの国民は「もったいない」と思うのではないか?しかし、朝日新聞が取り上げているが、やはり、こんなに廃棄されている。https://www.asahi.com/articles/ASL214VDCL21UTIL01L.html
個人的には、伝統的にこの風習を行っていることに口を挟むつもりはないが、コマーシャリズムに乗ってしまうのは嫌だった。特にTVしか観ない高齢の方は流されやすい。うちでは買わないが、こうした負の背景は知らない御近所さんがわざわざ差し入れてくれる。
何事にも裏表がある。だけど、コマーシャルで成り立っているTVは、大手スポンサーの裏の部分は伝えない。残念ながら、大量に報道されるからか、多くの人達は表の部分だけを鵜呑みにしてしまう。昨今の相撲協会の件に関しても同じようなものだ。
私は食べ物を玩具にするようなことは断じてするべきではないと思う。そういう意味において、今、食品業界は「恵方巻」について再考すべきではないだろうか?
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